Dairy for Paranoid

NOVEMBER 2006

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06.11.27 Mon.  笑うしかない。              23:58
 25日・26日と名古屋に出張取材してきました。一部の方はご存じの、10月から「土曜、日曜は取材が入るかもしれないので」と言いつづけていたアレです。10時間に及んだインタビューをこれからテープ起こしして原稿化します。とはいえ、6時間分は他の方にお願いしましたけれど。でなければ、間に合いません。超特急進行です。

 今の予定では、1月、2月、3月に1冊ずつ本を発行するようです。うち2冊は構成兼メインライター、1冊は編集とメインライターおよびディレクションを務めるの……かな。それに12月初旬に出張取材仕事がひとつ、月2回の連載ものがひとつ(でも、これは多少融通がきく)。
 気分的に生還率30パーセントのミッション発動中です。

 2か月余もスケジュールが決まらず、キレるほど暇なまま待たされたかと思えば、今度は怒濤の仕事責め。「なにか私、悪いことしましたか?」と誰かに聞きたい。超、聞きたい。カミサマのいじわる。
 たまに気分転換になにか書くと思いますが、基本的にしばらくネットはお休みです orz。ごめんなさい。

06.11.19 Sun.  痛みを感じる人工生命体『ゼーガペイン』  23:34
 「忙しくなってきました〜」と言いながら、現実逃避に走ってみたりして……。
 まだイロイロ待機中だったときに、録画していた『ZEGAPAIN -ゼーガペイン-』を観て、どっぷりハマッてしまいました。現在もマイブーム継続中です(笑)。

 『ゼーガペイン』は、サンライズ制作のロボットアニメ。今年4月〜9月にテレビ東京系列で放送されました。
 Xbox 360対応ゲームソフト『ゼーガペインXOR』と『ゼーガペイン NOT』の発売に合わせたメディアミックスプロジェクト「プロジェクトゼーガ」から生まれた作品で、ゲームと同じ世界観を共有しています。ちなみにゲームの主人公は、アニメ版の最終話近くに出てきたドヴァールカー所属のザーガペイン・アルティールのガンナー(パイロット)、トガです。
 タイトルの『ゼーガペイン』には、キャッチフレーズの「消されるな、この想い 忘れるな、我が痛み」を受けて、“是我痛(これ わが いたみ)”という意味がこめられているようです。

 以下はネタバレを含みます。「これから観る」という方はご注意ください。



 40年前に人類が滅亡した地球。死滅する寸前、人類は自らをデータ化し、各都市に備えられた量子コンピュータのサーバーの中に避難しました。データと化した人類は老いることも死ぬこともなく、量子コンピュータが見せるヴァーチャルな町の中で、滅亡する前と変わりなく、マンションに暮らし、学校に行き、コンビニで買い物をし、レンタルビデオを楽しむ生活をしていました。
 ただ量子コンピュータの容量に限界があるため、ヴァーチャルな世界は5カ月でループし、人類は同じことが起こる5カ月間を100回以上も積み重ねてきました。でも誰も、自分たちが今生きている世界がヴァーチャルであることも、時間が永遠にループしていることも気づいていないのです。

 日本の千葉県舞浜市に暮らす十凍京(ソゴル キョウ)は不思議な転校生・ミサキ シズノに誘われ、なぜか廃虚と化した世界でロボットに乗って戦うハメになります。それは舞浜で流行っているゲーム「ペイン オブ ゼーガ」のシチュエーションと同一で、キョウは自分がゲームの世界に入り込んでしまったのだと無理矢理納得します。廃虚と化した世界こそ、現実とも知らずに。

 人類の肉体や意識をデータ化してしまう。量子力学的な要素を取り入れた作品は私の性に合うようで、量子物理学者サム・ベケットの意識データが、時空を彷徨いながら、次々と違う人間の意識と入れ替わってしまう、アメリカのTVドラマ『Quantum Leap』(そのまんま「量子跳躍」。邦題は『タイムマシーンにお願い』。……邦題がどれだけビミョーなものだったかわかるなあ)に引き続き、『ゼーガペイン』にハマるのはもう予定調和だったんですね。
 それなのに、春から秋口にかけて仕事が忙しかったことと、それ以降はなんとなくアニメ作品全般を「楽しい」「見たい」と思えなくなったことが重なって、今まで積ん録だったのです。ようやく観て、ハマりました。全26話中、問題なく録画できているのが19話分しかなくて、今さらメチャクチャ悔しい思いをしたりして……。理由は不明なのですが、『ゼーガペイン』はなぜかGコード録画予約が作動しなかったりしたんですよね(それでも17話〜26話は完璧に録画していた自分を少しは誉めてやる)。

 なににハマったかといいますと、キョウを巡る、幼なじみのカミナギ リョーコと謎の美人転校生シズノの三角関係の顛末などはどうでもよくて、「人間ではない」存在が「人類に肉体を取り戻させたい」と必死になるその健気さ!
 コンピュータ内でつくられた仮想の存在が、つくり手である人間の意思を受けて、ただひたすら人類のデータを守り、やがては人類に肉体を取り戻させようと、生命を賭けるんですよ。自分たちは決して肉体をもった人間にはなれないのに……。あまりにも切なくて、泣けます! お約束のように、二人とも実は敵側の“産物”だったりするし。

 前半の、キョウが「自分が暮らしているこの世界と、戦っているあの世界はどちらが夢なのか」と惑う話がわりとまったり綴られるせいで(そのあたりはゆっくり説明していかないと、視聴者がついていけないという配慮でしょう)、後半がドタバタしてしまった感じは否めません。
 また、前半の伏線回収のみならず、「現実化」の問題や「時間」の問題まで扱おうとしたがために、後半はさまざまなSF的ファクターが詰めこまれすぎている気もします。
 おかげで、最終話まで観終わっても、ビミョーにわからない部分があったりして。私にとっていちばん大きな謎は、月から持ち帰られた舞浜サーバーがどこにあって、どうやって稼動しているのか。……量子コンピュータがないと、サーバーだけでは稼動しないんだよね。舞浜の量子コンピュータもジフェイタス(月)のラボも跡形もなく破壊されたし、キョウのゼーガペイン・アルティールのコンピュータはそこまでの容量はないと思うし。世界に残る都市の量子コンピュータは、それぞれの人類データを守るのに精一杯だと思うし。
 キョウの暮らす千葉県南部のセレブラムの工場内の量子コンピュータを間借中なのかな、と、いちおうは納得していますが、どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいです。

 こんな感じでちょこちょこと「?」な部分が残ってはいるものの、物語自体はおもしろかったです。
 それに、「光を失った幻体(人類のこと)が、光をまとって戦う。ホロニックローダーは“彼”の発想」たるゼーガペインシリーズのロボットの光装甲はとてもきれいで、今のCG技術があってこその造形だなあとほれぼれ。それ以上に、飛行母艦オケアノスが好きなんですよね。造形はもちろん、ステルス状態から姿を現すときの効果とか、ガスパー砲を発射するときのシークエンスはドキドキします。
 AIのみんなも個性的で、おもしろいですしね。彼らはセレブラムの指揮官・シマ司令がプログラミングしたものですが、さらに学習機能つきなので、「彼らのあの性格は、司令をはじめとするオケアノス乗員の雰囲気を表わしているんだろうなあ」と思うと、微笑ましいです。9隻の飛行母艦それぞれに同じAIが搭載されているらしいので、比べてみたい。オケアノスのAIたちがいちばん人間ずれしているのでは(笑)。

 画面を観ていて「なんだかジブリアニメがちらつくなあ」と思ったら、キャラクターデザインの山下明彦は『千と千尋の神隠し』の原画や『ハウルの動く城』『ゲド戦記』の作画監督を務めた方なのでした。どおりで、シマ司令の顔にハクやハウルが重なるはずだわv

 『ゼーガペイン』のおかげで「やっぱりアニメもおもしろい」と思いなおせたので、そういう意味でも出会えてよかった作品でした。ほんとに一時期は「このまま、私、アニメを見ることが苦痛になってしまうんだろうか。そっち関係の仕事が来たら、どうするねん」と戦々恐々していましたから。
 ……まだ「アニメからの卒業」には早かったようです(苦笑)。

 『ゼーガペイン』のサイトはこちら
 1月には『ゼーガペイン ビジュアルファンブック』(A4判128ページ 予価:税込2,940円)が新紀元社から刊行されるそうです。これで、気になっている謎がいろいろ解けるかなあと楽しみですv

 以下、さらにネタバレしてます。読まれます方はカーソルを置いてください。

 ★いいかげん語りすぎで、我ながら「うるさいよ!」という気分なのですが(笑)。

 シズノについてもそうなのですが、シマ司令のことを考えると切なさがこみあげてくるんですよね。
 彼がセレブラムの制服ではなく高校の制服を常に着ていたのも、頼りない生徒会長を演じていたのも、リョーコにビデオを向けられてピースなんてしていたのも、結局、人間になりたいという気持ちの表れではなかったか、と。
 どなたかが『ゼーガペイン』の感想として書いていらしたのですが、「舞浜サーバーをエサに、ガルズオルムのアンチゼーガ技術のデータを盗む」という作戦も、つまりはシマ自身の命だけを賭けたものだったわけで。舞浜が無事でみんながホッとするなか、命の期限が切られてしまったシマはどんな思いだったかと考えると、「ほんとに健気なヤツめ」と思います。

 作品の中で、根源的に自己犠牲の精神をもっているのは、シマとシズノなんですよね。ルーシェンやアークの犠牲的精神には「自己の満足」が含まれるのに比べて、人工の存在であるこの二人は自分たちの存在を「最終目的に達するための手段」のひとつと考えているようなふしがあります。
 人工生命体である二人だけがそういう部分を持っているところに、なにかしらの意図を感じるのですが、考え過ぎでしょうか。

 そんな二人だからこそ、自分たちが守るべき人間の理想の形として、キョウを求めたのではないかと思うんですよね。「こんなにも前向きで、でも揺れ動く心をもつ、未完成なところが愛おしい人間に未来を与えてやりたい」と。
 そんなふうに思えるほど、キョウというキャラクターはよく描かれていたと思います。嫌味なところがないし、ひたすら前向きで、自分で確かめたことしか信じない。さらに世界の真実を知るにつれ、人から愛されること、人を愛すること、生きることはイコール痛みを得たり、与えたりしてしまう活動であること、他人もまた痛みを持ちながら生きていることを理解していくさまは、16歳の少年の青さも相まって「かわいいなあ」と応援したくなります。

 『ゼーガペイン』のキャラクターは、どのキャラクターもドラマがあって、自己主張も激しくて(笑)、好ましかったですv や、ルーシェンとかね。いいキャラクターだなあ、彼はvv 思い返せば、キミってば、最初から最後までキョウしか見てなかったよね(笑)。
 久々にロボットもので気持ちのいいアニメを観た気がします。惜しむらくは、もうちょっと話数がほしかった。個々のキャラクターをもっと掘り下げる話がほしかったですね。

 あと気になっているのは、シマが、左脚のデータを失っているミナトのために開発した「幻体修復プログラム」。ルーシェンの言を信じるなら、これのヴァージョンアップがシズノに肉体を与えられるかもしれないってことですよね。
 ルーシェンが「期せずして、人間は神に近づいた」などと言っておりますが、人間のクローンとはいえ人工生命体のシマが、やはり人工的に生まれた意識データであるシズノに肉体を与えて「人間」を誕生させてしまうということですよね。……テーマが深いというか、怖いというか。
 この解釈でいいのかどうか、我ながらちょっと疑問を感じているので(シマに欲目があるので、都合よく解釈している可能性あり)、『ビジュアルファンブック』でそのあたりが言及されていればいいなあと思います。や、こんなに「ガイドブック」的なものが待ち遠しい作品も、ここ最近、なかったわあ。編集に関れなかったことが、ちょっと残念です。監督や原作、シリーズ構成の方々に聞きたいことが山ほどあるわよ!(笑)


 オープニングの「キミヘ ムカウ ヒカリ」、エンディングの「リトル グッバイ」が気に入ったので、フルコーラス収録されている「ZEGAPAIN O.S.T.2」(ビクターエンタテインメント)を買ってしまいました。現在、ヘビーローテーション中ですv

06.11.15 Wed.  進んではいる。              7:22
 何か月も停滞していた仕事は、それでも亀の歩みのごとく動きだしています。
 一向に終わらないゲラ待ち仕事は、上のほうでイロイロあるようで連絡待ち。でも昨日、状況についての連絡をいただいたので、なにもわからないまま待機するよりは気が楽です。
 「やるのか、やらんのか」の連絡待ちの仕事は、16日に版元と打ち合わせをすることになりました。
 メールのやりとりにもにょった仕事は、私が返事を出してからは、プロフィールデータ用フォーマットや入稿フォーマットのデータが順次、速やかに送られてきました。そう、あとは私が原稿を書けばいいだけです……。
 PCの買い換えの見積もりも、昨日に来ました。欲しいものは揃っていましたし、選択すべきところは説明いただいて決めましたし、サービスもありがたいものだったので、「これでお願いします」と即決。1週間くらいで、新しいIntel Core 2 Duo搭載の20インチiMacと、スキャナとプリンタが一体になった複合機が来る予定です。

 常に同じ状態に停滞はしない。時を経ただけ、すべては動き、変わっていく。そんなところでしょうか。


 デジカメを接続できるiMacが来るのを待っていたら、「河口湖旅行」のことを忘れてしまいそうだったので(すでに記憶はかなりあやふやです)、とりあえず写真なしで書きました。10月22・23・24日のエントリをご覧ください。また11月8日の「リベンジ旅行」についても追加。合わせてお読みいただきましたら幸いです。

06.11.11 Sat.  うさうさお題ふたつ            23:30
 「永久機関」の伊藤さまのところで話題に上がっていたのでやってみました、「うさうさ【左脳右脳占い】」http://www.nimaigai.com/howto.html
 私は左脳でインプット、右脳でアウトプットしている“さう女”だそうです。“さう女”の性格は「世話好きなみんなの姉御」らしいですよ。ほほう。

 つまり物事を理性的に見ているわりに、やってることは感情的(つか、本能的)ということかね? 分裂症になりそうな頭脳の使い方ですな。気を遣っているようで、気づけばゴリ押し。自分がどう思われているか気になりすぎて、自分を見失う。……あ〜あ〜、当たっているかも〜。
 しか〜し! 「いつの間にかさりげなくおいしいところを持っていくことも少なくありません」というのは、たぶんウソだ。常々おいしい思いなどしたことはないぞーっ!と力いっぱい否定しておく(苦笑)。


 ところで「うさうさ」と言われますと、思い出すのが富士通FMVのCMに出てくる“ウサタク”。木村拓哉の声で、二足歩行ウサギに「だから月はダメだって言ったぴょん」とか言われますと、なんだか無性に「むきーっv」となります。CMでの、ウサタクのガールフレンド(菊池凛子)の反応が実によく!真に迫ってよく!わかっちゃいます。
 情けなく思ったらいいのか、「こういうキムタクもいいわねv」と萌えたらいいのか、脳がコイル巻き運動を起こしてしまうと申しますか。『ハウルの動く城』でハウルに情けなさと萌えを同時に感じて「むきーっv」となったときのような、なーんか、だれかの思うツボにまんまとはまっているような気さえするんですよね。
 そんなウサタクに会える「富士通FMV“ウサタクサイト”」はこちらからGO! 私のPCではウサタク話のムービーが見られませんので、このキャンペーンが終わる前に新しいPCが来てくれるよう祈るばかりです。

06.11.8 Wed. そうだ、河口湖に行こう!「リベンジ」 11.14 23:52
 10月22〜24日の二泊三日の旅行中、超シャイな木花咲耶姫こと富士山がまったく姿を見せてくれなかったことは、この「日記」にも書きましたとおり。そのときは、宿の方に教えてもらったとおり2月とか(いちばん富士山が見られる確率が高いそうです)、GWとか、来年の今ごろとかに友人と一緒にリベンジすればいいかなあと思っていたんですね。

 しかしながら、一向に進まない仕事やら(もう何か月待ってますかねぇ)、一向に終わらない仕事やら(ゲラ出しの連絡を待って、2週間目に突入)、一向に予定の立たない仕事やら(「やるのか、やらんのか」の連絡を待って、ちょうど1週間)、一向に進まないPCの買い換えやら(見積もり書を待ちつづけ、4週間目に突入)、1か月以上待ってようやく来たメールにあった「ご不明点など、お気軽にご連絡いただければ幸いです」のひと言に感じた「また問い合わせたら、1か月以上待ちじゃねえの!?」というもにょもにょ感やら(そういう無責任な物言いを指摘するかどうか迷ったりな。結局せずに、「ご多用中にも関わりませず、諸処ご高配いただき、ありがとうございました」とだけ返す私は大人だ。その返事を書くのに5日もかかったけど(<ここに書いてる時点で大人じゃねえ!))、「ねえ……だれか私の忍耐力を試してる!?」な状態に、とうとうキレました。
 とにかく「爽快な気分になりたかった」んです。

 11月に入ってから山梨県河口湖エリアの週間天気予報を気にしつづけ、5日の時点で「8日なら間違いなく1日快晴」の確信をもって、中央道ハイウェイバスを予約しました。
 過日には関西の友人と三島駅で合流したので遠回りしましたが、実のところ、東京から河口湖はそんなに遠くありません。高速バスを使えば2時間足らずで行けます。片道1900円、往復で予約すれば片道1700円(往復3400円)とお値段も手ごろ。ネックは、都合のいい便は早めに予約を入れておかないと、当日にバスターミナルに行っても満席で乗れないことでしょうか。

 8:10に新宿発の富士急バスに乗車。中央高速に乗ると、しばらくして見えてきました、富士山が。まだ三鷹あたりだってのに、白い冠雪から青へのグラデーションが美しい富士山がくっきりはっきりとね。
 天気については「まさに読みどおり!」でよかったのですが、まったく読んでなかったのが八王子IC-相模湖IC間の中央高速の工事。そう、中央高速って片側2車線だから、工事期間中は1車線になってしまうのです。「約9キロ渋滞で、到着時間が約50分遅れます」という車内アナウンスに、内心「ええーっ」となりました。や、日帰り往復なので、そうでなくてもスケジュール、タイトなんですよ。勘弁してください。

 結局、河口湖駅に着いたのは11:00(本来は9:55着)。駅からも堂々たる富士山が真正面に見えます。
 まず観光案内所に飛び込み、紅葉台への行き方を尋ねました。11:10の西湖行きレトロバスに乗り込み、紅葉台へ登るのに最寄りの停留所「竜宮洞穴」へ。もちろん、レトロバス共通フリークーポンが大活躍です。

 「竜宮洞穴」で下車したのは私ひとり。ここは青木ヶ原樹海の真只中です。停留所近くに立てられた案内図と観光案内所でもらった地図を照合していると、近くでアイドリングしていた小型トラックがいっこうに発車しません。不審に思って振り向いたら、トラックの中からのおじさんが2人、こちらを不審そうな目で見ています。軽く頭を下げて「大丈夫」と意思表示してみせると、トラックは去っていきました。道に迷っていると思われた? それともこれから樹海に沈むかと心配された?

 樹海の中を歩くうちに、10月に歩いたコウモリ穴周辺の樹海より明るいことに気づきました。天気がいいせいもあるのでしょうが、位置的にも日照のいいエリアのように感じました。しかし、地表で曲がりくねり、のたうつ根、細いわりに葉をみっしり繁らせている木々、岩も土も木も緑一色に染めあげる苔がつくりあげた奇観は、人間を拒否する意思、人間を惑わせる妖しさに満ち満ちています。
 しばらく歩くうちに、壁のように立ちふさがる山に突き当たりました。ここから“登山”です。木々の間を、踏みしめられただけの細い道が通っています。左に行き、折れて右に行きしているうちにどんどん高度が上がってきます。足を滑らせたら、そのままノンストップで下まで落ちていきそうな、ほとんど切り立った山肌。私がはいているのは運動靴でさえなく、町歩き用のウォーキングシューズです。かなり失敗。つか、無謀。

 一度は間違えて道なきところに分け入ってしまい、また道に戻ったりしながら、約30分。開けた平らなところに出たと思ったら、目の前に富士山が! すごく近い! すごくきれい! 私が見たかったのは、まさにこの樹海を裾野に引いた富士山だ!! 目で観る! デジカメで撮る! α-7000で撮る! 携帯で撮る! 至福!!
 とりあえずここが紅葉台なわけらしいのですが、紅葉台展望台はさらなる山の上。昼食を展望台にある食事処でとる予定だった私は、仕方なしにまた登山を開始しました。この地点まで登ってきた道を下るのは絶対に無理なので(下りのほうがむずかしい)、前へ進むしかないのが正直なところ。

 さっきまでの山肌にへばりついたような山道よりは、尾根伝いに伸びる道のほうが歩きやすい。とはいえ、あまり整備されていないので、道自体は土が深く抉れていて、道の縁を木の根伝いに登らないといけないところや、落葉が傾斜を覆っていて滑りやすいところなど、ほとんど障害物競争のありさま。紅葉台を、展望台つきの見晴しのよい「丘」だと思いこんでいた自分のうかつさを呪いました(だいたい紅葉台と紅葉台展望台が二段構えになっていると思わなかった)。これは山。間違いなく標高1000メートル級の山!
 紅葉台まではたった2人の登山客にしか出会わなかったのに、さすがに展望台に近づくにつれてすれ違う人も多くなり、山での礼儀として「こんにちは」「こんにちは」と声をかけたり、かけられたり。木製の簡単な杖や登山用ストックを持っている方が多く、「あ、それ、正解!」と思いました。山肌の道を歩くのには、たぶん便利。

 ガクガクしてきた脚を叱咤しながら歩くこと、さらに約30分。ようやく展望台に着きました。
 まずは昼食。500円のきのこうどんを注文しました。富士山を間近に見る窓際のテーブルに座っていただきます。なぜかキャベツが入っていたり、小皿に梅干しの果肉と自家製っぽい大根の漬け物がついてきたり、ちょっと不思議なうどんでしたが、梅肉の酸っぱさが疲れた胃に喝を入れてくれたおかげで完食しました。
 ようやく人心地がついたところで、150円払って、展望台の屋上へ。遮るもののない屋上からは、正面にどーんと富士山。左右の彼方に山中湖、本栖湖、背後に西湖を望みます。吹き渡る風も心地よく、ああ、もう幸せ!

 充分に景色を堪能してから、階下へ。展望台の管理者らしきおじさんに「いちばん楽に下るには、どのコースをとればいいですか?」と尋ねると、「展望台から車道を行くのがいちばん楽」という返事。「車を通すために、勾配がゆるやかにつくられているから」との説明に納得して、車道を下りることにしました。車道といってもアスファルトが敷いてあるわけではなく、車がすれ違えるくらいの道幅があるだけの、石だの木の枝だのがゴロゴロしているデコボコの土道です。
 でもこの道を選んで正解でした。ほんとに楽! 一定の調子で歩けるのはこんなに楽なものなのか、としみじみしてしまいました。下る人もけっこういましたが、これから展望台に登っていく人も多く、なかには小さなイヌを抱いて、ブランドの服で身を固めた中年のご夫婦もいました。いくら勾配がゆるいとはいえ、登りの山道。その格好ではちょっとたいへんかも……。や、今回ばかりは、私も人様のことを言えませんが!

 下山して10分弱で、国道139号線にぶつかります。「紅葉台入口」の停留所から、10分遅れの14:10に来た路線バスで「富岳風穴」へ。路線バスとレトロバスは、この「富岳風穴」の停留所で乗り換えができます。15:01にレトロバスが来るまで、いい時間つぶしに「富岳風穴」へ。コウモリ穴のように立って進めない洞窟かもと覚悟しましたが、こちらはたまに首をすぼめたり、かがむくらいでクリアできました。コウモリ穴より規模もずいぶん小さいですしね。
 「富岳風穴」は初夏でも氷柱が溶けずに残るくらいの低温を利用して、昭和初期まで蚕の繭やアカマツなどの樹木の種の貯蔵に使われていたそう。今でも貯蔵室が当時のままに展示されています。

 売店でお土産を見たり、熱いココアを飲んだりしているうちに、レトロバスが来たので乗車。途中、西湖にうっすら富士山が映るのを見て(いわゆる「逆さ富士」。わざわざ運転手さんがバスを止めてくれました)、河口湖へ。「河口湖ハーブ館」で西湖・青木ヶ原周遊レトロバスから河口湖周遊レトロバスに乗り換え、「猿まわし劇場」下車。このバス停前に「河口湖木の花美術館」があります。
 このときすでに16:00過ぎ。湖畔に出て淡い夕日に染まる河口湖とその後ろに佇む富士山の景色をたっぷり眺めてから、ミュージアムカフェ「オルソンさんのイチゴ」でケーキセットをいただきました。ハーブのブレンドティが、目が覚めるような美味しさでびっくりしましたv 出てくるまで、えらく待たされたけど(笑)。美術館に入館しなくても、「オルソンさんのイチゴ」とミュージアムショップは出入り自由です。

 17:12に河口湖へ戻るレトロバスを待つ間に、あたりは宵闇に塗りつぶされ、さすがに富士山も闇に紛れてしまいました。代わりに、停留所から少し離れたところでライトアップされている紅葉回廊や道ばたの紅葉した木々が明るく浮かび上がり、なかなかの風情です。
 15分ほど遅れてやってきたレトロバスに、18:10発の新宿行きの高速バスに間に合うかと、ちょっとドキドキ。17:55に河口湖駅に到着しましたが、結局、高速バスは10分遅れて18:20の発車でした。そしてまたしても中央高速13キロの渋滞に巻き込まれ……予定より約1時間30分遅れて21:50に新宿駅着。なんだか1日、バスを待ち、バスの中で待ち、していたような気がしますが、リベンジは果たせて大・満足。
 今度は友人と今日見た風景を見たいなあ。何度見ても、きっと飽きません。

<富士山とダヤン。お気に入り、ふたつ>(携帯写真)
  富士山  ダヤン

06.11.6 Mon.  なにかが始まる……!?           23:46
 お話をいただいたものの、それがあまりにも茫漠とした企画だったがために、「こういう形ではいかがでしょう?」と具体例を提示し、クライアントの判断を仰いでいた件がありました。そのメールを出したのは、忘れもしない9月26日のこと。
 それから1か月以上も経って、ようやく返事が来ました。はたして、一応、継続的に記事を書かせていただくことになったようなのですが。

 最初の2週間は期待にドキドキしながら待ち、次の2週間は「なぜ無視されているのだろう。そんなにも失礼なことを書いただろうか」とドキドキし、一度「どうなりましたか」のメールを送ったものの即時の返事はなく、ここ1週間ほどは「ああ、ボツになったんだな」と思って忘れておりました。
 「ないもの」と見切った瞬間、企画内容もそれを考えた経緯も忘れてしまう鳥頭なので、本日届いたメールを見ながら「どうしたものか」と困っています……(笑)。ま、今から遡って思い出しますけども。

 もし上記の案件が正式に動きだしましたら、今までの中ではいちばん皆さんに近いところで、私の原稿を読んでいただけることになるかもしれません。仕事というよりは趣味の延長というのがそこでのスタンスらしいので、気楽にいきたいと思います。

06.11.5 Sun.  破滅する美女               23:56
 朝方というか未明になんとなくテレビを観ていたら、「バリシネ」(3:20〜5:00)で『ジーア 悲劇のスーパーモデル』(アメリカ/1998年)を放送していました。ジア・キャランジ(1960-1986)という実在のモデルの、26年の生涯を映画化したもの。ジア役はアンジェリーナ・ジョリーです。

 「モデルとはすなわち金髪・碧眼・白い肌のマネキン人形」だった80年代に、ブルネットの髪と浅黒い肌、ワイルドかつ挑発的な動作で、「個性が売りのモデル」の草分け的存在としてモデル界に革命をもたらしたジア。瞬く間にトップモデルの座にのし上がった彼女は、金と名声と男を手に入れます。しかし彼女は、メイク担当のリンダとの依存的なレズビアンの関係や、不安定な情緒を麻薬で紛らわせるうちに中毒症に陥るという闇の顔を持っていました。
 映画は、母親(演じるのはマーセデス・ルール)をはじめとする関係者の証言を合間に挟みながら、そのときどきのジアのようすを映像で綴っていきます。

 映画を見るかぎり、どう好意的に解釈しようとしても、ジアの“悲劇の人生”には「自業自得」という言葉しか浮かびません。
 自暴自棄としか言いようのないジアの奇行に、映画はそれなりの原因というか、言い訳のようなものを提示せんとします。すなわち、最初から最後までジアはひたすら愛を求め続けるのです。まるで母猫のお乳を欲しがる子猫のようなひたむきさで。
 しかしこの、彼女の破滅の理由が“愛情飢餓”だったという描き方には、ジアファンから批判の声が上がっているとか。
 私はジア・キャランジという人を知りませんから、彼女の破滅の理由など想像だにできません。けれども、この映画に描かれているような、寂しがりやで、心にある空虚さを愛で満たしてほしいと求めつづけ、しかし愛を得れば、それをいつか失うことに怯えてしまうという人は、たしかに存在するのではと思いました。そう素直に納得できるくらい、アンジェリーナ・ジョリーの愛情飢餓状態の表現がリアルだったのです。ただし、これは彼女の演技がすごくよかったという意味ではありません。この映画に関していえば、彼女がもつ「私を見て!」という素のオーラが、ジアという役にマッチしたという印象です。

 作品自体は、絵に描いたような成功者の繁栄と没落の物語。破滅型の人間の奇行と、それに振り回される周囲の人々の困惑、心配、諦めのようなものが、常識人の目線で描かれています。
 「私の側にジアのような人がいたら、マジ困る」というのが、彼女の死で終わるラストシーンまで鑑賞したあとの率直な感想。
 今ひとつ物語的な盛り上がりに欠け、救いもなく、同情さえ抱けない空虚な映画(というのが、製作者が目指したものなのでしょう)ですが、アンジェリーナ・ジョリーの美しさとワイルドなオーラ、孤独をベースに憂いを帯びた視線が圧倒的で、「TOO BEAUTIFUL TO DIE. TOO WILD TO LIVE.」というキャッチフレーズが「そのとおり」と思わせられます。
 ついでに人物描写のハウツウについても考えさせられた一作。

 ちなみに、ジアの恋人、リンダはエリザベス・ミッチェルが熱演。彼女はこの映画での演技が絶賛され、『ER 緊急救命室』(7th)でもレズビアンのドクター、スーザンとして登場しました。
 あと、作中でモデルエージェンシーの社長が「今は春夏もののコレクションだから、金髪が好まれる。だから仕事はない。お前は夏もの向けだ」と言うのを聞いて、「なるほど。そういう基準もあるのか」と思いました。シビアですね。

 アンジェリーナ・ジョリーが振りまく美の粒子と「マシュマロ〜v」な胸(ほんとにきれい)、そしてステレオタイプな「破滅する美女」を堪能したい方はぜひ。
 ジア・キャランジも真に美しい人ですので、下記のサイトでお確かめあれ。
 GIA-CARANGI.COM:http://www.gia-carangi.com/

06.11.3 Fri.  文化の日、“あぐり”な日         22:47
 今日は家にこもっているのがもったいないくらいの秋晴れだったので、ふらりと出かけました。行き先は東京農業大学の「収穫祭」です(11月2日:前夜祭、3〜5日:本祭、6日:体育祭)。

 13:00過ぎに到着したのですが、目当てのひとつだった醸造両科(醸造科学科・短期大学部醸造学科)の味噌・酢・漬け物の模擬店は完売終了していました。残念。
 まずは文科学術展のうち、醸造両科の展示を見に行きました。味噌や酒の醸造についてをパネルで説明。パネルの側には白衣を着た学生がいて、見学者の質問に答えていました。私が興味があったのが、醸造に不可欠な“菌”の説明。案の定、『もやしもん』石川雅之(講談社/イブニングコミックス)に登場する“菌”たちのイラストといっしょに、試験管の中の“菌”が展示されていました。A. オリゼー(Aspergillus oryzae)、A. アセチ(Acetobacter aceti)、S. セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)などなど。模型まで作られていて、「かもすぞ〜!」の声が聞こえてきそう(笑)。どう見てもカビにしか見えないその形態を見ながら、「私たちは腐ったものをありがたくいただいているんだなあ」としみじみ思いました。
 しかし文科学術展って、同時に高校生たちに向けての学科説明会にもなっているのですね(むしろそちらがメイン?)。ちょっと展示のほうがおざなりな感じがしました。うむむ。

 外に出れば、構内至るところに模擬店が出ています。見て回るうちに「甲州名物おっきりこみうどん、いかかですか〜!」の呼び込みの声を聞いたので、「どんなものだろう?」と列に並んでみました。つまるところ味噌煮込みうどんなのですが、うどんはしっかりコシがあり、大根やニンジンといった野菜もしっかり煮込んであって、おいしかったですv 250円でこの味わいは得した気分。

 そのあと、栄養サークルの「大豆と野菜のスープ」200円をいただきました。
 このスープには因縁があるのです。初めて農大の「収穫祭」を訪れたときは「大根踊り」が目的だったので、最終日14:30〜の「全學應援團リーダー公開」に間に合う時間に出かけました。「大根踊り」はプログラムの最後で、見終わったときには16:00。日は傾き、夕闇が帳を広げ、寒さが忍び寄ってきていました。「せっかく来たのだから」と構内を歩いても、模擬店はほとんどが片づけを始めており、文科学術展も終わりの気配を見せていました。
 「つまらないなあ」と立ち止まったとき、ぽつんと残っていたテントの下から「スープ、飲んでいきませんか? 100円でいいです。あったまりますよ!」と声をかけられました。「いただくわ」と言ったら、「ありがとうございます!」とすごくうれしそうに礼を言われたうえ、差し出されたのは熱々のスープがたっぷりと注がれたカップ。冷えた身体に熱いスープがありがたく、具だくさんで美味しくいただきました。「いただくわ」と言ったときの、その場にいた4、5人の学生さんたちのうれしそうな顔。身も心も温めてくれたスープ。ほっこりとした気分が心地よく、忘れがたい思い出になりました。
 そのときは闇のなかで、どんなスープか色などはわからなかったのですが(トマトベースで大豆にキャベツ、セロリ、ニンジン、シメジ、タマネギが入っているなあというくらい)、今回、昼の光の中でよくわかりました(やっぱり赤色だったか!)。この度はさらにハーブの粉末が振りかけてあって、またまた美味しくいただきました。

 うどんとスープの遅めのランチの仕上げは、アグロエコロジー研究室の「玄米コーヒー」150円。香りは玄米茶なのに、味はコーヒーという、おもしろい飲み物です。またこれが、けっこうイケるんですよ。でもアルミ鍋でつくってるんですけどね>パッと見、ぜんざいをつくってるみたい(笑)。

 構内をウロウロしたあと、最後に「ふれあい動物園」に寄りました。ハムスターやモルモット、ウサギがたくさん、アヒル4羽、七面鳥2羽が柵囲いの中に放され、柵の外にはイヌ1匹、とヤギ1頭が繋がれています。
 子どもも大人も柵の中に入って、ウサギやモルモットを抱いたり、ハムスターを手のひらに乗せたり、アヒルや七面鳥を追い回したり……。柵の外から、柵の間際で一所懸命、頭を自分の手でくりくり撫で回しているウサギを眺めていると、突然、どよめきが。顔を上げると、柵の出入り口からまさにアヒル4羽がひと塊になって逃げ出すところでした。子どもたち何人かがアヒルを追いかけるのを「追いかけないでー! 追いかけると、逃げるからー!」と止めながら、飼育員?のお兄さんがゆったりした足取りでアヒルたちのほうへ向かいます。「動物園」は駐輪場の隣に設営されていたため、自転車の間に入り込んだアヒルたちを、ものの10分ほどで捕まえて、4羽とも抱きかかえて戻ってきたお兄さん。見物客は拍手喝采。さすが、プロ!

 帰りしなにアンケートに答えたら、「第115回 収穫祭」特製ビニールバッグをもらいました。種を撒いたら、それがやがて木になるというようすを描いたイラストが農大らしい、思いがけないかわいおもしろアイテムをGET。
 秋晴れの休日を満喫した1日でした。

  農大正門
  正門の飾り付け

  櫓1
  櫓2
  11月6日の体育祭用の櫓

  農大通り
  農大地元駅の農大通り商店街の垂れ幕


06.11.1 Wed.  秋深し、ねこ恋しv            23:58
 10月は、本来あってはならない「時間がたっぷりある月」でした。つまり仕事が滞っておるということです(苦笑)。そうかと思えば、ひと月前から設定していた2泊3日の旅行の直前に取材、直後(翌日)に原稿締切が来たりして、「なんでやね〜ん!」なタイミングの悪さに泣いてみたり。

 ま、こういう月は下手にジタバタせずに「まったりするのだ!」とばかりに、部屋の大掃除をしたり、旅行したり、未読の本やマンガを読んだり、インプットに徹してみましたアウトプットは、仕事の原稿2本以外、いっさいなし。そこまで徹底して「書かなかった」成果は、さてあるのかどうか。これからのアウトプットが我ながら楽しみですよ(にやり)。サボリ癖だけがついたというなら、煮てやるからね!>自分。

 今日から11月。さっそくアウトプットしていかなくてはならない案件がふたつ。
 ひとつは、私の10月を“待機”でムダにしてくださった件。がっちり発売日が決まっているので、今、この瞬間にも猛ダッシュかけないと間に合わない(はずな)のですが、肝心の素材がまったく揃わないので、スパートのかけようがありません。「別に、私はいいんですけどね」と言ったら、社長さんに「雑文堂さんの『いい』は、よくないってことだから言わないで」と返されました。うん、よくないです(笑)。
 もうひとつは、「あー、あの企画通ったんですか、マジに」という件。なにせ企画を立てたのが半年ほども前なので、あのころの自分が何を考えていたのか、今ひとつ思い出せません。発売日だけが決まっていて、中身がなーんにも決まってなくて。その中身を考えるのは、私らしいですよ。おやおや。……いや、他人事のふりして現実逃避してる場合じゃないのですが!

 そんなわけで、気合いを入れたい11月。しか〜し、私は旅行の際に訪れた「タシールエニット博物館」のおかげで、今、わちふぃーるどにドブンと浸かっています。あ〜、なごむよ、ねこの世界。「ダヤンが好きですv ジタンはもーっと好きですvv」。『新わちふぃーるど大図鑑 ダヤンの不思議な旅』池田あきこ(白泉社)を眺めながら、すっかりねこねこ不思議ワールドに没頭中。
 さて、私はどこに旅行に出かけたのでしょう(笑)。

 いずれ、このたびの旅行についても書きたいですね。「わち」だけじゃなくて、すごく不思議で充実した旅でしたから(10月22〜24日の日記、UP済です。この「日記」の10月をご覧ください)。


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