Dairy for Paranoid

JUNE 2002

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JANUARY  FEBRUARY  MARCH  APRIL  MAY


02.6.30 Sun.  時を超えて                 7.2 1:25
 6月28日が「とりあえず」入稿でした。朝帰りの午後出社。修正だの、まとめだの、コピーだのしているうちに、23時30分。慌てて入稿物一式もって版元会社へ。24時10分に担当者に手渡して、世田谷線の最終に乗って帰宅。夕食を食べて、久しぶりに新聞を読んで、一息ついてから3時頃に寝ました。ま、10時くらいに起きて事務所に行けばいいかぁ、という気分でした。
 はっと目が覚めたら真っ暗。この季節、朝の4時にはもう外は薄明るいです。「え、何? 夜? 今何時!?」と時計を見ると23時43分! どえええ!? いきなり20時間爆睡ですかい!? まあねえ、ここのところ頭もなんか膨張してる感じがするほど使ってましたしねぇ。眼精疲労も絶好調だったし。「あ〜も〜しょうがねえ。この時間から何もできん〜」とか思いつつ、次に目を覚ましたのは、30日の朝7時でした(笑)。あり?
 いや〜寝た寝た、寝ましたわ〜。土曜日はあっという間に過去のもの。金曜から土曜をかすって唐突に日曜。気分は時を超えてますが、身体は三食抜きのふ〜らふらで、1日分が怠惰に過ぎ去ったことを訴えてくれます。そのうえ、寝過ぎで頭ガンガン。散々でございました。本当は土曜日にいろいろいろいろやることがあったんだよ〜(泣)。
 まぁ日曜日に事務所に出て、フォローできることはしたつもりですが。何より困ったのは、ネットサーフやメールを見たりはできるのに、さて「日記書こう」「レス書こう」と思っても、文章の「ぶ」の字も浮かんでこなかったこと。「書かなきゃ」と思ったとたん、吐き気までする始末。いやはやでございました。
 あ、もう大丈夫ですよん。こうして「日記」書いてますから。寝過ぎで脳が硬直していただけと思われます。かなり自分でも呆れ(苦笑)。

 事務所でブラジルVSドイツ戦がかかってる最中に帰宅。だって、わけもなくドイツ応援していたから。押されてる試合は見るのちょっと辛かったり。
でも、ブラジル優勝おめでとう! 横浜の夜空にひらひら舞う色とりどりの折り鶴が有終の美を飾ってましたね。日本らしい終幕ですてきな演出だと思いました。対して、リオからの画像は国旗の緑に乱舞するカナリアイエローがなんとも鮮やかで眩しかったです。
ドイツのカーン選手のゴールポスト前の放心状態も、それはドラマのワンシーンのような、静かな感動がありました。あの、動かない姿がそのまま「絵」になる存在感ってすごいなあ。
 韓国と日本共同開催のワールドカップ大会がテロなどの危険にさらされることなく、無事に終わることができて、ほっとしました。関係者の皆様にはお疲れさまでした。そして、いい夢を見させてくれた日本チームとトルシエ監督にも最大級の感謝を! 4年後はドイツで、もっと強くなった日本が見られるといいな。

02.6.28 Fri.  修羅場終了間近!              4:57
 今、最後の原稿を書き終わりました in 事務所です。ああ、やっと腐海もとい不快の絶頂が終わった! 一時は進行担当の私が、入稿ビリッケツになるのではと危ぶみましたわ。
原稿のチェック待ちの間に「日記」書いてます。校閲のチェックを直しおわったら、始電で帰って、とりあえず……風呂に入ろう(笑)。
 さて、今度は進行に早変わり。校了日まで、もう一息……三息くらい……?

02.6.24 Mon.  もうすぐ/まだまだ             6.25 7:10
 少しずつ片付いてはきていますが、まだまだ修羅場。多分明日いっぱい。
といいつつ、「掲示板」は楽しく読ませていただいてま〜す。レスなどは週明けに。
いろいろ停滞しておりますが、もうしばらくお待ちくださいませ。

02.6.22 Sat.  サンタ・ジプシー・スーパー・アンサンブル  6.23 14:57
 修羅場でもこれは聞き逃せない「ジプシー音楽」! 横浜みなとみらいホールにて、ハンガリーのロマ(ジプシー)音楽のコンサートがあるというので行ってきました。
 サンタ・ジプシー・スーパー・アンサンブルは、まさに「スーパー」な楽団です。バンドはヴァイオリンのヴォルトオーゾであるサンタ・フェレンツと、その息子を含めた7人構成。それにソプラノ歌手ショーカ・リーナが参加。
 とにかくすばらしい演奏でした。メンバーそれぞれが担当楽器においてソリストとしても活躍し、一定以上のレベルにあるというのは、音色の違いとこなれた演奏で明らかです。ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、ギター、ツィンバロン(チェンバロ)、ハンガリーの民族楽器である木管ターロガトーとヴァダート。それらが奏でる音楽は、クラシックのように堅苦しいものではなく、聞いているうちに手拍子が出てしまうような気楽さと楽しさに満ち、ときには哀愁に帯びて情感を揺すぶる、「音を楽しむ」センサリーなものです。
 ブラームスの「ハンガリー舞曲」、リストの「ハンガリー狂詩曲」、サラサーテの「ツィゴイネル・ワイゼン(ジプシーの人生)」、レハールの「メリー・ウィドウ」から「ヴォリアの歌」などなど24曲に、アンコール3曲。日本の「荒城の月」「浜辺の歌」のメドレーや、「きらきら星」をあらゆるヴァイオリン奏法で奏でるという超絶技巧サーカス仕立てまで、サービス精神も茶目っ気もたっぷり! 観客もノレるところはしっかりノッて、手拍子惜しまず、舞台との一体感がより気分を高揚させてくれました。ブラァボー!
 元々ロマ・ロムニ(ジプシー)に興味があり、またフィドル弾きのトニーとの出会いもあって、ジプシーミュージックやフォークミュージックをとても身近に感じています。クラシックにも、聖歌にも、雅楽にも、フォークにも、ロックにも、歌謡曲にも、それぞれ音楽の魂が宿っています。でも、根源的な音を楽しむ音楽、感覚的な音楽は、ジプシーのヴァイオリンにまず宿り、各地に運ばれていったのではないか。そういう幻想をもっています。
 ときには「カルメン」で聞くような音律が混ざり、ときには英国のフォークのテーマが入り、またアメリカのジャズのようなリズムが混じったり、ウィーンのワルツのよう旋律が聞こえたり。なんとも贅沢な音の饗宴のなかで、至福の時間を過ごしました。

 そのあとは、横浜赤レンガ倉庫へ。夕闇に浮かぶ、窓からポツポツとした光が、まるで生ある証のように洩れている建物には、私が昔訪れた廃虚の面影はありませんでした。明治の建築の優雅さをまとった、横浜らしいエキゾチックな名所のひとつです。
3階のレストランで、地ビールとハウスワインでいい気分になったのでした。
 いい音楽と酒。人生、これがないとつまらない。しみじみ思う1日の終わりです。

02.6.21 Fri.  BOOK-OFF                6.23 14:17
 が隣接する駅に開店。早速覗きに行ってみました。探していた本はなかったのですが、ちょっと読んでみたいなと思っていた本を買いました。著作権者や出版社のことを考えますと、中古本を買うのは後ろめたかったりするのですが。それでも、金欠のおりにはとっても助かります。
あと、私がほしくなるのは絶版本が多いので、そういう掘り出しものに出会えるのはやはり中古本屋さん限定ってことになります。
立ち寄りやすいところに大手の中古本屋さんができて、その隣り駅には図書館あり。拠点駅にも下北沢にも大型書店系の本屋があるということで、ブック・ライフがすっかり充実しました。
でもでもでも、あんまり増やせないのだ。しっかりほしい本を見極めて、部屋が埋まらないていどに抑えて抑えて。

 さすがにちょっとお疲れ気味。家に帰って荷物を置いて、次に気づいたら、電気つけっぱなしで床に転がってたりするので、やばいやばい。最近、いきなり冷えるので、風邪ひき要注意です。

02.6.20 Thu.  ねき                   6.23 13:37
 「大阪弁で『ねきに行く』ってどういう意味?」と聞かれました。「ねき」? あの頭のよくなる緑の細長い葉っぱ? ……それはネギじゃ(減点100)。
 「わかりません」としか答えられなかったのですが、気になるのでサイトをチェック! あるんですねぇ、大阪弁翻訳サイト(笑)。「ねき」は「傍」という意味でした。「傍に行く」……私は「ハタに行く」と言います。「あなたの傍に行きます」は「あんたのハタに行くさかい」って感じ。
ほかにも、関西人は「デパートに行く」と言わず「百貨店に行く」って言うのはホント?とか。そのとおり。「今日、百貨店寄るけど、なんか買(こ)うてくるもんある?」というのは、実家での日常会話です。
 しかし、なぜいきなり大阪弁の話が出てきたのかは不明のまま。

 旬だからと、「あゆ」のお菓子をいただきました。ぎゅうひと餡をカステラでくるんで、魚の模様を焼き入れたポピュラーな夏のお菓子です。もう夏なんだなあと季節を感じてみたり。修羅場の粋な差し入れでした。

02.6.19 Wed.  ふやけたラーメン             6.23 12:58
 『墨野ん家の事情』オオノサトシ(朝日ソノラマ)というコミックに収録の、『山田の弁当』にいろいろいろいろ思うわけです。なかでも共感できてしまうのが、ふやかし3〜4分のところ、15分くらいふやかしたインスタントラーメン。山田君は「すごくふえるよ」とご満悦ですが、友人たちは「すごくまずくない?」と不審そう。ええ、実は私、ふやけたラーメン、好きなんです(笑)。
湯を沸かして、カップラーメンに注ぐ。4分待て、というこの微妙な時間がいけません。待ってる間にテレビつけよう→あ、なんか画面にゴミ?→使い捨てクリーナーで拭く→そのまま捨てるのはもったいないので、そのへんを拭く→興にのってしまう→気づいたら15分経過。あるいは、待ってる間にPC立ち上げよう→メール見よう→メールにURLがある、行ってみよう→ついでにあのサイトも覗いとこう→あ、あそこもしばらく行ってないや→ネットサーフに夢中→15分経過くらいですめばラッキー!
いらちな性格なのでついよそ事はじめてしまい、結果的にふやけたラーメンが完成するわけなのですが。これが意外にイケる。味がよくしみ込んでるし。生卵かけて混ぜ合わせ、黒コショウをふって食べたり(それはもはや別メニュー)。
 本日は、ちょっとラーメン入りナベを火にかけすぎました。しょうゆ味の効いたウニョロ〜ンとなった物体は、やはりそれなりにおいしかったです(笑)。

 すばらしくいい天気。でも急ぎの翻訳が入ったりして、洗濯機回してるどころじゃない。明日は洗濯するぞ、晴れてくれよ〜と「太陽に願いを」……でも望み薄。

02.6.18 Tue.  ワールドカップ表/裏            6.23 12:24
 ワールドカップサッカー、日本VSトルコで日本は惜敗しました。でも、よくがんばってくれました。日本全土が夢をみました。ありがとう!
 中継が事務所でかかっていても、観てるどころじゃない修羅場。帰宅してもテレビつけない状態だったので、どういう試合運びだったのか「?」。ですので、恒例のハイライト君の感想はなし(笑)。

 今回のワールドカップサッカーで、私が釈然としなかったことがふたつあります。
ひとつは件のバイ○ム社の偉いさんが、チケットを先行予約したにもかかわらず手に入らないと人々がパニック起こしている最中に、「私たちのような弱小の会社にこんな大きな大会をまかせるのが間違いだ。でも、今回のことを教訓に、4年後はロジ(宿泊)も含めて、ぜひ当社で扱いたいね」とコメントしたこと。「はあ?」
チケット問題では、個人のみならず、2つの開催国に甚大な損害を与えてるんですが。厚顔無恥にもほどがあるこの会社、FI○Aは擁護の姿勢をとっているとか。スポーツ大会は商業主義でしか成り立たないというなら、それもけっこうですが。せめてきちんと仕事ができて、きちんと責任のとれる会社に委託してくれ。ああ、4年後のドイツが楽しみだなああ!

 あと、「試合実況うるさいねん」なスポーツアナウンサーや解説者の方々と、「審判、あれでいいんかい」な感想は場面場面であったのですが。
かちんときた(笑)のは、コメンテーターらしき人が「日本が負けたら、ワールドカップなど忘れたようになってしまう国民性」だの、「日頃、J-リーグなどを応援しているサポーターこそが、選手とともに喜びあえる真のサポーター」だのおっしゃったこと。
いいかげんにしなされや。今回のワールドカップサッカーにどれだけ税金が使われ、空港、交通機関の関係者、警察、開催都市、キャンプ地の精神的金銭的負担がどれだけ大きかったと思ってるんだ。税金分、日本国民は全員好きなように楽しむ権利をもっておるわ。みんなが日本の勝利にわいた、その気もちに水を浴びせるようなことを言わないでいただきたいです。
あとね。「注目される」というのは、「勝利」についてくる副賞だと思います。負けたら、最悪見向きもされない。それが勝負の世界なのでは。「日本負けたら終わりかい」。まあ開催国ですから、あっさり関心を失うのも寂しいものがありますが。でも大多数の人の正直なところは、そのとおりでしょう。
オリンピックだって、その競技を知らなくても応援するし、日本が負けたら盛り上がらない。ワールドカップサッカーも国家レベルのお祭りなのだから、あまり的外れなコメントはよせってね。いや、だってハイライト君としては、なんかヤな感じしたですよ(笑)。

02.6.17 Mon.  予約は1ヵ月前               6.23 10:57
 取材に出たついでに、JRのみどりの窓口に行きました。実はちょっとした旅行のため、列車の予約が必要だったのです。出発は8月10日、1泊2日。早く予約しておかないと、夏休み旅行のピーク時だしと思いながら、備え付けの時刻表を睨みつつ、用紙に第1希望、第2希望を書き込みます。サラリーマンやOLのぱりっとしたスーツの列に、今からリゾートに突っ込みそうなカジュアルな服装は目立つこと目立つこと(笑)。
順番が来て窓口に行き、ちょっと複雑な券種と枚数の説明をしました。カードを渡してやれやれと、キーボードを打つおじさんの手許を眺めていました。すると、おじさんが怪訝な顔でこちらを見ます。
「これ、8月のチケットですね」「そうですが?」「あ〜、列車の予約は1ヵ月前からなんですが」「は? 2ヵ月前じゃないんですか?」「それは飛行機。航空券なら2ヵ月前からの予約ですけどね」 がーん!
そういえば、私は航空券の予約はしたことがあっても、列車の予約をしたことってないのでした。たいてい当日券か、1週間前に要予約を思い出したらラッキーという程度。今回は1人分じゃないので絶対碓保の決意が、こんな結果に(笑)。
「8月10日出発なら7月10日に発売で、11日分は7月11日発売だから」「わかりました。7月11日に出直してきます」ふふ、世の中まだまだナゾに満ちている(←あのなぁ)。

 友人から手紙が来ました。メルアドもってるはずなのに、アナログ手紙って珍しいなぁと思って開けてみると、新聞の切り抜きが2枚入っていました。
1枚は「ガイド・ブックの内幕」と題して、ガイドブックの作り方に言及したもの(6月11日付「神戸新聞」夕刊)。書き手はフリーライター。今作っているガイドブックのため、自分は一人で関西のミュージアムを回っていること。市販されているガイドブックは、実地取材されたものばかりではないこと。取材先からの資料やFAXなどでのコメントどりで作られた本はまだしも、解説文が既存のガイドブックの孫引きの場合もあるなどなど。
まあ、ガイドブックにかぎらず他の本でも、全部が全部、実地取材されているわけではないです。それはそのとおりなので、現在実地取材中の書き手が、「手抜きの本」を揶揄する気持ちはわかります。私も、長崎県島原半島の記事連載を依頼されたとき、資料だけでは距離感や土地のよさが実感できず、結局自費で現地取材に行きましたから。
でも、予算やスケジュールの関係でどうしても実地取材が無理な場合もあります。そのときに、資料をまる写しするのではなく、手許にある素材からその施設や土地を立体的に思い起こして、自分の言葉でわかりやすく解説していく、というのもライターの力量の部分だと思うのですが。
筆者は、「そういう手抜きを情報化社会と呼んでいる」となかなか痛烈で、「本だからといって信用してはいけません。やはり自分で現地に行ってみて、自分の目で見てみることが大切です。そうすれば新しい発見が必ずあるものです」と結んでいます。
私ならこう書くでしょう。「ガイドブックや本は、未知なる世界への扉にすぎません。『そこへ行きたいな。あるいは行ってみたら何があるのかな』までの手引きが本です。あとは読者が実地に行かれて、本当のところを見てください。その感動はあなたのものです」。

 もう1枚は、ワールドカップサッカーにまつわるエピソード(掲載紙同上)。チケットをもたないまま来日した中国人親子が、「チケットを売ってください」と呼びかけていたところ、スーツ姿の英国人が近づき「友人が来れなくなったので、よかったらどうぞ」とチケットを2枚さしだしたそう。思わぬプレゼントに親子は何度も頭を下げて、スタジアムへ消えたとか。
 チケット問題でケチがついたワールドカップサッカー。こういう話をきくとほのぼのします。特に英国人びいきの私は、よりうれしかったりするんですが(笑)。

 そして、私が興味をもつであろう記事を切り抜いて、さりげなく送ってくれる友人に心からの感謝を! ありがとうございます。

02.6.16 Sun.  ロシアンティーの日             6.17 6:50
 粒の大きい、甘味の強いキイチゴジャムをいただきました。甘いのは苦手なので、パン用には向かず。考えて、紅茶に入れてロシアンティーっぽくしてみました。そしたら、イケる! 「ちょっときぶいかな」くらいに紅茶葉を十分浸した紅茶に、ジャムをたっぷり入れるのがコツ。キイチゴが爽やかな後味でグッドです。梅雨時のじけっとした、食欲のない気分のときに、さっぱりしたこの紅茶はいい感じです。

 そして「ひらひら友の会」の同志もできて嬉しい〜・ メール、ありがとうございます。やっぱり私だけではなかったのね、ふふふ〜ですわ。ぜひ「ひらひら談義」で盛り上がりましょうね!

 土曜の夜から頭痛がひどかったのですが、どうやら復活。肩から首からガチガチだったので湿布貼りまくって、鎮痛剤飲んで。カイロに行きたいけど、このバタバタが済むまではお預けですかね。PCをよく使われる方は、眼精疲労に注意です。

02.6.15 Sat.  ひらひら                  6.16 9:32
 例えばロングコートの裾、マントの裾の翻るさまがカッコいいなぁと思います。風に翻るのもよし。身体の動きに応じながら、時には勢いを与えたり、時には柔らかなイメージを付け加える効果もツボ。“余裕”を感じるんですね。濡れると、それまで曖昧になっていた身体の線が表れたりするのもよかったり。
 とにかくひらひらしているものが好きらしいです。『美女と野獣』(TVシリーズ)にはまったのも実はヴィンセント(野獣)のマントと長い金髪のせい?とか。潮見知佳のコミック『B-EYES』もコートの翻りがきれいなのよねとか。映画『陰陽師』も平安朝の直衣や狩衣の裾だろうやっぱりとか。『仮面ラ○ダー龍騎』を観てるのも、単にライダーナイトの黒いマントのひらひらが見たいだけじゃないのかとか、とか。ついでに馬のたてがみや尻尾もひらひらしてて好き。思わず目で追ってしまいます。
 ……ネコか(……うん、まぁ最近「うみゅ?」とか「うにゅう」とか、わけわからん擬音をよく発しているような気はするけど)。

 企画を考える際に、自分が理解できる範囲内でひねりだそうとするわけです。自分の嗜好から対象読者やテーマを探っていく。そんな頭の中でのぐるぐるした作業から、はたと思いついてしまったわけです……私はひらひら好き〜。いや、「ひらひら特集」なんて考えてませんから、安心してください(って、誰に?)。でも、ひらひら友の会くらいは作りたいかも。わ、私だけではないと思うんだけどなぁ。

 また、しばらく「日記」「掲示板」「メール返信」(は、ずっと滞ったままや)が滞りそうですが、ご容赦くださいませ。
 次回の更新は7月15日前後で、連載2本分の続き+アルファの予定です。

02.6.14 Fri.  Cool Fire                  6.15 9:57
 日本チーム、サッカーワールドカップ決勝トーナメント進出おめでとう! トルシエ監督の後半の森島・市川のカードチェンジは当たりでしたね。長居がホームの森島は勢い1.5割増しだろうし、若い市川も走ってくれました。
森島の思わぬポイントからのバネのきいたゴールも、中田の超技的なキーパー足元急襲ワンバウンドシュートも目を見張るほど見事でした。ただただ拍手を送るのみです。
でも2点取ったからって、守備に手は抜かないでね。終了間際はドキドキしましたわ。あれはチュニジアに運がなかったとしか。1点カウンターくらってもおかしくないですぜ。
 とかなんとか。とにかく16強入りです! まずは開催国の面目を韓国とともども保ったところで、あとは行けるところまで行ってください。冷静でどこか美意識を感じる、攻守の展開に余裕のある今の日本チームを、同じ日本人として誇りに思います。久々に日本が喜びに弾けました。明るいニュースをありがとう!
 ……以上、ハイライト君の感想でした(笑)。
 元より中継を見る気力はありませんが、この日はちょうどインタビューと重なっていたので。取材していた喫茶店に私たちの他に客が一人もいなくて、外の通りから「うおおおお!」とか声が上がるので、街頭テレビ状態? 17時過ぎにひと際高い歓声が上がったので、取材相手の方のケータイで速報を見せてもらいました。「日本2-0チュニジア 日本決勝トーナメント進出!」おぉ、すごい! 帰りには駅のホームや下北沢の駅前で青い人たちが「ニッポン、チャチャチャ!」と騒いでいて、久しぶりにたくさんの人の楽しげな声を聞いたなと思いました。
渋谷、六本木ついでに道頓堀からのニュース映像のお調子者たちには「ええ加減にせぇよ」な感じでしたが(苦笑)。

 昨日の『黄金の犬』に関して、情報ありがとうございます m-_-m。上記の取材相手の方からも「犬は紀州犬ですよ」と教えていただいたり(照れ)。実はネットにも情報が上がってるんですね。マイナー番組かと思っていたら、原作は西村寿行の小説だったり。全9話のシリーズドラマは1980年5月30日〜7月25日(日本テレビ)が初回放映。1991年の2時間スペシャルは、『特捜最前線』の脚本(特に時限ものにはドッキドキ)ですっかりファンになった長坂秀佳が脚本書いていたり。また地上波でやってくれないかなぁと思うのでした。

 午前中は地震、夜は大雷雨。雷光がバリバリ閃き、雷鳴が鳴り響いてすごかったです。雷にどしゃぶりの時間も長かったし、おさまったかなと思うとまた閃いたり。さすがに怖くてPC立ち上げはできませんでした。
本日(15日)はきっぱり晴れてほしいな〜。洗濯物が乾かない(笑)。

02.6.13 Thu.  Cheers for Your Eyes!           6.14 1:47 
 米映画協会が、映画関係者約1800人が選んだ「恋愛映画ベスト100」を発表したそうです(「読売新聞」6月13日付)。“最高の恋愛映画”はイングリッド・バーグマン&ハンフリー・ボガートの『カサブランカ』(1942)。ほほう。2位はビビアン・リー&クラーク・ゲーブルの『風と共に去りぬ』(39) 、以下ナタリー・ウッドの『ウエスト・サイド物語』(61)、オードリー・ヘップバーン&グレゴリー・ペックの『ローマの休日』(53)だそう。なんだか有声映画の黎明期な作品が多いですね。こういうときにタイトルがきっちり出てくるのが「名作の名作たる所以」と申しますか。まぁアンケートをとった世代にもよるのでしょうが。
 でも「男の友情で印象に残っているものは?」と聞かれたら(なんだ、この質問は(笑))、私だって『スティング』なんて出てきちゃいますからね。あとはね、『ヒドゥン』とか『リーサル・ウェポン』とか。いや、また『特捜班CI-5』に転がっているので、ついついつつい。

 昔、サンテレビで放映していたシリーズドラマ『黄金の犬』をご存じの方、いらっしゃいませんでしょうか。すごくおもしろかった印象だけ残っていて、詳細はさっぱり記憶の彼方なんですが。ワンコが柴犬でしたっけ。なんの脈絡もなく思いだして、確かサスペンスフル・アドベンチャーだったかなとか。子どもと彼を守ろうとするワンコの話だったかしら。
あいかわらず、いい加減なマイ・メモリであります。忘れたのなら、忘れたままでいてくれい。気になるでしょがよ(泣)。

02.6.11 Tue.  SFが日常になる日               6.12 5:13
 ウラシマ効果を効果的に使ったアニメ作品といえば、『ほしのこえ』。マニアの間で大変評判になっている作品です。これが上映された劇場が下北沢だったので、随分前に観に行ったのでした。
一緒に下校する中学生の男の子と女の子。しかし、彼女は国連宇宙軍に選抜されて、正体不明の“敵”と闘うために宇宙へ旅立つ。今や二人を繋ぐのは携帯電話のメールのみ。彼女が火星を過ぎ、木星を越え、冥王星に到達するころには、彼女から彼への携帯メールの着信も半日後が1週間後、1ヵ月後そして1年後とのびていく。彼女にとっては1日1回のメール、でも彼にはそれはいつ着くかわからないメール。いつしか彼にとって彼女は遠い存在になる。
外宇宙で敵と遭遇し、緊張と孤独の中で闘う彼女。メールを発信するが、まだ中学生の彼女が発したメールが彼の元へ届くのは10年後だ。
ある日、大人になった彼の携帯にメールが届く。それは中学生の彼女からの時間を超えたメッセージ。そして彼は……。
 監督の新海誠はアニメ誌はじめ、さまざまなメディアに登場し、アニメ界の新星と期待されています。自主制作アニメで、それも一人でPCに向って半年がかりで作り上げた作品。ストーリーもシーンも素人ばなれした完成度には驚かされます。ただ、やはり「一人の作品」であることはいなめず、力の入っているところ、抜かれているところが、アンバランスではあるのですが。
 マニア好みのロボット戦闘ものに、オーソドックスな遠距離恋愛とSF真骨頂の「時を超える」テーマ。でも、今までのアニメの概念を崩す作品です。DVDも出ていますので、一度ご覧になればと思います。
 それにしても、新海誠を宮崎駿と比べるのはどうかと。二人とも表現者ではあるけれど、目指してる方向も、アニメに関わった動機も違っていて、それは比べるものではないと思うのですが。

 さて、とあるヒューマン・フォーム・ロボット(人間形態ロボット)に夢中になっていたら、なんだか人間型パソコン(それもゴミ捨て場に捨てられていた)が出てくる作品を扱うようで、目を白黒させています。に、人間型パソコンかぁあ。まったく人間の想像と創造はどこまで行くんでしょう。
それでも、私とソフィア(iMac様のお名前)の緊張感あふれるつき合いを考えるだに、人間型パソコンとのつき合いはめんどくさそうだなぁと思うのでした。うん、ソフィアが女性型パソコンになったら、絶対“女王様”タイプだもん。「文句があるならベルサイユへいらっしゃい」とか言ってフリーズするんだ、きっと。いやだ……。

02.6.10 Mon.  一難去って…                 6.11 6:37
 溜め込んでいたことを、ぼちぼちと順番に解決させつつあります。いや、まだ全然なんですが。
 とりあえず、うっとおしかった外国からの検索エンジン有料登録のSPAMを撃退しました。やれやれと思う……間もなく、また別の外国の検索エンジンのSPAM到来です。はぁぁ。だから、なんで年間135$も払って検索エンジンに登録せねばならんのか、合理的な説明がほしいわ! 検索エンジンを運営するだけで商売が成り立つというのも、私には不可解。企業サイトからの需要が多いのだろうか。う〜む。
数撃てば当る式のメール攻撃は勘弁してちょうだいな気分です。サイトタイトルが英字なのがいかんのだろうな、多分。

 時間によってサイトに繋がらなかったり(23時〜24時、5時〜7時あたり)、FTPが動かなかったり、サーバにアクセスできなかったり、最近おかしいなとは思ってましたが。ついにサイト表示に不具合が出たようです。htmlソースに問題があるわけではないので、結論をいえばお手上げです。無料で100Mの容量を借りているわけで、あまり勝手もいえませんが。高速処理のためにサーバを移転したわりに、移転してからの不安定ぶりがイタタです、FC2WEB。
 引っ越し含めて考えますので、表示が変という方はお知らせください。まぁ、サーバが落ち着くまで傍観したいのが正直な気持ちですが(笑)。

 忙しいときにかぎって問題が起こるって、これも“マーフィーの法則”なんですかね。私の忍耐力を試そうっても無駄よ。元からきっぱりないんだから(苦笑)。

 今朝は2時からお隣さんの咳で目が覚めました。ゴホゴホゴホゴホ。思わず飴を差し入れてあげようかと思うくらい苦しそう。そのうえ止まらない。聞いているうちに、こちらまで喉がいがらくなってゴホゴホゴホゴホ。風邪がはやっているのでしょうか。どうぞ気をつけてください。隣近所の安眠のためにもね(食の恨みより眠りの恨みの方が深いよ、ふっふっふっ)。

02.6.9 Sun.  日本VSロシア                  23:54
 1-0で、これで勝ち点4。決勝トーナメント出場も夢じゃない!ってことで、おめでとう、日本! 今回は楢崎にまずありがとう。危ないゴールシュートをきっちり押さえてくれました。しかし、ロシアにも言えるけど、日本ももうちょっとシュートが決まればなぁ〜。ゴールポストのバーさえなければよかったのにねぇ(笑)。
でも本当に日本のレベルは格段に上がりました。世界と対等に試合ってて、ボールの方向にだいたい誰かがいるもん。展開のイメージングもできてるし(特に前半)。すごいよ、トルシエ・日本。
 以上、あいかわらずハイライト君の感想でした。今日はご近所がたいへん静かだったので、ちょっと心配しましたわ(笑)。

 またりとするつもりもなかったのですが、やはり寝日曜日になってしまいました。「そうだよ、日曜日は“休み”の日なんだよ」と自分を慰めてみたり(笑)。
 午後にようよう干した洗濯物があっさり乾いてしまった風日和。洗濯物のパタパタあおられる音を聞きながら床に転がって寝てました。いや、はっと気づいたら洗濯物が乾いてたというべきか。そして、机の上の混沌が気になっていながら、床のモップがけに熱中。なんでやねん。ちぐはぐな自分の行動が理解不能。まぁ、床がきれいになったから、よし。

6.10 6:53
 またしても鯖に繋がらず。さては、皆さんサッカー観てからいっせいにネット繋いだのね(ハーフタイムのトイレかい←笑)。自分のサイトにさえ繋がらないしぃ。珍しく「当日日記」を書いたというのに。仕方がないので繋がるまで放置。

 最近、気づいたこと。某スーパーのオリジナル牛乳を違うスーパーの牛乳に変えてみたら、今まで牛乳飲んだらもにゃってたお腹がもにゃらなくなりました。同じようにみえるのに違うのねと新発見(今さらな〜)。いろいろ試してみるのもいいかも。

02.6.8 Sat.  夢みるように                   6.9 10:46
 歯医者の「歯の健康指導」に行きました。汚れも歯垢もかなりのものだそう。あと2回通院決定(笑)。

 歯医者の帰りに紀伊國屋書店に寄ったら、ブックバーゲンしてました。ラッキー! 英和辞書と『お手本は英国流』『男の服飾考現学』『シャーロック・ホームズの時間旅行』購入。ナニをしようとしてるか、一目瞭然ですな(笑)。
 頭の中では「Le Criminel」は完結しているので、今はコレの本編に浸ってます……インモラルな闇の世界のお話に(楽しい。ふふふ)。いっそこの夢の“現実”が、そのまま原稿になってくれたらなぁ。でも、頭から取り出すように文字打ちをしているうちに、考えもつかなかったアイデアや表現を思いついたりもするので、この作業過程もあなどれないのですけどね。

 ペットボトルをコンビニの回収ボックスに入れてます。「そうするように」と書いてあっても、なんか他所様にゴミを捨てているようで後ろめたい気分があったわけです。
キャップとビニールをはずして洗ったペットボトルをもってコンビニに行くと、ちょうど箱を開けてゴミ袋の取り替えをしていました。躊躇しながら近づくと、作業していた茶金髪にピアスの青年がこちらを向いて立ち上がります。
「あ、どうぞ入れてください。どうもありがとうございます」……あぁ、いいなと。まだまだ優しい気持ちはあちらこちらにちらばってるんですね。「邪魔してごめんなさいね。ありがとう」うん、気持ちいい。ちょっとしたコミュニケーションが嬉しく感じる。人間って実は単純な生き物なのかもしれません(いや、私が単純なのか←笑)。

 そして、7000きり番を思いっきり自分で踏んじまったのでした。なんてこったい。あぁ、もう大ラッキー!(やけくそ) ここのところ、あちこちできりのいい数字を踏んでしまってます。だからって、何も自分のところまで踏まんでもいいだろうに。狙ってた方にはごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。がくり。

 鼓動を打ち熱量をもつ個体が、日常のささやかな出来事に、どこから生じるのかもわからない感情を揺すぶられ、熱くなったり冷めてみたり。存在そのものが夢のよう。目の前の日めくりカレンダーは“My Maker”。「As our Maker, God knows us as no one else can.」

02.6.7 Fri.  イングランドVSアルゼンチン            6.9 9:53
 は見ごたえのあるカードでした。審判が信頼できる人だと、見ていても安心(笑)。
事務所で中継がかかっていたのです。TVに背中向ける位置なので、ちらちら振り返って見ていました。ここでイングランドを応援するのは、やはり知った国ですからね。
ゴールはなかなか決まりませんでしたが、あれだけ緊張感にあふれ、あれだけボールが目まぐるしく動くと、飽きませんね。ワンダーボーイ・オーウェンがよかったなぁ。ベッカムのPKも決まったし!

 さて、先日「日記」に書きました乗馬。そうです、ブリティシュ・スタイルとアメリカン(ウエスタン)・スタイルがあるのです。基本的に、ブリティッシュはサラブレッドやアラブ系など大きい馬の乗り方。ウエスタンは、西部劇でお馴染みのクォーターホースの乗馬法です。サラブレッドよりひとまわり小さめで、頑健な印象の馬ですね。
 ブリティッシュとウエスタンの大きな違いは、手綱の形。ブリティッシュはくつわからのびる手綱が輪状。それをまず肩幅の位置でもちます。右に向かわせたいときは右手を引き、左に向かわせたいときは左手を引きます。両手でバランスよく手綱を握れるので、背筋ものびて、乗馬姿はなかなかカッコよし。馬術競技はブリッティシュ・スタイルです。
ウエスタンは、くつわの左右から手元までの2本のヒモが手綱です。鞍の中央部で2本をまとめて右手でもち、左手はヒモの余った部分をもちます。右に向かわせたいときは右手を鞍の中心から左側に引き、左に向かわせたいときは右側に引きます。片手で馬を操れるので、銃をぶっぱなすにはいい乗り方(笑)。西部劇で馬を駆けさせるとき、手綱の端を鞭代わりに馬の肩にあてますが、それはこの手綱の形だからこそ。ブリティッシュ・スタイルの手綱ではできません。また、バランス感覚と耐性が要求される男性的な乗馬法ともいえるかと。
 もうひとつの大きな違いは、ブリティッシュは軽速足(けいはやあし)ができるけど、ウエスタンはできないということでしょうか。えぇ、乗り手にとっては大きな違いです。馬上はとんでもなく揺れます、それも上下に。馬の走るスピードが速くなればなるほど、乗り手はぽんぽん跳ね上げられます。その振動を少しでも緩衝する乗り方が軽速足。ウエスタンにはこの方法がないので、ひと走りすると腰が痛くなります(この辺に耐性が必要)。ブリティッシュに慣れた人は途中でこっそり軽速足でごまかしたりね(自分だ自分←笑)。
 阿蘇山のふもとには、遠乗り可能な乗馬場があります(ひとり乗りで馬場外に出るにはグレードが必要)。私が知ってるのはエル・ランチョ・グランデという牧場。ここの馬はクォーターホースなので、ウエスタン・スタイルになります。馬場内では観光乗馬もできるはず。お出かけの際には、チェックしてみてください。

02.6.6 Thu.  そろそろ…                    6.7 9:20
 忙しくなってきました。いつも思うのですが、どんなに早くから関係者にコンタクトをとって企画書を渡していても、取材日や素材がギリギリになるのはなぜでしょう。微妙に間に合うタイミングなのがなおイヤ。間に合わなければ、すっぱり方向転換できるものを(苦笑)。

 本日、インタビュー1件。7日も1件。10日も1件入る予定(入らなければむしろヤバい)。いろんな方のいろいろな思いやこだわりを実際に聞けるのが、この仕事の醍醐味といえば醍醐味ですが。読者の知りたいことをセリフとしてどう引き出すか、その方の情熱をどう文章に反映していくか、何がこの記事の存在意義なのか、またしばらく沈思の日々です。
 ま、できることを、できるだけやるしかないんですけどね。

 あるハガキにプレゼント番号を書く欄がありました。中の1通に「○番かも」と。「かも」? プレゼントの選択に迷われているようすが端的に表れていて、思わず個人的に好感度UP(笑)。いや、でもここは漢(おとこ)らしく、「○番!」と書いていただきたいところですが(それもな)。
時おり、私たちがどんなに狙っても果たせないナチュラルな笑いを、すらっと書く方がおられるわけで。かなりヤラれた気分の「かも」でした。

 メール、掲示板、お手紙、ずーーーっと溜め込んでおります。こ、今週末にできるところまで。もうしばらくお待ちくださいませ。なんでこんなに溜めてしまったんだろう。「日記」もな〜。

02.6.5 Wed.  オフサイド                    6.7 8:40
 スポーツとまったく縁がないかのように見えるのですが。これでも中学時代は薙刀(なぎなた)をやっていたし、乗馬もひとり乗りで阿蘇山の裾野を駆けるくらいのグレード(級)はもってるんです。ブリティシュ乗馬もアメリカン乗馬もできますぜ、ダンナ(って誰?)。えぇ、でも体力勝負に向いてないことは確か(笑)。

 大学時代に塀内夏子の一連のスポーツコミックにハマったんですね。おかげで、登山やバレーボールの面白さが多少わかったという。テニスの「グランドスラム」って言葉も、この方のマンガで知ったのでした。英国にいたときは、きっちりウィンブルドンへ全英観戦しにいったし……。このあたりのコミックのタイトルがわかる方は、「どうし!」と呼ばせていただきましょう(笑)。
 サッカーについては『オフサイド』で学びました。今、講談社の漫画文庫で出てるのかな。これを読んでいた当時は、実際のプレーが気になって、年末の高校サッカーの試合を大掃除しながら観ていたものです。まだJ-リーグなんてなかったし、ワールドカップも遠い存在でしたさ(年がバレるな)。まぁ、そういう事情でオフサイド・トラップとかわかるよん。オフサイドがわかれば「フラット3」も理解できるしね(笑)。
 スポーツコミックもけっこう有益です。団体競技が苦手で、あんまりルールとか、ポジションの相関がわからない人間には特に。懇切丁寧な新聞の解説図を眺めながら、ふむふむとわかったような気になってます。
 そういえば、テニスは全仏が終盤ですよね。そか、スポーツシーズンなんだ(←今、気づくヤツ)。

02.6.4 Tue.  続・かるかん                   6.7 8:10
 かるかんの箱に入っていた菓子匠の栞によると、かるかんを初めて作ったのは播州明石の人なんだそうな。八島六兵衛という人が、江戸に出て製菓業を営んでいたところ、島津斉彬公にハンティングされて鹿児島へ(笑)。そこで薩摩の山芋と良米に出会い、軽羹を思いついたのだとか。時に安政元年、約140年のお話。「それでこの菓子匠の屋号は明石屋というのか、なるほど〜」なウンチクでした。
いや、なぜ甘いもの苦手な私が、ココのかるかんだけは美味しく食べられるのか。実は味覚が同じ土地をルーツとしているから、という理由だったらおもしろいなと思いまして。でも、今も明石にある老舗の某菓子匠の羊羹はアウトなんだから、この説アテにならず。がくり。

 ワールドカップサッカー、日本VSベルギーは2:2のドロー。日本は勝ち点1。世界を相手に2点もゴールを決めるなんて、日本のサッカーも強くなったもんです。幻の3点は残念だったけど……。トルシエ監督が踊り上がるという珍しいシーンも見られて何より(笑)。
といいつつ、中継を見ていたわけではないのですが。スポーツは終わってからハイライトを見るものだと思ってます。私のいらちな性格には、スポーツ観戦は向きません。
でも、日本VSベルギー戦の中継がかかってる間、いつもは車の音が絶えない前の道路が比較的静かで、ご近所のあちこちのお宅から「やった!」「うおおおお!」とか歓声が聞こえて、微笑ましかったです。
英国のサッカーシーズンがこんな感じ。街路に人通りがなくなって、中継がかかってるパブから時おり男たちの野太い「ウオオオオ!」「ワアアアア!」といった歓声が聞こえてくるという(笑)。

 その英国では、4日、エリザベス女王即位50周年記念式典が行なわれたのですね。フィリップ殿下とともに、健やかに過ごされますようお祈りしています。王室や皇室について、さまざまな意見はあるでしょうが。しかし、その存在が国民性にひじょうに影響を与えていることは確かです。それを階級制度の「悪」ととるか、心に「要」をもつ者の強さや寛容ととるか、それは人それぞれですけどね。

02.6.3 Mon.  かるかん                     6.4 8:17
 をもらいました。事務所内で、九州方面に取材に行った方からのお土産だったのですが。甘いもの苦手なくせに、実はかるかん(軽羹)は好物な私。それも明○屋のときたらねぇ。餡が少しだけ入ってる、この微妙な甘さがいいのだ。そして、その日のうちに4コ食べてしまいましたとさ。ふふふ、幸せ。

 連絡すべき相手が電話に出てくれて、さくさく話が進められるっていいなぁ。なんだかそういう日だったのです。「今日の星占い」はあんまりよくなかったんだけどなぁ。という私は、『めざましテレビ』『とくダネ!ファイル』をチェックしています。「今日の占い Countdown Hyper」と見られるときは「今日の占い 血液型選手権」。これで完璧(笑)。

 お約束ひとつUP。もうひとつは……創作モノです。明朝までにはUP希望。
宿題はちょっと見通したちません。お次に控えしは、そう、解説・感想なのです。相変わらず体験談とかに比べて時間がかかってます。もうちょっと煮込みます、ぐっつぐつぅ。

02.6.2 Sun.  バラの花が                    6.3 6:23
 きれいです。昨日水切りしたバラですが、どんどん花弁が開いて満開です。バラでいつも思うのは、その花弁の重なりの妙技。重なりの影の部分、花弁の色のグラデーション……絶妙の美しさだと感嘆します。やはり自然にまさる芸術家はいません。

 その自然サマがご機嫌ナナメだったらしく、なんともジメジメした重苦しい1日でした。湿気が下りて、頭ガンガン。沸かしたばっかりの風呂場に入ったときの、あの水気を含んだ空気の中にいるような息苦しさで、朝は8時まで、昼寝3時間、夜は9時には寝る、な感じでした。夜中過ぎてもムシムシしてたし。これから、こういう日が多くなってくるんですよねぇ(溜息)。
それでも夕方には、ビデオのダビング頼みに飯田橋まで出かけたり、吉祥寺までモノを探しに行ったりしたのですが。ビデオ・ダビングは3日に引き取り。でも探し物は見つかりませんでした。1:1でドロー(笑)。

 日曜日の寝起きの定番と化した『仮面ラ○ダー龍騎』ですが、またライダーがふえました。今出てるのは、ネットジャーナル記者=龍(赤)、喧嘩屋=コウモリ(黒)、弁護士=バッファロー(緑)、喧嘩仲裁屋=エビ?(ピンク)、ゲーマー=サイ?(灰色)、脱獄囚=コブラ(?)でいいのかね? ファンにどつかれそうな覚え方ですが、名前覚えられないからしょうがないっす(泣)。死んだ刑事=カニ(黄色)がいたから、今何人?7人? あと6人かぁ。私が寝てる/知らない間に出てきたのもいるかもね。
ライダー同士で派閥もできつつあるようで、人間三人寄れば派閥ができるからなぁと、変なところにうむうむしてみたり。

 あと、日曜日のなんとなく見ちゃってる番組は『B-WAVE』。朝10時〜、テレビ東京の放送なので全国版ではないかもしれませんが。現在のぼり調子(勝ち組ともいう)の、特に中小企業のキーパーソンに登場願い、また企業内のシステムを見せることで、「成功の秘訣/秘密」を探ろうというもの。30分番組ですが、番組の視点、そして登場する企業家の視点がおもしろいです。
普通の生活でも、こういう発想の転換、モノの見方の変換は参考になります。

 テレビついでに、1日の『京都・奈良万葉の旅連続殺人!』は今いち。だって、奈良も万葉も出てこないんだもん(泣)。事件が起こったのは滋賀で、あとは東京で片付きました。『万葉集』の句がヒントになっているわけでもなし。あんまりタイトルを大仰にしすぎると、期待して見てがーっかりってことになるので、考えた方がいいですよん>番組編成局の方。
 飯田橋で、旅行会社の旅行パンフレットのスタンドを眺めていたら、「京都・奈良 万葉の旅」が本当にありました。作りやすいコースではありましょうが。昨日の今日でタイミングがよすぎ〜。しばらく笑い転げてました。

9:56
そして、また鯖につながらない。先日の鯖の強化移転以来、なんだか不安定ですね。

02.6.1 Sat.  マダムな日                    21:25
 相変わらず5時起き。風呂を沸かしている間に、昨日の日記を書きました。午前中は、洗濯機が回っている間に、27日にいただいた花束の活けかえ。
ユリは強いですね。特に純白のカサブランカがすごく甘い香りを放っています。蕾もたくさんついているので、次々咲くのが楽しみです。白の花弁の縁に濃紫が入ったトルコ桔梗も、真っ白なベルフラワーも綺麗。オリエンタルリリーもピンク・赤紫・白が入り交じった微妙な色合いの花を咲かせています。
 どちらかというと、白い花より色のついた花の方が弱いのかな〜。黄色やピンクのふわっとした名前のわからない花や、カスミ草、エニシダに似た黄色の花は枯れてしまったので抜きました。しぼんだ花は切って体裁を整えて。
 ピンクのバラ5本もしんどそうだったので、水切りして、別の花瓶に活けました。午後には花首も葉もすっきりのびて、花びらも張りを取り戻し、香りもひときわ鮮やかに復活。
 光るような夏の日射しを受けながら、花に囲まれて、なんだかマッダ〜ムのような1日の始まりでした。

 あとはひたすらPC打ち。のはずが、テレビをぼ〜と見ていたり(笑)。12時から『美しい喪主があばく音のトリック1−1=1の謎』(このタイトル……美しい喪主って何〜)、15時50分から『お礼は見てのお帰り ナニワのべっぴん刑事・初春に舞う!』(花火が豪華でした。大阪下町の人情話。お約束のお見合いギャグ付)、ただ今『京都・奈良万葉の旅連続殺人!31文字に隠された複合動機の謎』(もう奈良・万葉とくれば見ないわけには)。ふふ、ミステリー三昧。

 久しぶりにダイ○ンエアコン「うるるとさ○ら」のCMを見ました。「もうどうにでもして〜♪」健在(笑)。かわいい、かわいい、かわいい〜o^0^o しばらく放映してくれるのかな。こんなに見たいな〜と思うCMは初めてだったり。


Made with Stone Diary



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