Dairy for Paranoid

JULY 2002

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AUGUST


02.7.31 Wed.  暑い暑い                 8.1 4:48
 で毎日過ごしています。特に夜の暑さは何やねん。暑さで目が覚めるのがいやんです。
 3時ごろから上階の住人がドタバタする音が聞こえていますが、眠れないのでしょうな。私も起きているから、音が耳に入っちゃうのですが。まぁここ2、3日は夜半過ぎの洗濯機も掃除機もなく、その点、穏やかでけっこう。

 イロイロが始まる前の停滞期間に入っています。実作業に入れば、時間的に慌ただしく、物理的に忙しくなるのですが。停滞期間は精神的に疲れます。じりじりじりじりじり。スケジュールを出してくれ〜! GOサインを出してくれ〜! 先週は獲物を狙って身を伏せジリジリしているケモノの気持ちでしたが、今週はコロンと腹見せ、肉球ムキュムキュしているネコ状態です。「もうどおにでもして〜♪」あせったってしょうがないやね。
 とかなんとか、本日は素材や企画の仕込みで電話かけまくりましたが。ゆっくりゆっくり動き出してはいる……のかな(笑)。

 「ホルストの『惑星』」、かなり改稿しました。

02.7.30 Tue.  『惑星』                 7.31 7:24
 何を思ったか、いきなりの更新。何を思ったか、いきなりクラシックです。クラシックなのになぜ<Songs>の項目なのか、それは読んでのお楽しみ〜。
きっかけはN○K「名曲アルバム100選」(笑)。「あ、『惑星』の木星がかかってる!」とTVに目をやったら、チェルトナムの町並みやホルスト博物館が映っていて、もう懐かしさまっしぐら! BGMは小澤征爾&ボストンシンフォニーオーケストラの『惑星』です。書いている間に、ホルスト博物館に再現された「ヴィクトリア時代の暮らし」が思い出されて、しばしタイムトリップ。寝室や屋根裏部屋、台所、洗濯部屋に当時の調度や用具が置かれていて、生活が体感できるのです。あの時代の雰囲気、やはりいいなぁ。
 う〜ん。UPした文章で、もしかしたら謎に思っていらしたことが解決するかも(ふふふ)。故ダイアナ妃の葬送になぜ「あの曲」が使われたかとか、ご興味がおありでしたら、どうぞ。

 どうやら睡眠不足のツケが来た夏バテもどきで、体調今いちなのに何をやってるんだか。切羽つまると身体をいじめたくなる……ってマゾですかい(いや、どっちかとゆーと……)。
どうも質より量になってる気がします。7月の一連の更新、1ヵ月後(くらいで、完全に客観的に読めるようになります)に読み返すのが怖いのですが。そう言いつつ、近々あともう1本UPしようと思ってます。大丈夫かなぁ〜。

 山田睦月の『水と器』(新書館 ウィングスコミックス)を買いました。この方の描かれるお話はどれも好きです。難しいストーリーではないのに、芯に重いテーマがあって、それがたまに透けてみえる。この「透け感」がたまらなく好きです。そしてカバー裏の4コマも絶好調(笑)。
 この季節にいい感じの水気をいただきました(ぺこ)。

02.7.28 Sun.  ミステリーツアー             7.29 9:15
 行き先不明の旅をしました。といっても、ミステリートレインなどのイベントではなく、個人レベルです。知り合いの方がセッティングしてくださったのですが、到着するまでどこに行くかも、またその町の何を訪ねるのかも不明の旅です。
 新宿駅に7時半。東京へ出て、なんと新幹線こだまに乗車(ココですでに目がテン)。函南(かんなみ)までのチケットからは、県名さえ想像できないのですが、箱根トンネルを作る工事のポイントになった地だそうです。到着したのは豊橋。豊橋から名鉄で東岡崎へ。そう三河の真只中。徳川家康が誕生した岡崎城のある城下町です。
まずは乙川を渡って岡崎公園へ。橋のたもとに茅の輪をつけた笹が立てられていて、厄除けかなと気になりました。竹千代通りには菅生神社があり、祭神は天照大神、須佐之男命、豊受姫命、合祀に菅原道真、徳川家康。お伊勢さん、お稲荷さん、天神さん、東照宮が同居する神社は珍しいなと思いました。この神社の例祭で見られる、水上を遊泳する金魚花火は有名だそうです。
 岡崎城内部と徳川館を見学。徳川館では、歴史の教科書で見たことのある家康の肖像画や書跡が展示され、三河の歴史がわかりやすく説明されていました。けっこう徳川通になったかも(笑)。

 そのあとは商店街や住宅地を抜けて歩きました。「?」と思っていると、「電車通り」のある一角へ。この通りは、往時は路面電車が走っていたそうで、当時の写真に映る一角が、今立っているところからの景色だそう。なるほど、今回お連れくださった方は鉄道ファンでいらしたのでした。お話を聞くと、実は岡崎周辺は戦前は路面電車の大国だったようです。あちらこちらに会社の違う路面電車が走っていたようで、不勉強なので路面電車といえば1都1線の感覚しかない私には驚きでした。特に「電車通り」の路面電車は、国鉄からの貨物を接続して走っていたそうで、町中を貨物がトコトコ走る風景が見られたそうです。
まったく知識のない私には、確かに若干道幅が広いかも〜くらいの感想しか浮かばなかったのですが(笑)。せめて電車本体の展示とかがあれば、印象も変わったでしょう。
それよりも、商店街を何気なく歩いていて見つけた晴明桔梗紋にびっくり。あの紋って案外ハデですね。道の向こう側からでも「あ、晴明社だ」とわかりました。岡崎晴明神社、ちょっと立ち寄ってみたかったかも(笑)。

 お昼を過ぎる頃になったので、目についた喫茶店へ。ところが軽食がな〜い。トースト類はバタートーストからあんトースト(さすが名古屋圏や)まであったのですが、外の暑さにパサパサしたものはちょっと……。なのでアイスコーヒーだけお願いしました。すると、ゆで卵とあられの小袋も登場! すきっ腹に本当にありがたいお心遣いでした。こういうところ、姫路とか名古屋圏とか好きだわ〜・

 「次行くところが本日のメインです」との謎めいたお言葉に導かれ、20分ほど歩いて到着したところ。一見して両側に並木のある二車線の普通の道路です。ただし、ずっと彼方まで、起伏はあるもののほぼ一直線の見事さでしたが。
「ここの意味、わかりませんか?」「道は見事に真直ぐですね。でも何なんでしょう。わかりませんねぇ」「ここの並木、ポプラなんです」「ああ」
 なるほど、そういうことでしたか。そういえば、知り合ったのは『キャプテンフューチャー』がご縁でしたね。
サイトで「ポプラ通り」を検索されたら、「札幌のポプラ通り」と「岡崎の竜美丘ポプラ通り」が出てきたのだそう。全長1.2kmの「岡崎の竜美丘ポプラ通り」がココというわけです。ポプラは風に弱いうえに、木の寿命も30年ほどらしく、古い木を切って新しい木を植樹し、生い茂る葉を剪定して、と手入れもたいへんらしいです。それでも切られた古株から新芽が勢いよく伸びているのをみて、「強いなぁ」と感嘆しました。
通りを岡崎駅方面に歩きながら、「ポプラ通りがあるなら、小さな白い家も」と探しましたが、残念ながら該当家屋は見当たりませんでした(笑)。
 『キャプテン・フューチャー』の作者エドモンド・ハミルトン Edmond Moore Hamilton(1904-1977)は、米国オハイオ州ヤングスタウンの出身。 1940年に Captain Future を発刊。なので、カーティス・ニュートン=(イコール)アメリカ人、ポプラ通りも当然アメリカのイメージがありました。まさか日本にもポプラ通りがあろうとは。驚きました。

 帰路は浜松からこだまに乗って、19時半帰着。そのあとライブに行かれるという方を無理に夕食にお誘いしましたが、結果、開演時間に遅らせてしまいました。かえって申し訳ないことをしました m-_-m。

 実は、すべて他人まかせ、行き先もわからずという旅は初めてです。時間のメドも立たず、どこに観光ポイントがあるのかも尋ねなければわからない旅というのは……wonder-fullで面白かったです(笑)。すっかり体内磁石が狂い、何かに酔ったような気分になりました。
 同行くださった方はお疲れだったろうなと思います。たぶん気遣い2倍、気疲れ2倍でしたでしょう。でも道路見ただけで、「あ、これ『キャプテンフューチャー』のポプラ通りですね」とか、「今夜あるライブはあの大野雄二氏のですね」とか、どう転んでもヒントがないかぎりわかりませ〜ん(微苦笑)。せっかくのセッティングに、すぐ気づかない鈍感ぶりで申し訳なかったです。

 男の旅と女の旅の興味深い違いも発見して、なかなかに有意義な1日でした。

02.7.27 Sat.  彼方からの便り              7.28 6:10
 メールを開いてみたら、なんとロンドン時代の会社の先輩からメールが! 検索でこのサイトを見つけられたそうです。
ちょうど次のキリ番リクエストの「パリの憂鬱」を書くために、当時を思い出していたところで、そのタイミングの妙に驚きました。まるで呼び起こした過去からメールが届いたようです。その方、今は別の会社にお勤めで、パリで活躍されている旨。なんとも懐かしく、懐かしさのあまり返事の言葉が出てきません。
もしご覧になっておられましたら、「無事にメールいただいております。思わず懐かしさで胸がつまってしまいました。サイトを見つけていただき、そのうえメールをいただいてうれしかったです。お返事いたします」。

 外国から絵葉書が届きました。時間も足りないほど内容豊かなご旅行でしょうに、わざわざ書いていただいたのだなと嬉しくなりました。外国からの手紙は好きです。その地の空気まで運んできてくれるようで。知らない地を旅しておられる方を思って、こちらも楽しくなりました。ありがとうございます。

 風呂を沸かしすぎたので、有り余るお湯を有効に使おうと風呂場の床掃除をはじめたのですが、湯気にあたってすっかりげんなり。たまにはゆっくり湯舟に浸かってと思ったのに、気分が悪くてそそくさと湯を落すハメになりました。すっかり本末転倒(笑)。
 午後にはいきなり机の整理を始めてしまって、これが真夜中までかかったり。本がいかん、本が。床に置きだしたら最後、冊数の感覚が鈍って増える一方なので、どんどん机に積み上げてます。……それもどうよ。
1週間前に腰丈サイズの本棚を頼んだのですが、在庫切れで2週間待ちなんですよね。来週には来るのかな〜。早く整理したいな〜。

02.7.26 Fri.  イタリア料理               7.28 6:00
 仕事関係の方と、知る人ぞ知る?のイタリア料理店へ行きました。賑やかな通りから奥へ入った静かな住宅街にあるお店で、確かに東京の喧噪を忘れる静かなお店でした。なぜかシャンソン流れてるし。
 キールロワイヤルの食前酒から始まって、ヌーベル・キュイジーヌ風イタリア料理が次々と。トルティーヤの前菜、マグロのカルパッチョ、トマト風味ほぐしカニ入りパスタ、アスパラガスほか季節の野菜添えタイのグリル、子牛肉のグリルのバルサミコソースがけ。デザートは2種選べて、ベリーのシャーベットとオレンジのコンポート。ワインは若めの白ワインでさっぱりと。お店の方の給仕がなかなかプロフェッショナルでした。日本人のお店なのですが、ロンドンの私の気に入りのフランス料理店を思い出させてくれました。
 そのあと、ずっと気になっていた隠れ家風のバーに行って、シェリー酒を。こちらのお店はスペイン風(笑)。
 久しぶりに落ち着いた雰囲気で、美味しいものをいただきました。

 美味しい食べ物と旨い酒、前向きな話。たまにそういうアクセントがあれば、人生楽しいものだなと思います。憂えることが多い昨今だからこそ、たまには、ね。

02.7.25 Thu.  Bad Dream                7.26 10:55
 校了してやれやれ。今ごろは版の修正も終わって印刷にかかってるころだな〜と事務所での〜んびり。そこへ1本の電話。「はい、雑文堂です」「あ、雑文堂さん! たいへんです! テレカの写真が入稿されてません!!」「えっ!? 何? テレカ? 何ページですか」「37ページのテレカイラストの」「あれ、入稿しましたよ」「入ってないんですよ。そこだけ画像データが抜けてて。リンクはずれかと思ったんですが、実データがないんです」「ええっ、そんなはずは! だいたいもう印刷かかってるでしょう。なぜ今ごろ……」「今、印刷機止めてるんです。大至急、データお願いします」
 えっえっ!? テレカ、テレカ自体は○○さんの机に。ない?ない? あ、あった。よかった。これをスキャンしてデータにすればいいんだ。でもどこでデータ化すればいい!? 編集部だれもいないし、デザイナーもつかまらないし。新宿にデジタルプリントセンターがあったよな。いや、いっそこれを印刷所にもっていって、そこでデータ化してもらう!? そのほうが移動時間短縮できるし、スキャニング代も安くいくはず。飛び込みでスキャンできるか聞かなきゃ。
最速で頭を回転させながら、テレカを封筒に入れて、空きMOをひっつかんで、編集部から飛び出す。印刷所の電話番号をケータイに打ちながら、階段を駆けおりる。「タクシー、タクシーつかまえなきゃ」

 ところで、目が覚めました。心臓ばくばくばく。うわぁ〜夢?夢かよ! なんで寝てるときに、脳内仕事してるんだ。それもトラブル対処かぁ!
なにより、あまりのリアルさに正夢になるじゃないだろうな〜と恐怖してみる。ここで公開しておけば、逆夢になるだろう。あぁまったく……疲れました。ちなみに印刷段階まで画像データが入ってないのがわからないなんて、ありえないんですけどね。その前にわかります(あはは〜)。

 夕べはちょっとした飲み会で、ほどよくお酒が入って寝たのに。おかげで上の住人が何をしようと起きない自信があったのに。自分で自分を起こしてどうするんだぁ! ということで、本日(26日)の私はあまり使いモノになりません。はぁぁ。

02.7.23 Tue.  すいか                  7.24 8:26
 「牙磨き」第2弾。先日は上の歯。今日は下の歯です。問題は、舌をどこに置いておけばいいのか。私が意識する前に、せっせと作業の邪魔をしているようです。「舌、少し下げていただけますか?」さ、下げる?どこへ? 意識しだすとよけいに邪魔に思えて、心中じたばたしていました。今度は9月に歯茎の腫れがおさまったかチェックするそうです。まだ終わりませんね(ふう)。

 大玉のすいかを1/4いただきました。赤く熟しておいしそうです。水曜日がゴミの日なので、夜、包丁を振るって、一口サイズにカットしました。カットスイカですね。タッパーに入れて冷蔵庫へ。皮はビニール袋に入れて冷凍庫へ。朝のゴミ出しまで、これで匂わないはず。
 タッパーに入り切らなかった分をいただいたのですが、歯垢を取ったばかりの歯にしみる〜。ツキーンって感じです。タイミングが悪いなぁ。でも食べごろの甘さだったので食べちゃいました(笑)。あと何日すいか三昧かな〜。一人暮らしにすいかは、おいしいけれど、ちょっと困りものだったりします。その前にトマトうっかり6コ入りパック買ってしまって、毎日何かしらトマトだったし(笑)。

 商店街のセールでクリーニングが割引きだったので、シーツやしばらく着ない服をもっていきました。先日、毛布をもっていったのとは別のお店です。自宅の回りに6軒もクリーニング店があって、よりどりみどりなんですね。
毛布をもっていったお店は、大学生くらいのブリーチかけた派手な女の子が店番で、預けるときも受け取るときも無言で面倒くさそう。すごく印象が悪かったので、今度は自宅にいちばん近いお店に行ってみました。こちらは、店番の女の子が黒髪のボブで、化粧もナチュラル、笑顔がかわいくて気持ちよし。ちょっと割高に思えたのですが、こちらに決定。思わず会員にも申し込んでしまいました。まんまとお店の作戦にはまってますか(笑)。
 地区に6軒の過当競争では、接客態度も大切だと思うのですけど。他にも、大きなワンコがいて英会話教室もやってるクリーニング店とか、夜間受け出しにコインロッカーを改造して使ってるお店、染み抜きや高価な服をおまかせできるような専門的なお店もあって、個性や専門性で勝負なんだな〜と興味深く眺めています。

02.7.22 Mon.  サイト開設一周年             7.23 7:58
 いや、何ごとにも飽きっぽい私がよく1年も続いたものだと、ちょっと感心しています。2回ほど閉鎖を考えたこともありましたが、それでもこうして続けてこられたのは、来てくださる皆さまのおかげです m-_-m。
びっくりするのは、私が本当に参っているときに、タイミングよく励ましや「こうしたらいいですよ」とアドバイスをくださる方がいらっしゃること。あるいは古い知り合いや友人が来て、足跡を残してくださったり。つくづく甘やかされた管理人だなぁと思います。

 自分で開くまでは、サイトというのはひどく一方通行の世界だと思っていました。例えば本や雑誌なら、まず企画について打ち合せがあり、内容について会議をし、イラストや写真を発注し、原稿を取材相手、校閲や責任者にチェックしてもらい、デザイナーが体裁をデザインし、進行や印刷会社の担当者の管理の下、ようやく完成をみるわけです。それに比べたら、自分で書いたものを、自分でデザインして、自分で公開する。それも距離もタイムラグもない、見たい人が自由に見られるグローバル発信。原価を考える必要も、利益を出す必要もない。売り上げに一喜一憂することもない。それはひどく独りよがりで、自己満足に終始するものに思えました。だから、ある部分、自分の欲求不満解消のために作りました。去年の今ごろは、言ってもそんなに忙しくなかったですし(笑)。

 違うんですね。一人の世界だからこそ、他人(ひと)様のご厚意やちょっとした反応が本当にうれしく感じる。自分が好き勝手する以上、自分がすべての責任を負い、一切の言い訳が通用しない。純化された「自分の世界」だからこそ、実は他人様との交流がとてもダイレクトに図れるのだと気づきました。なかなかにスリルとサスペンス、そして大いなる喜びをもたらしてくれます。

 私はご存じのとおり私的な感想文を書くのが苦手です。仕事では書きますけどね(笑)。苦手なものを考えている時間も今はありません。ですから、よほどのことでないかぎり書きません。自分がこの体たらくなので、読んでくださる方に感想を求める気もちもありません。読んで笑って、ほどよく暇つぶしでもしていただければ幸いです。
 そのうえで、私には艱難辛苦に思える峠を越えて感想をくださる方には、三拝九拝の御礼を。ありがとうございます m-_-m。

 1年経って実質的に何が変わったかといえば、どうやら1日では読み終われないほどには中身がふえたらしい、ってことだけですが。あと、メールや「掲示板」のレスが滞ったりしていること。すみません。どのお言葉も、どの書き込みも大切にいただいています。
のんびりやっていきますので、どうかのんびりおつきあいいただければと存じます。
 1年ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願い申し上げます。


 通常日記:22日の午前3時に上階の住人が洗濯機を回し(それも2回な)、23日の午前4時には隣りの大学生が泊まったらしい友人を見送りに出て、ドアの前でしゃべり倒してくれました。熱帯夜で眠れないのはわかる。大学生が夏休みなのもわかる。でも、でも……泣いていいですか。

02.7.20 Sat.  梅雨明け宣言               7.21 5:53
 ここ4、5日はすっかり盛夏の晴れっぷりで、いったいいつ「梅雨明け」になるのだろうと思っていました。今日でしたか。今年の関東地方の梅雨は、梅雨らしくよく雨が降りましたが、これで水瓶は大丈夫なのかな。
 ちょうど地域のお祭りで、商店街では屋台で焼きトウモロコシや焼そば、磯辺焼きによく冷えたビールを売ってたり、駅前では太鼓演奏や子どもの踊りがあって賑わってました。はっぴにはちまきの男性や子どもたち、浴衣の女性たちがそぞろ歩いて、狭い通りが色とりどりに混雑してましたが。ちょうど梅雨明けに重なって、今日から本当に夏ですね。

 とにかく暑いので食欲減退気味。お腹は空くのですが、いざ冷蔵庫開けて食べ物触りだすと、食べたくなくなっちゃいます。ので、今年初めて冷やむぎを作ってみました。これが、水がぬるくて全然冷えません。皿に大量に氷をぶちこむと、みるみる溶けていく(笑)。はい、おいしくいただきました。やはり夏は冷しものがいいなぁ。

 寝ている耳にンゴウゥゥゥゥン、ンゴウゥゥゥン、カシャカシャカシャという機械音が響いてきます。夢の中の音にしては、頭の外から聞こえてくる。これは何の音だろうと寝ぼけた頭で考えて、「掃除機!?」。今何時!?と飛び起きると、午前3時半。お〜い!
上階の人なのですが、この夜中にお掃除中らしいです(泣)。吸引・排気音と、床の木のつなぎ目に吸引口が当るカシャカシャカシャという音が、カンカン降ってきます。私も夜中にとーとつに整理整頓したくなることがありますが、さすがに掃除機はかけないぞ! 15分ほどして音がやんでホッとしたら、水が大量に流れる音が。今度は風呂掃除かよ!!(怒)
 おかげで寝そびれた20日未明。夜は、しばらく関西に帰る友人を囲んで、3人で飲み会だったのですが。ビール1杯でネムネム〜。あぁもう恨むぜ!ミッドナイト・スウィーパー!!

02.7.19 Fri.  牙磨き                  7.20 1:30
 父が使う迷用語が数々あるのですが、「牙磨き」もそのひとつです。一般用語に訳せば「歯石除去」(笑)。その「牙磨き」に行ってきました。
「痛みがあるので、麻酔しますか?」と言われて、震え上がりました。歯関係はホントに苦手なので。「緊張されてますね」「はい。怖がってます」と素で答えるほど怯えましたよ(笑)。とりあえず麻酔なしで、どうにも耐えられなかったら考えましょうということで始まりました。たまにチクッとはしましたが、血まみれになったわりには、あれ〜全然平気。むしろむず痒いところに手が届くような気持ちよさを感じたり。私ってヘンなのでしょうかね。
 ついに糸楊子(デンタル・フロス)を使うようにと言われてしまいました。手間だけど、仕方ないですね。ちょっと特殊な(というか、ヘンな)歯並びなので、歯間ブラシが使えないのが残念。ブラシの方が楽そうなんだけどな〜。これが琴糸だったら必殺妄想もできるのにと思いながら、巻かれたフロスを眺めてみる。

 大学時代の恩師が急逝されました。去年の春、定年で大学を退官されるとのことで、学科の論文誌に「お疲れさまでした」文を寄稿しましたのに。退官されて1年ちょっとでの訃報。私の在学当時もそれ以後も、大学のフランス文学科の長でいらっしゃいましたから、退かれて気が緩まれたのでしょうか。同窓の友人と連絡を取りながら、だんだんしんみりしてきて、気分がへこんでます。
 明日がご葬儀。弔電、無事に届きますように。

02.7.18 Thu.  また日半ば                13:15+7.20 1:05
 の「日記」です。今晩は書けないので、早めに(笑)。

 「PALETTA Vol.4」(エンターブレイン刊)、本日発売です。表紙で引かないでくださいね(笑)。中身は18禁モノなし、健全な「クリエイター取材」誌ですから。クリエイターに興味がおありでしたら、女性の方もどうぞ。

 ときどき2○ゃんねる同人板の「サイト運営に疲れた管理人の憩いの場。」を覗いて、ニラ茶(旦~)をいただいてます(笑)。別に疲れてるわけではないのですが、「サイト管理してると、こんなこともあるんだ」という事例が覗けて重宝しています。匿名書き込みなので、けっこう管理人さんたちの本音が聞ける気がして、読みながら反省や覚悟のネタにしています。書き込みはしませんけどね。

 つい2、3日前、2ちゃ○がらみで、あるサイトが閉鎖されました。メールで情報いただいて、早速見にいったのですが、すでにデータ削除されたあとでした。ワールドカップサッカーがらみで「いい話」を書いていらしたそうですが、結局実物は読めずじまいです。サイトの管理人さんはスポーツ新聞の記者の方のようですが。
関連で、管理人さんが他のサイトに書き込まれていたこと、そのサイトとリンクしていた他サイトのリンクの紹介文、それに2ちゃ○のいくつかのスレッドを逍遥しました。
いろいろ経緯を推察しながら、出た結論は、メディアの一端にいる者は個人サイトを開かないほうがいいのかもってことです。その方は「日記」の名で、自分が日々(の取材で)見たことをプライベートに書いていらしたのですが。それでも一般人が手に入れられない情報は、メディア特権で得たネタなんですよね。紙面に書けなかったそれをサイトに書くのは、どんないい話であれ、なにかに抵触していないかと思うのです。
例えば、当サイトとリンクいただいてます中国放送のちょっけいさまのサイトのように、個人サイトでありながら局公認(と拝察しています)とか、そういう形であったなら、今回の問題ももっと穏やかだったのではないかと。
 また、メディアの人間だからこそ、知っておかなければならない日本の「言論の不自由」があるだろうと、まぁぐるぐる考えました。
 
 で、我が「日記」をかえりみて、気を抜くとギリギリのことを書いてるなぁと思うのです。誹謗中傷や誤解を招くような表現はもとより、職業上の守秘義務がつくんですね。まぁ私の職業的倫理範囲など、記者さんに比べれば小さなものですが。
たかが「日記」されど「日記」。難しいです。

 夜、渋谷の神山町のフランス料理店へ行きました。ちょっと奥まったところにある「繭 MAYU」というお店なのですが、内装が変わってます。縦にした巨大な繭みたいなものが一角に固まってまして、ひとつひとつに小さな入り口が開いてます。小さな木の階段を上がって繭のなかに入ると、畳が敷かれた2畳くらいの正方形の空間。小さな机が2つ。二人で入れば満了です。もうカップル仕様としか思えない(笑)。コース料理は2人で7,000円とリーズナブルで美味でした。ラタトゥイユ料理がおいしかった〜(連れはナスだ!と言ってましたが)。ただしドリンクはワインのみ。ボトルで4,000〜8,000円くらい。ビールなどはありません。
 カウンター席もありますが、やはり繭席が独特でイイですね。要予約かな。カップルや、気のおけない友人とゆっくり話したいときにぴったり。ただ、セクハラ癖のある方と行くのは要注意です(笑)。

02.7.17 Wed.  原稿明け                 7.18 12:15
 の1杯はうまいやね〜ということで、ビール片手に1日早く購入した「月刊Gファンタジー」(エニックス刊)を読んでたりしてます。
 いや、もうホントみごとにO2ファンの心を突く展開ですなぁ>『TWIN SIGNAL外伝〜雪の女王』。あちこちのファンサイトで、酸素コンビで「見てみたい」と言われていたシーンが、次々実現している感じ。「求めよ、さらば開かれん!」だ(笑)。ちびが出てこないと思ったら、別口でちびキャラ出てくるし。カシオペア三兄弟も確かに兄姉弟だな、な微笑ましいノリでしたが。やっぱりラスト1Pが最高ポイントゲッター(笑)。あぁやはりこうくるのねで、次回が待ち遠しいです。
 究極は……お兄さんは髪下ろしてるほうが好きだな(ぼそっ)。以上、ファン心を素直にさらけだしてみました。

 おかげさまで8000Hitsです。かわりばえしませんが、ご訪問ありがとうございます(深々御礼)。
 そして、きり番で「詩」をリクエストいただいて悶絶している自分がいます。誰でも、青春時代に一度はポエットになるのさぁ(遠い目)。恥ずかしい過去がまた1ページ(笑)。
いただいたリクエストがルバイヤート(4行詩)でよかった。ソネット(14行詩)だったら、とても書けません。同じ日本語を操る職業でも、ライターとポエットは天と地ほどにスタンスが違いますから。それでも、4行詩ならなんとかなりそう。あと問題は、ラテン語は読めるけど、書けないという事実だ(苦笑)。でもがんばりま〜す。天啓が下りてくるまで、ちょっとお待ちくださいませね。

 はたと気づくと、あと5日でサイト開設1周年だし。何も考えていなかったので、あせっています。とりあえず22日目指して、更新かけていきます。遅れている連載2作は当然として(ホントか?)、あと記念に1作はUPしたいなぁ。実は1周年イベントとして「秘密の部屋」をオープンしたかったのですが、待ちきれずに開けちゃったしな(苦笑)。
さすがにサイトを全改変する根性も時間もありませんので、そんなにイベントちっくにはなりませんが。22日にご訪問いただいたら、更新がすんでる状態にはしたいなと、とりあえず抱負を語っておきます。

02.7.16 Tue.  台風が                  7.18 10:35
 来ていたようですが、原稿中のライターにとってはOUT OF SIGHTです(笑)。原稿が上がるか上がらないかのほうが大問題。それでもベランダのサンダルは室内に入れたかな。どうやらいつの間にやら来て去っていったような……。

 粗原稿はさっさとできたのですが、いろいろいじってメイクアプップしました。インタビューのどの部分を原稿に反映するかで、中身も調子もまったく変わってしまいますから、インタビュー原稿はけっこう気を使います。
 インタビュー番組などで問答が流れのまま放映されているため、雑誌などのインタビュー記事も問答のままを文字にしたのだろうと思われがちですが。テレビ番組もおそらく編集が入っているでしょうし、また文章はかなり削ったり発言の順序を変えたりしています。「問答のまま」を忠実に再録する主旨の記事ならともかく、インタビューをそのまま文字に起こしても読みにくいのです。話があちこち飛んだり、関係のない話が続いたり、最初の話に戻ってしまったり。それを記事のテーマにそってピックアップする部分を決め、話の流れをイメージし、その方の言葉をできるだけ生かしながら配列していきます。

 たとえば、インタビューの流れはある物事に対して否定的、でも本に掲載するには、テーマに肯定的でないと意味がない。そういうときが、いちばん悩みどころです。その方の発言の固まりの中で、説明的な(中庸)部分、肯定的な部分を引き出し、最後に否定的な一文で調子を落すことで、相手の方の意思を反映させる。全体のニュアンスを操作するのもライターの役目です。
インタビュー相手の意思を尊重しつつ、本のテーマからもはずさないこと。読者にインタビュー相手の方への誤解や不安感を与えないこと。これが、こういうお仕事を受けたときの自分なりの目標なのですが。どこまでイケてるかというのは、原稿をチェックする相手の方、クライアント、そして読者さまの反応で決まります。

 今回のお仕事はさほどにたいへんではなかったのですが。興味のある分野だったので、かえって深みにはまったと申しますか(笑)。いろいろ調べたりして、楽しかったです。

 雑文堂甘やかされ第何弾か、もはや本人にもわかりませんが。こんどはお薦め本をたくさん送っていただきました。今年中に全部読み終わるかというくらい、中身も濃い本たち。しばらくは読むものに困りません。お貸しくださったN様、ありがとうございます m^_^m。

02.7.14 Sun.  パリ祭                 10:20
 その日の朝に「日記」書くなや、と言われそうですが(笑)。今日はフランス革命記念日なので、ウンチク話を一席。
 パリ市民(シトワイヤン)が決起し、バスティーユ監獄を襲撃したのは1789年7月14日のこと。以来、この日はフランスのFête Nationale(国の祭日)です。パリでは、凱旋門に大きな国旗が張られ、シャンゼリゼ大通りのパレード、エッフェル塔の花火ほか、町中が一日お祭り騒ぎになります。
 さて、日本ではこの日を「フランス革命記念日」とか「パリ祭」とか呼んでますが、フランス人は「パリ祭」なんて言わないんですよ。「パリ祭」の由来は、昭和8年に日本で封切られたルネ・クレール監督の“14 Juillet”(ル・カトルズ・ジュイエ=7月14日)という映画。上映の際、『7月14日』という題名ではわかりにくいということで、『巴里祭』と邦訳されたのです。だからフランスでFête de Parisとか言っても通じませんので、ご注意を。

 さて、同じく「パリ祭」というタイトルをもつシャンソンがあります。前述の映画『巴里祭』の主題歌です。これも歌詞はフランス革命に関係ないのですが(むしろ革命に関係あるのは、国歌「ラ・マルセイエーズ」)、タイトルがタイトルだけに、ついこの日になると口ずさんでしまいます。最初の1節だけ、ご紹介しましょう。
歌詞には著作権が生きてますので、読みと拙訳でどうぞ。

A Paris, dans chaque faubourg(パリでは、通りごとに)=「パリ祭」
1933 詞:René Clair 曲:Maurice Jaubert

ア・パリ・ダン・シャク・フォーブール     パリでは、通りごとに
ル・ソレイユ・ドゥ・シャク・ジュルネ     昼には太陽が
フェタン・ケルク・デスティネ         それぞれの運命を照らしている
エクロール・アン・レーヴ・ダムール      愛の夢が花開き
パルミ・ラ・フォール・アナムール・ス・ポズ  群集の間でひとつの愛が生まれる
シュール・ユヌ・エーム・ドゥ・ヴァンタン   20歳(はたち)の魂の上に
プーレル・トゥ・ス・メタモルフォズ      その魂のゆえに、すべては形を変え
トゥ・エ・クルール・ドゥ・プランタン     すべては春の彩りになる
ア・パリ・カン・ル・ジュール・ス・レヴ    パリでは1日が目覚めるとき
ア・パリ・ダン・シャク・フォーブール     パリでは、通りごとに
ア・ヴァンタン・オン・フェ・デ・レーヴ    20歳(はたち)になれば、夢は
トゥッタン・クルール・ダムール        すべて愛の色になる

02.7.13 Sat.  地上波オンリー              7.14 9:17
 な私のAV環境を気づかってくださった方から、wowowやスカイパーフェクTVの番組を録画しますよ、と番組ガイドをいただきました。なんだか雑文堂、人さまのご厚意にえらい甘やかされております。そして「いいのかなぁ」と思いながらも、『華麗なる悪』や『アヴァロン』(押井守監督)、『陰陽師』『シックス・センス』をお願いする私は、ずうずうしさの権化か……。
 お申し出いただいた方に、心より感謝を。どうぞご迷惑にならない程度に、よろしくお願いいたしますm-_-m。

 で、スカイパーフェクTVの番組欄を眺めて、「やはりミステリーチャンネルには入りたいかも〜」。わざわざ録画をお願いするほどでもないのですが、気軽に流し見できるのはいいかなと。しかし入れたら最後、事務所にも行かず、だらだら1日中見続けそうだ。やはり生活態度に問題あるヤツはやめておいたほうがよし(結論?)。

02.7.12 Fri.  『茂七の事件簿』             7.14 8:47
 を観ていました。犯人がわかるまでは観ていたのですが、はっと気がつくとニュースやってました。これはいかんと、録画中の『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』にチャンネルを変えました。気がつくと何だか日本人のお嬢さん方が歌って踊ってる……これは『スター・ウォーズ』じゃないと時計を見たら、24時でした。終わっとるがな。
 あいかわらず睡魔に翻弄されています。

 赤坂TBSへ行ってきました。十数年前と変わったような気がします。空にそびえる「黒鉄(くろがね)の城」、まるでSFに出てくる建物のようです。エントランスを入ると、ロビーの床に8カ所ほど小さな池が!?と思いきや、3Dに見えるよう加工された金魚の写真を仕込んだガラスの細工でした。凝っている(笑)。
 永六輔氏の取材でした。テレビでお見かけするのと同じく、真摯にインタビューに答えてくださいました。時に鋭い舌鋒を閃かせる方であるのは重々承知していましたので、珍しく緊張していたのですが。深い洞察と検証のうえでの意見はきっちりと述べられるものの、終始おだやかで、いつの間にか笑みのこぼれる会見になっていました。それでも、ちくりと厳しい言葉はあったのですが。「この時節だからこその必要性」をお話したら、微苦笑されていました。
 掲載用にご自分のサインを描いた画稿をお持ちだったのですが、それが墨絵の「エイ」。迷いのないすらっとしたイナセな輪郭に、長い尻尾、かわいい顔。傍には「えい」の平仮名、「六」の朱印、「輔」の漢字。一流のユーモアが感じられて、思わず顔が弛んでしまいました。

 さて、渡辺玉枝女史、三遊亭楽太郎師匠、永六輔氏と取材させていただきましたシリーズ。この成果が掲載されます本は、9月にお目見えする予定です。
 その前に原稿あ・げ・ろ・よ! は〜い。

02.7.11 Thu.  ボーイズ・ラブ・ゲーム          7.14 7:34
 ここ数ヵ月の間に、ボーイズ・ラブ(BL)系のゲーム雑誌が3誌創刊されました。「電撃 若」(メディアワークス刊)、「B's LOG」(エンターブレイン刊)、「微熱王子」(スタジオDNA刊)です(とりあえず)。中身については「B's LOG」<「微熱王子」<「電撃 若」の順でハードになってます。ハードの基準は、ボーイズ・ラブのあのシーンが記事に何コマ載ってるかってことなんですけどね。開いたとたん「男性向けの18禁アダルト・ゲーム紹介誌!?」って、思わず「女性向けだよね」と確認しちゃうようなものがあったり(登場人物の容姿が少女っぽいのも一因)。いや、紹介されてるのも18禁のボーイズ・ラブ・ゲームなんですけどさ。
 で、疑問。世の18〜20代の女性は、こういうモロなシーン満載の本がお好きなんでしょうか?
 私もBLもの、読みますよ。その昔、ルビー文庫を立ち上げたのが友人だったので、作品のフランス語の章題とか頼まれましたし。「これ、タヒチが舞台だからフランス語で内容に合ったタイトル頼むわ」ってね(笑)。少し前まで「富士見二丁目交響楽団シリーズ」(秋月こお著)読んでましたし(西炯子のイラストが好きでした)。きっぱり忌避感も生理的嫌悪感もないです。
 ただ、私がハマるのはシチュエーションなんですね。キャラクターそれぞれの性格や背景があって、それぞれの思いのすれ違いなり、なんらかの事件なりがあって、結局そうなるという。つまり過程が大切。「その」シーンが大事ってわけではないんです。
 これらの雑誌を見ていて、ちょっと腑に落ちなかったのは、「今時のお嬢さん方はゲームのエンディングで見られる、こういうシーンを直截的に雑誌で見たいのかな」ってこと。あんまりねぇ、キレイなシーンではないんですよね。イラストであってもね。それがページいっぱいに乱舞しておる。……デッサンの狂いもイタいものが。って、それは関係ないか(笑)。
 あんまりコッテリしてるんで多少気分も悪くなりつつ(笑)、BL好きな女性に対する見方を変えねばなのかなぁと、机の上の雑誌を眺めてるわけです。
 え、イヤなら見なきゃいいじゃん!? そういうわけにもいかなくてねぇ(笑)。

 もしBL系好き、BLゲーム好きという方がご覧になっていましたら、「掲示板」でもメールでもけっこうです。どこがお好きなのか、ぜひお聞かせくださいませ。ちょっと自分のセンスがグラグラ揺れちゃってますので(泣)。

02.7.10 Wed.  『笑点』でおなじみの           7.11 3:10
 落語家に取材しました。『笑点』でもインテリチックな受け答えがイケてる方です。彫りの深い顔だちをしていらっしゃいますが、なかでも目立つ大きな眼を間近に拝見しますと、表情ゆたかで、眼の大きい方っていいなぁと思いました。「眼は口ほどにものを言い」。細いわ小さいわな眼の持ち主としては、うらやましいかぎりです。
 インタビューのテーマにそってすらすらと話をまとめていかれるようすは、さすが話すことを仕事にされている方です。質問の意図を即座に読みとって、ひらりと答えを返されるさまは、鮮やかでした。「そもさん」「せっぱ」の間合いだな〜と、なぜか『一休さん』を思い出してる私(笑)。
 寄席の前の忙しい時間をお邪魔したのですが、さくさくとしかし中身の濃いお話がうかがえました。

 「掲示板」で古代史の話題が出てるな〜と思いながら、本屋の前を通りかかったら『八雲立つ』樹なつみ(白泉社)の新刊が出ていました。しばらく離れていたのですが、つい買ってしまいました。「古代編」が収録されてまして、出雲のスサノオとツクヨミ、ナムチ(大国主)の関係が描かれていました。神剣も「天叢雲(アメノムラクモ)」「草薙(クサナギ)」が揃って、物語もいよいよ大詰めのようですね。

 さて、原稿に戻ります。その前に、この「日記」、無事アップロードできるかなぁ。ファイルマネージャーが白紙になってるもんなぁ(溜息)。

02.7.9 Tue.  台風6号のせい               7.10 9:46
 か、蒸し暑くていけません。暑さで夜中に眼が覚めて熟睡できず、日中眠いという悪循環にまたしてもハマりつつあります。上陸されると実質的な被害が怖いのですが、すでに体調的に十分被害を受けてます。あうう。

 新聞(読売新聞7月10日付朝刊)に、アメリカ『Time』誌アジア版の特集記事「アジアのヒーロー」が取り上げられていました。特集されたのは3ヵ月前だそうですが。アジア内で選ばれたヒーロー総勢25名。日本からはイチロー、中田英寿、北野武(映画監督として)、小田実(作家)そしてドラえもんが紹介されたそうです。
 ヒーロー……ヒーローねえ。もちろん、それぞれの世界で「英雄」ではあられるんでしょうが、私の感覚では「スター」だなあ。どうもヒーロー(英雄)というのは大規模な人民の幸福に貢献した人のイメージがあるんですね。自己の利益はかえりみず、他者の幸福に貢献した人というか。う〜ん、自分の英雄感を変えないと、なのかなぁ。
 他にどういう方が選ばれているのか、あとはアフガニスタンの大統領カルザイ以外、記事には書いてないのですが。日本のヒーローはドラちゃんかぁと、苦笑したのでした。「英雄、乱を好む」。英雄は乱世に出てくるもの。日本は平和ということでしょうか。

 今週、取材が3件入ってます。もれなく原稿もついてきますので、来週明けまでまた修羅場モードです。せめて「日記」くらいはと思っていますが、どうかな。

02.7.8 Mon.  女性最高齢のエベレスト登山家        22:48
 今年5月16日、63歳でエベレスト登山に成功された女性登山家を取材しました。おそらくこの記録を破るのは、ご当人以外にはいないだろうと言われています。そんな話を聞いていたので、お会いするまではどんなゴツい方だろうと思っていました。
 待ち合せの場所に佇んでおられたのは、ふつうに年を重ねられた女性。母と変わらない年齢の、小柄でほっそりとした身体。とうてい登山家とも、ましてや世界最高峰の頂点に立たれた方とも思えません。

 質問に気軽に気楽に受け答えくださり、偉業を達成した気負いや肩の張ったところが少しも感じられない自然体。それは想像を絶する挑戦だったでしょうに、「大変だった」「苦労した」という言葉はいっさい語られませんでした。自分が選んだ道を、自分の責任で歩いておられる方は強いなあと感じ入りました。
 取材テーマは富士山関連だったのですが、話題はエベレストに。登頂の際の写真を見せていただき、氷河の踏破法やキャンプ・ポイント、エベレスト(チョモランマ)とローツェの山頂までの登攀ルートなどを教えていただきました(ええ、豚に真珠のお話です。私が登山家だったらなぁぁ)。
 '70年に日本山岳会がエベレストに挑んだ際、遭難した方の遺体が、押し出された氷河の中から30年ぶりに現れたお話とか。やはり腐敗せずに凍結保存状態だったそうです。冬の富士山頂は、風に飛ばされたり、雪崩に巻かれることが多く、落ちると三合目あたりまで一気にまっ逆さまとか。目の前に落ちてきた身体を「しっかりしろ」と触ると、体中の骨がくだけてグニャグニャになっているそうです。

 あぁ、まさに死との境界へ行かれるのだなと思いました。本来、うかうかと趣味で山に登る人には非常に厳しい私ですが、山の怖さを知り抜いた上でなお登る(挑むじゃないんです。ただ登っておられるんですね)この方には、一人の人間の目指すところに到達された形として素直に敬服です。
 次は8月にカナダ遠征だそうです。心より「気をつけていってらっしゃいませ」。「なぜ登られるのですか?」との問いに「郷愁です」と答えられた、その言葉の余韻を一生忘れません。

02.7.7 Sun.  七夕                    7.8 1:57
 天の川にカササギの橋がかかり、牽牛星と織女星が1年に一度会える日。そのせいもあってか、よい天気の1日でした。といいつつ、実家では1ヵ月遅れの8月7日が七夕だったので、実感がないんですけどね。

 起きたら9時前。思いたってシーツ、バスタオル、その他を洗濯。クリーニングに預けていた毛布とボア風の冬用シーツを引き取りに行き、バーゲン見越してスーパーで夏用サンダルを購入。食料を買って、毛布や冬用シーツともども掛け布団を押し入れに片づけました。久しぶりに家のことをやったな〜という感じです(苦笑)。
 メールのお返事やサイトの更新もと思ったのですが、さすがにエグゾーストしてしまってるので、しばらくお預けです。もし期待してくださった方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい。

 噂の『ダーク・エンジェル』を観ました。実はそれほど期待していなかったのですが、なるほど評判の高さが理解できました。ストーリーもかなり好みでしが、なによりマックスがカッコよし! 肢体の動きにほれぼれしてしまいました。最初は「ながら」で眺めていたのですが、中盤からはけっこう熱中して観てましたね(笑)。「ジェネティック」にすでにカタルシスが用意されているところ、さすがはジャームス・キャメロンです。
 キーパーソンはアングラ・ジャーナリストのローガンですかね、やっぱり。金持ちのくせに、電波ジャックして世の不正を暴こうなんてね。警察上がりの探偵にも捜せなかった「ジェネティック」の存在を、あっさり見つけてしまう手腕に拍手。マックスと組んでの、これからの活躍が楽しみです。個人的に、イス職業(記者とかライターとか作家とか)に金髪、銀ぶち眼鏡がクリティカル・ヒット!なんですけどね(わかる人だけ笑ってください←笑)。

 さて、ここ2日ほど自宅のPCからアップロードできなかったのですが(事務所からはイケたのに)、今度はイケるかな〜。

02.7.6 Sat.  校了                    7.7 23:53
 ようやっと校了まで漕ぎ着けました。イラストが間に合わない、取材がいつ取れるかわからない、メーカーチェックが返ってこない、ギリギリの初校戻しで差し換えイラストが出たなどなどなど、毎度ハラハラドキドキしながら、それでも最後は終息して、本として発売されるというのはどういうことだろうと、ふと考えてしまいます。

 もちろん進行スケジュールがあって、ギリギリ部分は崖っぷちで帳尻を合わせていくのですが。デザイナー、メーカー、印刷会社の方々のご協力をいただいて、完成間近というところです。

 アメリカンブラックチェリーを1パック買いました。山形のサクランボは高くて手が出ません(笑)。調子にのってパクパク食べていて、ふと「チェリーって一気に大量食べると、腹痛起こすんじゃなかったっけ」などと、真偽定かならぬことを思い出し、そそくさと冷蔵庫にしまってみました。残りは明日、いただきます。

 暑くなってきたので、ペットボトルのドリンクが手放せなくなりました。ただ今のお気に入りはLIP○ONのクールペシェとリモーネ。ペシェはピーチの、リモーネはレモンの香りがよし! のどごしもよくて、しばらくハマりそうでず。

02.7.5 Fri.  やはり……                 7.6 9:10 
 ちょっと疲れてるのかな? 昨日書いた「日記」の文章がなんだかな、で笑ってしまいます。今日書いたらこうなります。どちらがお好みですか?
 夜風にのってほのかな香りが漂ってきます。甘さが先立つ、この香りはクチナシ。見れば、闇の中に街灯の光を反射しててらりと光る葉群(はむら)が。和紙細工のような白い花がぽつぽつと、闇よりも濃い葉影にアクセントをつけています。濡れたアスファルトから立ち上がる水蒸気に、いっそう濃密な香りが身体にまといつく、そんな梅雨の合間の、夏の宵です。

 『芸術に恋して!』「もうひとつの世界 イギリス・ファンタジー紀行」で、オックスフォードのパブEagle & Childに再会しました。子どもを大空へさらう鷲の看板は変わってませんが、内部は少し変わったのかな? もちろんJ.R.R.トールキンがらみです。トールキンがオックスフォードの言語学の教授だった当時、このパブで他の教授と飲みながらホビットやミドル・アース(中つ国)の話をしたこと。同僚たちに感想を求め、その反応を見ながら物語を書いていったこと。そして、今も変わらず、このパブで学生たちがトールキン研究会と称してホビットの世界を語っていること。懐かしさとともに、時代も世代も越えて「語りつがれるもの」がある喜びを感じたのでした。
 ビアトリス・ポッターの項ではレイク・ディストリクト(湖水地方)も映されて、ただ今、重度の「また行きたいよ〜」病に罹患しています(笑)。
 ファンタジーとは、辛苦や孤独があるところに現れる夢幻境。満ち足りたときに、もはや消えゆく儚い世界。人の頭の中にしか存在しない世界を、小説や映画やゲームなどで旅することができるという事実もまた、ファンタジーだなと思うのでした。

02.7.4 Thu.  口梔子                   7.5 0:59
 クチナシのよい香りが夜風に運ばれてきます。闇に紛れた濃緑の葉は、街灯の光を反射しててらりとした艶を浮かべて葉群(はむら)の存在を示し。葉陰にあっても、なおくっきり際立つマットなホワイトの花はそこここに。
 梅雨の合間の、夏の宵。アスファルトから立ち上る水たまりの湿気が、クチナシをいっそう強く香りたてています。

 「掲示板」に出ましたラピスラズリ。ちょっと調べてみました。ご参考までに。
鉱物で、最古の青色顔料。日本では「瑠璃」。lapislazuliのlapisは石、lazulumは紺の意味。他の宝石がたいてい一種類の結晶であるのに対し、ラピスラズリはソーダライト、ラズライトなど四種類の鉱物が集合して岩石となったもの。特に、黄鉄鉱が取り込まれ黄金色の斑点をもつものは、星をちりばめた濃青色の天空に見立てられ好まれている。
ラピスラズリ(またはトルコ石)は、エジプトの天空神オシリスに属し、悪霊避けとしてスカラベ形に加工されたり、ホルスの眼やハートなどを刻んで護符に使われた。
ラピスラズリの色を表す言葉は、海の彼方から伝わった青の意味で「ウルトラマリン・ブルー」。オリエンタル・ブルー、アルメニアン・ブルー、エジプシアン・ブルー、アリグザンドリア・ブルーなどの異名あり。
 たしか『耳をすませば』で、雫の書く小説の中に「ラピスラズリの鉱脈をさがして」という部分がありましたね。ラピスラズリの鉱脈、現世ではアフガニスタンなどにあるようです。

02.7.3 Wed.  録画ネタ…つづくか             7.4 10:25
 水曜日は録画がたいへんです。18:30〜19:00まで『シャーマ○・キング』『テニ○の王子様』『ヒカ○の碁』(同じチャンネルで時間帯も固まっててくれて、救われてますわ)、24:55〜1:25『.hac○//SIGN』、2:35〜3:05『熱血電波倶楽部』「地球防衛○まおちゃん」「朝霧○巫女」。
 ちなみに夕べは『王都妖奇譚』を忘れても、『ちょび○ツ』は忘れませんでした(脱力)。なんで『ラー○フォン』と同じ時間にやってるんだか。『ウィッチハン○ーロビン』は、帰宅してTVつけたらちょうどやってたので、リアルタイムで見ました。これから録画していくか、迷うところですね。おもしろいはおもしろそうですが、初期の菊地秀行っぽいテイストで。

 どこのオタ○サマの「日記」かと思われそうですが。実はすべて仕事の資料用です。何がいつ、どういったコトで必要になるかわかりませんので、とりあえず録画。今、仕事で必要な分は見てますが、他はどんどん録って積んどく状態になってるのがマズイ。実際に必要になって、これら全部見るとなったら何時間必要なのか、想像はすでに成層圏外。
 それにしてもアニメの本数やたら多いです。一応他のスタッフと手分けしてるし、TVは地上波しか入れてないのに、日々何かしら録画セットしなければなりません。これで衛星まで入れたら、リアルタイムで見ている人は、見るだけで生活時間終わるんじゃないかと思ったり。

 いずれこのテープの山が役立てば、それは僥倖と思いつつ。
 そして、木曜日はアニメも自分のためでも録るものはないのだ(笑)。金曜日は、これまたいつの間にか始まっていた『茂七の事件簿・新ふしぎ草紙』を自分用に。録画チェックで曜日を把握するってのも、なんだか……笑えるような、空しいような。

02.7.2 Tue.  録画忘れ                  7.4 9:58
 『陰陽師☆安倍晴明・王都妖奇譚』、録画し忘れました(泣)。第1話からなんてこったい。岩崎陽子の原作コミックは好きですが、あれを実写映像にしたらどうなるんだろうと、「怖いものみたさ」の興味があったのを晴明サマに見抜かれたかな!?
 ということで、第2話に期待です。

 9月発行の企画本で、ちょっとおもしろい(でも超至急の)お仕事をいただきました。来週からバタつきそうなので、できれば週末に更新したいけど、どうでしょう。校了のため土曜日出社は確実なので、できたら拍手!って感じですね(をいをい)。

02.7.1 Mon.  「7月                   7.2 2:45
 つらい、ジュライ、恋わずらい」なんて昔覚えたなぁと、ふと思い出しました。別に「恋わずらいの月」ではなく、Julyはカエサルこと、ジュリアス・シーザーGaius Julius Caesarに由来してるんですけどね(笑)。

 最近、ネット通販で中古コミックを手に入れました。6巻もので探しあぐねていたのですが、ネットでたまたま全巻セット売りを見つけたんですね。どうしても通販のマイナスイメージが抜けなくて、注文にわりと気合いが必要な私なのですが、このお店は注文してから発送まで応対も丁寧で早くて、メールのやり取りだけでも安心できました。価格設定も、実物とネットでの状態の評価も適合していて満足。送料は冊子小包分。随分安く早くほしいものが購入できたと思います。もしお探しのコミックスがありましたら、コミックジャングルも訪ねてみられてはいかかでしょう。

 7月8日から3夜連続(20:00〜21:30)で、NHK-BS2にて『紅はこべ』The Scarlet Pimpernel が放映されます! 早速、BSが入る友人にTELTELして録画をお願いしました。『紅はこべ』、言わずと知れたバロネス・オルツィの、フランス革命を舞台にした冒険小説です。

 1792年、すでに革命もロベスピエール率いる「恐怖政治」時代に入ったパリ。今日も貴族が断頭台の餌食となるさまを見物しようと、広場には老若男女がひしめきあっている。荷馬車が集まる一角では、田舎から野菜を積んできた婦人や老婆が御者台で編み物をしながら、次の首がころがり落ちるのを待っている。そのうちの一台がゆっくり動いて、広場の門から外へ出ようとする。
警備兵がすかさず「どこへ行く」と止めると、御者台で馬を操るのは腰の曲がった醜い老婆。「編み物用の糸も十分手に入れたし、これから孫と帰るところだよ」という老婆の手元を見れば、糸つむぎに巻かれた「糸」は人間の髪の毛。鼻白んだ警備兵が「孫はどこだ?」と尋ねれば、「荷台の野菜カゴの中さ。でも気をつけな。なんだか悪い病気をもらっちまったようで、熱がひかないんだ。うつるかもしれないよ」。思わず腰の引ける警備兵に「それじゃ通していただきますよ」と頭を下げて出ていく老婆。
 その異様な姿を呆然と見送っていると、そこへ馬に乗った衛兵隊が駆けつけてくる。「怪しげな老婆を見なかったか? 腰の曲がった、野菜売りの老婆だ!」「今、出ていったところです」「荷台は見たか?」「いえ、何やら孫が伝染病にかかっているとかで、急いで追い払いました」「馬鹿者! あの荷台に隠れていたのは貴族の夫人と子どもだ。その老婆こそ、“貴族の逃がし屋”紅はこべ!」「ええっ!?」「早く門を開け!」上官に叱咤され、目の前をかの紅はこべがまんまと通っていった事実に驚き慌てながら門を開く警備兵。もはや懲罰しかないと震える彼を後目に、馬を連らねて衛兵隊が老婆を追っていく。
 やがて警備兵は知る。その衛兵隊もまた、紅はこべの一味であったことを。
 断頭台の元から、フランス共和国政府の元から、フランス貴族を国外へ脱出させる紅はこべとは何者か? わかっているのは、英国貴族らしいこと。何名かのグループであること。
 「紅はこべの正体をつきとめ、断頭台に引きずり出せ!」共和国政府の命を受け、全権大使ショーヴランが英国に上陸する。彼の狙いは、フランスの元有名女優マルグリット。彼女の夫は、英国皇太子の覚えめでたい貴族で、社交界きっての伊達男、“お人よしでふぬけの”サー・パーシー・ブレイクニー。マルグリットとパーシーは、今や広大な屋敷の中で別居状態にある。
 マルグリットの兄をネタに脅迫し、彼女を利用したショーヴランが真実に気づいたとき、マルグリットもまた真実に、知らずに犯した裏切りに気づく。フランスに渡った紅はこべの元にどちらが先に辿り着くか。ドーヴァー海峡をまたいだ追走劇が始まる!
 「彼にとって、これはゲームなのだ。命と、イギリス貴族の誇りをかけた崇高なゲーム」

 少年少女外国文学シリーズで読んでから、20年ほどもファンです。この小説は、ディケンズの『二都物語』に触発されて誕生し、モーリス・ルブランの「アルセーヌ・リュパン」シリーズに影響を与えました。オルツィの代表作は『紅はこべ』ですが、ミステリー・ファンには「隅の老人」シリーズで知られているかも。ついでに、オルツィは本当に男爵夫人(バロネス)なんです。
 さて、上記ストーリーは原作からですが、ドラマは原作ままなのかな? 脚色されているのかな? 『特捜班CI-5』のマーティン・ショーがレギュラー出演するそうなので、何の役か楽しみです……ショーヴランだったらハマりすぎ……。ドラマがおもしろかったら、別にコンテンツ立てようかと思ってます、「ラブラブ『紅はこべ』(はぁと)」とか(笑)。
 時代が時代ですので、ひらひらのコスチューム・プレイが期待できます。ついでに、なぜこれが少女マンガ化されないのかが、私的出版界七不思議のひとつな内容ですので、少女マンガファンもチェックしてみては? ドラマは未見なのでなんとも言えませんが、原作はなかなかラブ・ストーリーですよん。それも年期の入ってるのと、初々しいのと2組(笑)。

 ここ2週間ほど雨の日に洗濯するはめになっていて、ちょっとヤな感じです。部屋に洗濯物がぶらぶら下がってるのがイヤ。なんか狭い! ついでに乾いたんだか乾いてないんだか、はっきりしてくれい!! 触ると水分の感触はしないのに、重く感じてむかっ! 早く梅雨上がってくれないかなぁと空を見上げてみる。あと20日ほどはかかるとか。ああうう。


Made with Stone Diary



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