Dairy for Paranoid

FEBRUARY 2004

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JANUARY


04.2.29 Sun.  『イノセンス』              3.1 0:24 
 今日は4年に一度しかない日でした。なので、TOPを変更してみました(笑)。本当は「3月1日更新」のほうが春らしくていいかなと思ったのですが、「2月29日といえば、例年なら3月1日のはずやし」という、よくわからない「自分理論」で変更。
 明日(3月1日)締切りの原稿ほっぽって、何してるんやって感じですが。ほんと、先週はきつかったんですよ。だから息抜き〜。原稿については、明朝までに仕上げる自信あるしな(<なんか一所懸命、言い訳してますな。後ろめたいのか(笑))。

 朝からクシャミと水バナが止まりません。ヘックショイ、クッショイ、ズルズルズー(汚いな)。ついでに、左耳の下あたり、リンパ腺が意識できるくらいの微妙な痛みがあって、頭まで重いのです。むうう。先週かなりムチャした分のツケが風邪という形で出てきたのか、それともついに!花粉症を患ったのか、今ひとつ判然としません。
 一応、風邪薬を飲んだら、クシャミと水バナは止まったようなので、風邪なのかな。


 「掲示板」「仕事リスト」にて先行公開いたしました、3月6日発売の2冊。映画『イノセンス』の「劇場パンフレット」と『特別編集 イノセンス インタビューブック INNOCENCE from INSIDE VOICE』(徳間書店)につきましては、ぜひ劇場で2冊セットでお求めいただけますと嬉しいです。「劇場パンフレット」の限られた文字数で書ききれなかったことを、『インタビューブック』で読むことができます。『イノセンス』をご覧になって「映像の制作現場」に興味を持たれた方、また「クリエイトする」ということに関心のある方にお薦めです。

 さて、そんなわけで間接ながらも関係者ですので、『イノセンス』については、劇場公開が終了するまで私からのコメントは差し控えます。
 ただ、TVや雑誌などで映画公開前に情報が出過ぎてしまっていて、「何をどう見たらいいんだろう」と戸惑っていらっしゃる方がおいででしたら、とりあえずTV・雑誌などの情報、あと「イノセンス それは、いのち。」のキャッチコピーもいっさい忘れてご覧になればよろしいかと思います。

 ポイントだけですが、私なりの見方だけ以下に。ネタバレはしていませんが、見たくない方はカーソルを置かないようにしてください。
 ★『イノセンス』はタマネギみたいな映画です。第1層はご覧になったままのストーリー、第2層は士郎正宗の原作、第3層は押井守が単純にアニメで描きたかった人形の動きと犬。それを、コンピュータグラフィックで作られた世界の中にカメラを潜り込ませ、現実世界でロケをするような感覚で、CGワールドでカメラを回しロケをしているのが、タマネギの薄皮です。
 引用のセリフは思想論です。つまり「ストーリーには関係ありません」が、「押井守ワールドを理解するためには必要かもしれないアイテム」です。
 本当に押井守は、士郎正宗の原作を無視しているでしょうか。
 人形のひとつに特別な魂を感じ、特別な感情をもったとき、それが「特別な個体」となるなら、人形は人間に置き換えられないでしょうか。
 皆さまの眼で見て、ご判断くださいませ。


 アニメでも実写でもない、あえていうなら、アニメ特撮の世界へようこそ。少なくとも2日間は議論できそうな、「いい映画だったね」では済まない映画の登場です。

04.2.27 Fri.  慰めは読者アンケートハガキ        2.29 23:05
 昨夜、事務所で仕上げてプリントアウトしたとたん、Excelさま、シャットダウンで、吹っ飛ばされたデータ。自宅に持ち帰ってペコペコ打ち直し、午前5時完成。本日17時からの打ち合せのため、前もって相手方の編集部にFAX。
 午前中に、結局は4日かかった『武士道』関係の原稿を上げ、編集プロダクションへメール。
 15時に転職サイトのテキストリライト18件分を、制作進行センターへメール。
 17時からの打ち合せになんとか間に合いました。すごいな〜。これも予定調和ってヤツ?(<違うだろ)

 う〜ん、2連徹で4/5以上熟睡している頭に、初対面の方との打ち合せはきっついよ。わずか2時間ほどの間に、異常なハイテンションと、異様なローテンションの躁鬱状態を繰り返してしまいました。マシンガントークをかましたと思ったら、急に黙り込んでウツ〜となる。さぞ傍目に不審だったことでしょう。
 そのうえ、ずっとそのイラストが好きだったアニメーターさんとの初顔合わせだったのですよ、コレが! ふふ、もうげんなりですよ。夕日に向かって叫びたかったね。
 「太陽の!!!! バカヤロー!!!!!」


 そんな私に慰めをくれるのは、読者アンケートハガキです。事務所に戻ったら、「見る?」と言われたので、「見る!」と即答。ハガキの束を受け取りました。
 『PALETTA』の読者アンケートハガキ。毎度のことですが、1枚1枚、大切に隅から隅まで読ませていただいてます。褒め言葉はそのままに、けなし言葉はそれなりに(笑)。こちらが意図したことを正確に読み取っていただいていると、「バンザ〜イ!」と飛び上がりたい気分になります。違った解釈には、「なるほど。こう書くとこういう解釈がありえるんだな」と発見や反省を感じます。読者からの声でページの構成を変えたり、次にインタビューする人を決めたり。けっこう影響されます。

 読者アンケートハガキは、とっても重要な存在です、私の気分にも(<どうでもよし!)、雑誌の行く末にも。
 もし、既刊の記事について言いたいこと、自分が読みたい記事の希望などがありましたら、とりあえずは読者アンケートハガキをご活用ください。読者の皆さまが思われている以上に、反映されているものですよ。

04.2.26 Thu.  重複の忍学                2.29 22:54
 件の『武士道』関係の原稿と、転職サイトのテキストのリライトと、2月27日に締切りが2本重なっているので、26日、27日に外出の予定を入れるのは勘弁してくださいとお願いしていました。にもかかわらず! 26日、27日ともに打ち合せが入るのだから「とほほ」です。もうね、なにか天上から操られている気がしますよ。
 そんなに私をブレイクダウンさせたいですか。ナーバスブレイクダウンなら、けっこう簡単にイキますぜ。ふふふふ。

 今週は日曜から1日3、4時間睡眠で、6冊の本を読んでひとつの事柄をまとめようとしています。なので、頭の中は99パーセント、それ。気ばかりが焦って、食事も1日1食か2食。集中力が長続きしないので、本を読んでいても、途中で論旨を見失ってまた読み直したりして、はかどらないったらありゃしない。

 ただ、外出しないから、当然ながら買い置きの食糧が尽きるんですね。身体もこわばるし。だから、強制的に外出することになってよかったのかも、とも思いつつ。
 まあ、半分以上固まったままの頭でも、とりあえず打ち合せはできたのでよし。もうあとは「野となれ、山となれ」の心境です。

04.2.25 Wed.  『武士道 BUSHIDOU』          2.29 22:14
 原稿を書くために、新渡戸稲造の『武士道 BUSHIDOU』(新渡戸稲造 訳:須和徳平/講談社インターナショナル バイリンガルブックス)を買ってきました。

 新渡戸稲造……その肖像は1984年から流通している五千円札に刷られています。とはいえ、今年の紙幣刷新で樋口一葉に変わるそうですが(戦後5回目の紙幣刷新で、女性が登場するのは初めて)。ちなみに千円札は夏目漱石から野口英世に変更。一万円札の福沢諭吉はそのままだそうです。
 偽造紙幣が増えたため、それを防止するための刷新。新紙幣には、二千円札なみに、「透かし」や肉眼では判別できないくらい小さな「マイクロ文字」、見る角度によって像が変わる「ホログラム」、棒状の模様を透かしで入れる「すき入れバーパターン」などが盛り込まれるそうです。

 って、お札の話がしたいのではなく。

 新渡戸稲造は1862(文久2)年に生まれ、1933(昭和8)年に逝去。明治から昭和初期の思想家であり、教育学者。盛岡南部藩(岩手県)の藩士の家に生まれ、札幌農学校(現・北海道大学)を卒業後、アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学、ドイツのボン大学に留学。農政、農業経済学などを学びます。
 1891(明治24)年、メリー・エルキントンと結婚。帰国し、札幌農学校、京大、東大の教授などを務め、1918(大正9)年に東京女子大の学長に就任。1920(大正9)〜26(大正15)年まで国際連盟の事務局事務次長を務めました。
 1900(明治33)年、病気療養のため渡米していたころに、英文で執筆し、アメリカで出版した著作が『BUSHIDOU THE SOUL OF JAPAN』です。
 もっと詳しく生涯を見ていけば、なかなか劇的な人生を歩まれた方とわかります。当時の日本人には珍しく、海外を縦横に渡り、活躍されていたことも知れます。しかし私が何より驚嘆したのは、外国人に日本を理解してもらいたいという、新渡戸氏のその情熱と方法でした。

 私が購入した『武士道』は、英文に現代日本語の対訳がついているものです。嬉しいのは、訳者である須和徳平が、新渡戸氏が当時の当然の知識として略称したり説明をはぶいているところを、我々にもわかるように書名や人名をきちんと付加してくれていること、また訳注もつけて、なぜ新渡戸氏がそれを引用しているのか、故事などを詳述してくれていることです。

 これを読めば、いかに新渡戸氏が外国の宗教や文学、比較文化論に詳しかったかがわかります。「武士道」の、例えば「礼」はキリスト教のこの教えに似ている、「忠義」はシェイクスピアのこのセリフで表現された感情と同じであるなど、ひとつひとつを、西欧人がよく馴染んだ言葉や宗教的教義に置き換えて説明しています。それも、決して西欧の考え方と武士道は似ているのだ、とのみ説くのではなく、民族の教えの根源は「人間としてのあり方」を問う道徳の部分で同じであり、西欧も日本も「人間としての本質」は変わらないと述べています。そのうえで、武士道が西欧の慣習より優れている点、また至らない点も分析し、客観的に論理的に「武士道」ひいては「日本」を紹介しているのです。

 読みながら深く共感し、その冷静かつ論理的な文章に感嘆しました。また、今の日本が失ったもの、いや、隠してしまったものが、いかに重要なものであったかを思い知らされました。「人としてこうでなければならない」という、常にもやもやと思い続けていることと、実際の態度がなぜこれほどに乖離してしまったのか。「社会がそうなんだから」「みんながそうなんだから」と言い訳しながら、いったい我々はどこの淵に堕ちてしまったのか、突き付けられたような気がします。
 人を説得するロジックも学べる、大変有意義でお得な本。「武士道」ブームで、新渡戸稲造の『武士道』も対訳つき英文書から文庫本から解説書まで、書店でさまざま平積みされています。この機会にぜひ一度読まれてみてはいかがでしょう。『ラスト サムライ』の勝元とはまた違ったタイプの、美しい日本人の存在が感じられます。

 ……とか感心していたおかげで、通常丸2日もあれば書ける原稿が、すでに2日を経てまだ上がっていません。忙しいときにかぎって、難題が来るんだよなあ〜。
 「書くことは死ぬことと見つけたり」……『紙隠』。

04.2.22 Sun.  仕事してます               2.22 22:22
 ふと時計を見たら、できすぎな時間だ。記念に書いておく(笑)。

 風がすごくって、洗濯ヒモに洗濯バサミで止めたタオルがクルクル回っておりました。洗濯ヒモに巻き付いたままだと乾かないので、巻き紙状態になるたびに、逆にクルクル回して広げました。バスタオルみたいにデカいものは、外に干している間に完璧に乾いてくれないと、室内干しは場所をとるのです。
 クルクル巻き巻き、クルクル広げ広げ、クルクル巻き巻き、クルクル広げ広げ……。
 12時に干して16時に取り込むまでのノンストップバトル。家事は闘いだ!

 朝食はきっちりご飯を炊いて、ちりめんじゃこと柴漬けと大豆こんぶ煮でいただきました。
 なので、昼は手抜きしてチキンラー○ンを食べようと、器に麺を入れ、タマゴを「たまごポケット」に落としたら……ずれて麺の上から滑り落ちていきました。
 なんだか運が滑り落ちていく感じがします。いえ、おいしくいただきましたけど。


 某所で紹介されていました「アニメ・漫画系の心理テスト&占い」。『鋼の錬○術師』と『犬○叉』のキャラクター占いにチャレンジしてみました。
 『鋼』ではイズミ・カーティス師匠、天賦の才能40%、野心18%、忠誠心100%、人情19%。『犬夜○』では弥勒タイプで、単純熱血度56%、真の実力度100%、癒し系度27%、冷酷度79%。……どんな人間だ。
 ちなみにイズミ師匠的運勢向上アイテムはブレイズヘア、弥勒的必要なモノはトラウマだそうです。髪をブレイズにして、トラウマを背負ってみる……うなされそうだよ。


 風が天井裏を走って、天井板を揺らし、ビュフー、バフーと賑やかです。

 27日締切りの仕事がふたつ。なんだか2月は千客万来でしたね。それに比べて、3月のスケジュール表の白いこと白いこと。いっそ白さが眩しいよ(苦笑)。「万遍なく」は、なかなかむずかしいものですね。む〜。
 私が某所でうっかり白状してしまった(笑)落書き。もしお待ちの方がいらっしゃいましたら、締切り明けの27日以降までお待ちくださいませ。ついうっかりタイムリミットです。ごめんなさい。

04.2.21 Sat.  雑誌編集と書籍編集            2.22 21:15
 大家さんから、沖縄土産の「ちんすこう」をいただきました。箱を開けてみたら、紅いも、バニラ、ココナツ、チョコ、黒糖、パインとイロイロな味が! 「ちんすこう」って、こんなに味にバラエティがあったの!? 知らなかったよ!!
 意外なことにパインがおいしい! あと、ココナツとか黒糖とか、沖縄らしい素材のものがおいしかったです。「ちんすこう」、好物ですv 食べているうちに、沖縄へ行きたくなっちゃったよ! 一度も行ったことないんですよね。
 うえ〜ん、行きたいよ〜(また現実逃避のネタがあるらしい)。


 ちょっときっかけができたので、考えてみたこと。雑誌編集と書籍編集の違い。
 職業は「編集」の一言で括られますが、大まかに「雑誌制作に関わる編集」と「マンガや小説、エッセイ集などを含む、文芸誌・コミック誌そして単行本制作に関わる編集」に分かれます。
 どちらも企画をたてて、出版社に出版承認をもらい、編集し、雑誌なり本なりの形にするという作業は同じです。
 ただ、雑誌編集のほうは、すごく編集者の意向・意図が反映されます。だいたいページ(テーマ)単位で担当編集がいて、そのページを作るために「どんな主旨で」「どういう構成にし」「どんな素材を使い」「誰に取材し」「どのライターを使うか」を考えます。すべてを統括するのは編集なので、ほぼ丸まる担当編集の考えや解釈が記事に表れます。ましてや、ライターを使わず、編集自らが取材したり、文章を書いたら、もうまんまページ=編集の作品になります。
 文芸誌・コミック誌を含む書籍編集は、もちろん編集が提出する「こういう本を作りたい」という企画から始まりますが、あとは作品を依頼したマンガ家、作家次第です。企画を打ち合せして、プロットを作家と練り、上がってきた原稿をチェックし、初校の校正もしますが、出来上がった本は当然のことながら、編集の作品ではなく、マンガ家、作家の作品であるわけです。
 むろん、その本がベストセラーになれば、企画した編集にスポットライトが当たることもありますが(某幻冬舎の見城氏みたいに)。

 私はずっと雑誌編集のエリアにいます。ときにはギリギリ端っこに指1本で引っ掛かりながらも(笑)。なぜかというと、やはりどこかで「自分」を出したいという欲求があるからだと思います。基本的に、担当記事はライターを使わずに自分で書いてしまうところが、ね(苦笑)。
 雑誌と書籍の二足のわらじはもしかしたらできるかもしれませんが、書籍編集のみはできないでしょう。私が書籍編集に魅力を求めるとしたら、「私の読みたい本を、読みたい作家さんと作る」ということくらい。
 そんなことをつらつら思ってしまいました。

 ちなみに雑誌編集と書籍編集の間に優劣などございませんので、誤解のないように。どちらの編集も存在しているからこそ、出版界は成り立っているのですから。

04.2.20 Fri.  ポスターを買いに             2.22 23:46
 「人生一寸先は闇」「何が起こるかわからないのが、世の常」と申しますが、ほんとだね。私も、まさか自分がジャ○ーズファミリークラブに行く日が来るとは思ってもみなかったよ。

 ことの起こりは15日。友人と銀座の穴蔵喫茶から出るタイミングを図っていたとき(マスターのおしゃべりが止まらないので)、彼女のケータイが鳴りました。
 出たとたんに切れたようですが。相手は彼女と『SHOCK』を観るために上京してきた人で、なんと15時過ぎから数十分おきに着信していたらしい。彼女に「留守電は?」と問えば、「そんなん設定してない」とのこと。おいおい。そりゃ、電話をかけ続けていた相手の方はとっても不安だったことでしょう。なにかトラブルの連絡とかでなければいいな、と思いながら、私は電話の主に会うことなく、友人と帝劇前で別れたのです。
 そのときは、その「出られなかった電話」の結果が、私に降りかかってこようとは思ってもみませんでした。

 明けて16日。締切り仕事を片づけて、魂が抜け去るのを感じながら、メールをチェックしました。おやおや、昨日会った友人からメールが入っています。「お礼かな。律儀やね」と感心しながら開いてみたら。
 いや、礼も書かれていたんですよ、「昨日は久々にお話できて楽しかった」って。そのあとに、「友人が携帯にかけてくれた件でお願いがあるのですが」。つまるところ、『ホテル・○ーナス』の前売券をジャニー○ファミリークラブで買うと、特典ポスターがついてくる。そのポスターを送ってくれとのこと。
 いいかげんに魂の抜けた頭の反応は、「はああ?」。
 よくわからないメールを要約すれば。なにやら、大阪ではDVDと映画の前売券をセットで、そのうえ特定のショップで買わないと、そのポスターが手に入らないらしい。彼女はすでにDVDも前売券も別口で買ってしまっていて、ほしいけどDVDを二重買いするのもと、ためらっていた。そんな彼女に、同好のご友人からの「ジャニー○ファミリークラブで買えば、前売券だけの出費でポスターが手に入る」というお得情報が、昨日の何度も着信していたケータイの用件だったようです。

 ジャニー○ファミリークラブ、場所は麻布十番です。15日に通ったところです。がくり。
 「前売券はそのまま映画観るのに使って」って、なぜに私が!? 「お代は切手で」って、1300円分も切手いらんわ! 「あるいは次の飲み代に回して」って、それ、いつやー!!(だいたい「次の飲み代で」と言われたまま、払われてない金額、けっこうすごいのよ、私。そのセリフはほとんど鬼門(苦笑)。現金書留か振込でヨロシク!)。

 それでも。まぁ、ファンならではのほしい気持ちはわかるし、私もどうしてもほしいものを(別の)友人にお願いしたことあるし、と、行く気になっていたところへ、ダメ押しのように電話がかかってきました。
 「行くよ、行きます。はいはい」
 「あ、電話代、500円になった。もう切るわ。じゃあ、頼むわ!」
 ……毎々何かにつけ思うけど、すごい友人だよ、あなたは(笑)。

 そんなわけで、行きました。麻布十番駅の2番出口から徒歩すぐ。ただし、入口は川だか水路だかの通っている、ビルの裏手にあります。ビルの非常階段を登って4階。しつこいくらいに、各階の踊り場に「階段では静かに!」の貼り紙がありました。いずれ妙齢のおじょうさんばかりが来るところとわかっているなら、借りるビルくらい考えたらどうだ、とか思ったのはナイショ(<言うとるが)。
 事務所のようなところに、ブロマイドがはめ込まれた透明プラスチックのスタンドがたくさん立ててありました。印象は、国民的アイドルのファンクラブの事務所というわりには殺風景。
 カウンターで「『ホテル・ビー○ス』の前売券お願いします」と言ったら、なにやら一瞬不審そうな顔されましたよ。入口に「『ホテル・ビーナ○』の前売券、特典ポスター付きで販売中」と書いてあったのに。それとも通常見慣れた客層とはえらい違う、私の雰囲気が不審だったのか(笑)。

 キャビネットから広がったままの特典ポスターを取り出し、手も拭わずに丸めだすスタッフさん。思わず唖然と見ていたら、そのままセロテープで巻き口をペタンと止めましたよ。で、ビニールもなく、そのまま手渡してくれました。すげえ、無造作。
 こういうところのファンクラブって、そのポスター大事、そのブロマイド大事の人たちが来るところじゃないの? 脂手の指紋がペタペタついても、あとでセロテープがきれいに剥がれなくて破れちゃってもいいのか? そうなのか?

 私はポスターを集める趣味がないのでよくわからないのですが。それでもCDの初回特典とかでポスターをもらうとき、あらかじめ巻いてビニールに入ってるか、ビニールとまではいかなくても、ポスターに他の紙をもう1枚巻いて、それをセロテープで止めてあるパターンしかみたことないです。ポスターにテープ直貼り、ってありなんか!?
 なんか、思わずファンの人たちが可哀想になっちゃったよ。いくら特典ポスターとはいえ、1300円の券の特典だよ。ほんのちょっとした心遣いで、「つよぽん命」「キンキ命」の人たち、うれしくなるんじゃないの? 違うの?
 ファン心に免じてココまで来たけど、他人事ながらなんだか悲しくなってしまいました。

 まあ、無事に送れたし、届いたらしいのでよし。喜んでくれたなら、いいですよ。一生縁がないだろうと思っていたところに、カスタマーとして潜入(笑)する口実を作ってくれて、行ったら行ったなりに観察できたし。うむ。

04.2.15 Sun.  六本木から銀座へ             2.22 23:09
 今日は、大阪在住の、大学院時代のゼミ仲間が、帝国劇場で上演中の『SHOCK』を観劇しに上京してきました。朝、飛行機で羽田に着いて、夜は夜行バスで帰るというハードなスケジュール。「久しぶりに会いましょう」というお声がかりで、翌日の締切りに目をつぶって、待ち合わせ場所の六本木に出かけました。

 なぜ六本木みたいな不便なところで待ち合わせたかというと、彼女が六本木ヒルズを見たいと言ったからなのですが。落ち合ってみれば、「もう行ってきた。あんまりおもしろくなかった。レストランも高いし、ちょっと安そうなところは列ができてるし」とのこと。私は何のために六本木まで来たのだろうと思いつつ、ランチの食べられる店を探すも、六本木交差点あたりでは見つからず。麻布十番まで行くことになったのです。
 結局、麻布十番で六本木ヒルズの外観を眺めながらイタリアンな昼食をとり、そのまま「東京で有名なアイスクリーム店」に行きたいという彼女について、銀座へ移動しました。
 昔はそんな印象なかったのに、なんだかすっかり甘党になっている彼女。会社では、後輩たちとコンビニの新作お菓子の購入および品評会を楽しみ、4月にはその後輩たちと、おいしいチョコレートを求めてパリへ旅行するそうです。すげえ。40歳を越えて、そのバイタリティには敬服するぜ!
 というわけで、銀座のアイスクリーム店まで来たものの、店の前は長蛇の列。店内飲食は30分待ち、ケーキは売り切れとのこと。本当は店内でお茶したかったのですが、30分待ってお茶してる間に劇が始まっちゃうということで、アウト。せめて並んでアイスを買って(お持ち帰りコーナーにも列が!)、街路で食べようという彼女に、「寒いのに、待つのイヤ。外でアイス食べるのもイヤ」とニベもない私でした(笑)。だって、私は甘味に執着ないのだよ。店の外に漂う匂いだけで十分さ!

 劇場の開場まで喫茶店でコーヒーを、と見渡したら、古いビルの地下にこれまた古そうな喫茶店。「どうしよう」と入口で立ち止まっていたら、「どうぞ、入って」と後ろから声をかけられました。振り返れば、白髪のおばあさん。そのまま押されるように階段を降り、入ったところは本当に年季の入ったカフェ兼バーでした。ビルは昭和28年築というのだから、驚き。このお店も同じくらい古いらしいですよ。天井が低いので穴蔵みたいです。

 狭い店なのでテーブル席に座っても、カウンター内のマスターとお話できちゃう。おばあさんの連れ合いであるマスターも白髪のおじいさん。ビルと店の歴史、地上げ屋との攻防、国税局との攻防、果ては原子力から日本の未来まで語りあってしまいました。……楽しかったけど、友人とちょっとも落ち着いた話ができなかったあるよ。

 帝劇前まで友人を送って、「バイバイ」。有楽町駅から帝劇前までは、ダフ屋のにいちゃんたちと、「券、譲ってください」と書いたボール紙を持ったおじょうさん方が点々と立っていました。

 帰宅してすぐに、仕事にかかりました。眠いけど、が、がんばる。

04.2.13 Fri.  『イノセンス』マスコミ試写会         3.3 7:05
 『イノセンス』のマスコミ試写会に行ってきました。日比谷のみゆき座で、21:15からの上映です。

 去年の秋ごろに『イノセンス』の予告フィルムを見せてもらったとき、──それは、コンビニでバトーが銃撃されるシーンと、エトロフのキムの屋敷で鳩が飛ぶシーンだったのですが──「わあ、すごいなぁ。これは、今までのアニメと違うなあ」と衝撃を受けました。

 『イノセンス』の前作『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』が公開されたとき、私はロンドンにいました。ピカデリーサーカスにある映画館が『GHOST IN THE SHELL』のポスターで青く染まっているのを見て、目を丸くしたのを覚えています。「ウエストエンドにかかる欧米映画に負けない、スタイリッシュなポスターとスマートな宣伝をする映画が来たなあ。それも日本のアニメ作品!?」「日本のアニメ作品が、ピカデリーサーカスの映画館で、こんなに大々的に上映されるようになったんだ」と、驚きが走りました。ただ、当時はアニメから離れて久しく、関心も薄れていたので映画自体は観ないままだったのです(今思えば、あのときに観ておけばよかったですね)。

 『GHOST IN THE SHELL』の海外における評価の印象が強かったので、せっかくアニメ業界に片足突っ込んでいる今、その続編である『イノセンス』の露出に何らかの形で関わりたいと思いました。でもいくらアニメ・ゲーム雑誌だからといって、『PALETTA』で『イノセンス』を扱うことはできません。雑誌のコンセプトから遠く離れた作品だからです。
 そんなときに、劇場プログラムのライティングの話が来ました。もちろん、ふたつ返事でお受けしましたが、そこに小さな巡り合わせを感じたのも事実です。少しボタンを掛け違っていたら、私にこの仕事は来なかったと思うので。

 仕事上、フィルムは当然観ましたが、まだ作業段階のラッシュで、シークエンスごとに撮影されたままの状態(つまり未編集)。コンテ絵の部分もあって、音声もところどころ、効果音・音楽は入っていないというもの。これを絵コンテを参照しながら観て、スタッフのインタビューに臨んだのです。


 ですから、完成フィルムを観るのは今日が初めて。小雨の降る中、夜の日比谷を歩けば、みゆき座の前には列ができています。今夜は招待客ばかりのはずなのに、おやおやと思いながら入場しました。ホイヤでプレス資料が配られていたのですが、とにかく人が多くて近づけません。ちょっとぼうっとしていたら、なんとバトーが!頭上から私にプレス資料を渡してくれました!! で、でかい。バトーのコスプレをしているというよりは、バトーの形をとったラバー製の着ぐるみを着ているような感じ。すごくリアルで、2mほどありそうな大きさでした。ちゃんと頭にシッポもついてたし。バトーの頼りがいを、こんなところで実感してしまいました(笑)。……トグサもいてほしかったな(<素子はいいんかい!?)。ついでに荒巻も。そしたら、『イノセンス』版、「『特捜班CI-5』のプロフェッショナルたちだ!」ごっこができたのに!!

 マスコミと関係者だけでみゆき座は満員。関心の高さをうかがわせました。プロダクションI.Gの石川光久社長の挨拶&裏ネタ3つの披露(笑)のあと、いよいよ上映。
 いやあ、すごかった。映像のワンシーン、ワンシーンから来る情報量が並み大抵ではないので、脳の全細胞がフル活動という感覚に襲われます。眠っているNight Headが上映が進むにつれて、徐々に叩き起こされてくるというか。終わったあとに、疲れたというのでもない、なにか脳細胞が活性化しすぎていて、現実感がとっさに戻ってこないような感じがしました。

 自宅に戻ってから、前日に初号試写を観ていた知り合いと2時間におよぶ電話をしてしまった、そういう映画です(笑)。3月6日の公開でご覧になった方々がどんな感想をもたれるのか、今からそれが楽しみです。

04.2.5 Thu.  原稿三昧……ダルメシアンの悪夢      23:05
 なんでこんなことになっちゃったかな〜なんて思ってみる。わかってますけど。ついつい安請け合いしちゃう私が悪いのよ。

 急性盲腸炎(もうちょっとで腹膜炎)で倒れたライターさんが、それまでに取材し、書きかけていた1冊の本。3月出版の予定で「もう時間がない!」というところで、1月29日の夜、電話が入りました。打ち合せに飛んでいけば、3人がかりでとにかく文章に起こしましょうということに。

 とある有名人にお話を聞いて、それを文章に書き直し、その方が書いた本として出版する。つまり世にいうゴーストライターのお仕事です。なぜゴーストかというと、決してライターが「この本、私が書きました」と言っちゃいけないから。「存在するはずのないライター」だから「幽霊ライター」。墓までもっていきますよ(笑)。

 実際、テープ起こしされたデータを読んだらかなりおもしろかったので、実になる仕事ではあったのですが。ついでに、長らくインタビュー原稿ばかり書いてきたせいか、私が書くとどうしても「聞き書き」調になってしまうのですね。サンプルで出した第1稿は、自分の手=有名人の方の手とまったく意識せずに、話し言葉で書いちゃったのでよけいに(苦笑)。そうよね、自分で自分のことを本に書くときに、話し言葉で書く人は珍しかろうよ。サンプル原稿の段階でご指摘いただいて、第2稿も自分で納得いかなかったのでボツにして。……時間ないっちゅうねん。でも、おかげさまで書き言葉の感覚を思い出しました。よっしゃ、よっしゃと第3稿を出したら、「です/ます」調だと聞いていたのに「である/だ」調に変更ですと(し〜ん)。

 語尾の変更は他の方にやっていただいて、私は別の方が担当されたところのリライトを。文字数が少ないので足してくれ、とのことだったのですが、すでに完成された原稿なので、ちょろっと手を加えたら文章全体のバランスが崩れます。時間はないしどうしようかと、うんうん唸ってました。しかし、ここは「急がば回れ」だと開き直り、一度その方の文章を分解し、テープ起こしのデータと照合しながら、書き足したり、Aの項目に収まっていた部分をBに移したり、新たに項目を立てて書き起こしたりしました。
 あの章を担当されたライターさんには申し訳ないことをしました。私が自分の文章に対して同じことされたら、きっと気分悪いね。でも、今回はエマージェンシーってことで赦してください。どうせ、私の文章だってそのまま使われてはいないと思うし。もちろん、有名人の方がチェックなさって、書き換えもあろうかと思いますしね。

 というわけで、さてさて、この怒濤の雑文堂的「東京1週間」を繰ってみますと。
 1月29日夜にお話をいただいて、打ち合せして。1章分、1500〜2000字×9項目を担当することになって。

 1月30日に資料を読んで、テープ起こしのデータから必要な部分を切り分けて、項目ごとにファイル化して。とりあえず4項目分を文章サンプル原稿として送って、ダメ出しをもらって。夜に最後のテープ起こしデータが来たので、また必要な部分を切り分けて。

 1月31日に9項目分原稿送付。

 2月1日に別の章の2項目分を追加で頼まれて。見たら、自分の担当したところとかぶってる部分があったので、1月31日に提出した原稿も再構成。ひ〜。

 2月2日に再稿分と追加の原稿を送って、やれやれ。と思ったら、他の方の担当分のリライト依頼が。半章分、9項目を引き受ける。
 まったく別件で、「もし実現したら本当に嬉しいな〜」という企画についての打ち合せ。今、5つの企画について企画書を提出しています。前年からの懸案2本と、1月に書いた新規3本。あと企画書に起こさなければならないのが2本。どれも私の趣味丸出しというか、丸わかりというか、私が見たい/読みたい本なので(ただしアニメ・コミック関係。今の私のフィールドはココなので)、実現したら小躍りなんだけどな。なかなか出版界も不況で厳しいので、どうでしょね〜。
 氷雨が降る中を歩きました。「雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるだろう♪」って感じでしたが、結局、雪にはならず。積もらない程度なら、雪の降るさまは風情があっていいのですが。

 2月3日、リライトで煮詰まる。にっちもさっちもいかず、「リライトではどうにもならないので、文章を全部分解させてください」と泣きつく。
 壊れた風呂釜の修理に業者が来る。大きな部品を取り替えたけど、けっこうあっさり直ったよ。で、試しに風呂に水を張って湯を沸かしたら、壊れたときのまんま。あら? まるで間欠泉のごとく、風呂釜から熱湯と湯気が吹き上がるよ! 怖っ!! 大家さんに来てもらって現状を見てもらう。
 18:30に別所から原稿リライト依頼。500字前後×74コマ分がデータで送られてくる。2月5日締切。どひゃー!!

 2月4日、締切に半日遅れてリライト半分完了(おいおい)。
 10:00に別所から、500字×101コマ分のリライト原稿データが来る。締切は2月6日。昨日、74コマも来たところだよ! ちょっと待って、その調子でデータ送ってくるの? それ、「中1日」って言わないから! 待て、待て、待て〜!!
 これまた別件で、13:30からの取材に国分寺に行く。先に入っていた別媒体の取材が押して、14:00から開始。15:00終了。実はこれが一番大至急の大仕事なんだけど、さて、どうしましょうね。
 事務所に寄ったら、大きな花束が届いていました! 毎年、ありがとうございますv 殺伐とした気持ちに華やかな灯りがともりました。オリエンタルリリーと黄バラがとてもきれいな花束なのです。こういう組み合わせもあるんだなって、かなり驚きました。
 ひと抱えもある花束を文字どおり抱えて、17:30に帰宅。風呂釜修理の業者さんが来る時間に、なんとか間に合う(私が留守でも勝手に入って修理してもらうよう、大家さんに頼んでおいたのですが)。昨日交換した部品が実は初期不良だったことが判明! なんでやねん。ほんっとに運に見放されてる気がしてきたぞ。でも、これで水漏れや、過剰蒸気や、ゴポゴポシューシューという音に悩まされなくてすむ(予定)。<まだ、安心はしてませんよ。なにせ風呂釜とは引越してきたときからバトルってますからね。
 24:00、ゴーストのリライト原稿すべて終了。送付。すっご〜く頭を使ったらしく、なんだか脳がシワシワにしぼんだ感じ。頭痛がひどいので、とりあえず寝ます。

 2月5日、4:00起床。74コマのリライトに着手。エクセルデータで送られてきたデータを開いて、リライト部分の原稿をコピーして、自分の使うエディタアプリにペースト。そこで作業して、またエクセルデータにコピペする。ついでにエクセルデータの各項目に不備がないかも確認(そしてボロボロある!)。別の連絡シートに不備部分を書き込んで、データ化する。
 ……すげえ手間がかかるんですけど。800×600のiMacの画面では小さすぎて参った、参った。だって、元原稿のエクセルデータと、作業するエディタアプリと、不備の連絡用エクセルシートを同時に開いてるんだもんよ。何が何やら。うわ〜ん。
 終わったけど、終わったけど。まだ明日締切の101コマが控えてるよ。101匹ワンちゃんだとでも思うか。ダルメシアンがいっぱいだあ!

 そんなわけで、今、101匹原稿ちゃんと戯れています。明日……明日、上がるのかな。同じところから、今日また87コマ分来たんだよね。これは2月9日締切なので、まあ、なんとかなる、かな。2月7日、8日ともに何か取材入ってたような気がするのだけど。気のせいだよね、そうだよね(泣笑>でも、2月8日の夜は遊ぶのだ!)。
 この仕事に関しては、説明会にも行ったし、スケジュール表もいただきました。でも、最初のお話では1回につき70コマ程度だったように思うんだけどな。とほほ〜。

 もう、大混乱の極地なのですが! 「日記」書いてる場合でもないのですが! ちょっとガス抜きしないとキケンな感じなので(笑)。……本当に私、天中殺から出たんですよね。まさか、今から入るんじゃないですよね。
 今朝、お腹が空いたけど朝ご飯を食べてる暇がなかったので、そのへんにあったマドレーヌを口に放り込んだら、マドレーヌじゃない味がする。おかしいなと思いつつ、コーヒーで流し込んで、ついでに頭痛薬も飲んで。そのままPCに向かっていて。……ふと、手元に置いたままにしていたマドレーヌの袋を見たら、何やら中身の表面に斑が。ほのかに緑色の斑が! ああ、なんかマドレーヌの味じゃないなあと思ったら、カビの味か〜。
 もう12時間以上経ちましたが、腹痛は起きていません。すごいな、私の腹。徹夜一回で具合が悪くなるのに、カビは平気か!
 やっぱり今現在、天中殺真只中ってことは……ないですよ、ね。幸せよ、早く来〜い! でも、さっき久しぶりにお湯を沸かして、お風呂に入ってちょっこっと幸せ。ずっとシャワーオンリーだったからさ。やはり湯舟に浸かったときの、体重がふわりと半減したような浮力感がたまりませんね。そのかわり、湯から上がったら、身体が重く感じられるんですけど。

 さあ、仕事するぞ! ぉぅ。


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