< MILAN 4

飾り

北イタリアの青い空を見に行こう!
『黒い兄弟』一人旅


〜そしてミラノ〜

最後の晩餐
サンタ・マリア・デレ・グラッツェ教会の「最後の晩餐」修復風景
ミラノのマクド○ルド

 ミラノ滞在中の“食事処”は、もっぱら「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエレ2世」内のマクド○ルドでした。見事にゴージャスなアーケードのオープンスペースで食べるハンバーガーもなかなか乙なものです。ここのマクド○ルドは、別の3つの店と一緒に、建物の1階にブース形式で入っています。その3店鋪の中に、アルコールを売っている店があります。ですから、マックでハンバーガーとポテトを買い、別のブースでAstra(ビールの銘柄)をGET。路上のイスで、バーガーとポテトをつまみにビールを…ということができるのです。
 オックスフォード・ロンドン・パリ・ニューヨークとマックを制覇しましたが(自慢!?)、アルコールと一緒に食べられる設定になっているのは、今のところミラノしか知りません。う〜ん、さすがイタリア〜ン。
 ついでに、イタリアでは是非ジェラードにトライしてください。フィレンツェのバニラ・ジェラードは他の追随を許しませんが、ミラノのジェラードもなかなかイケます。ジェラードやトッピングの種類もイロイロで、甘いもの苦手な私でも美味しくいただける“天然”の味がGOODです。合いそうにない味を組み合わせると意外にイケます。レモンにラム&レーズンとか。お試しあれ。
ホテル・アンドレオーラ

 いよいよ帰国の朝。朝食をとりにエレベーターに乗り込むと、途中の階で止まりました。
当然、自分が乗り込んだドアが開いて人が乗ってくると思い、狭いエレベーターの中で数歩下がった途端、お尻をぶつけてびっくり。
後方にもドアがあって、そちらから乗ってきた大柄な外人の荷物とぶつかったのです。「へえ、前後両方に入口があるんだ」と感心しながら「Sorry.」と言うと、その人はびっくりしたように「こちらこそ不注意ですまない。何しに行くの?」。
「朝食」「オレもだ」ということで、朝食をご一緒することに。
サンピオーネ公園
スフォルツェスコ城から続くセンピオーネ公園
 彼はホテル・アンドレオーラの常連で、1度泊まって以来、大のお気に入りなのだそう。特にケーキが抜群なのだとか。
朝食はバイキング形式。テーブルの中央の、大きく切り分けられた3種類ものケーキは、アンドレオーラの奥さんの手作り。パンナコッタを食べましたが、一切れで1日の栄養補給完了って感じです。彼はそれを2種類ぺろっと平らげていました。

 ちょうど食堂に入ってきた奥さんを、立ち上がって抱きかかえ、ワルツの体勢になった彼。奥さんはこそばゆそうに笑っています。
「彼女のベルトはヴァレンチノが作ったんだ。ヴァレンチノって知ってるか? イタリアの有名なデザイナーで、この太陽のバックルが彼のモチーフだ。とっても高いけど、彼女はここのが好きなんだ」。
日本人にする質問じゃないねぇ(苦笑)。
「ここの夫婦はすごく仲がいいんだけど、こんな美人の奥さんじゃ無理ないよね」。
“奥さん”は化粧がとっても濃いおばさまです。でも黒髪黒目、濃いめの肌色にホリの深い顔だちは、ちょっと東方の血が入ってるぽくて、美人といえば美人かも。
「ご主人がいつもホテル内を見て回ってるんだ。料理したり、掃除したりね。あ、ご主人!」。
“ご主人”はすごくカジュアルな格好でノータイ。パッと見た目には、小柄で頭髪の薄い、丸々した陽気な従業員の小父さんにしか見えません。まさかオーナーとは…。
などなど、いろいろとオーナー夫妻のことを教えてくれました。
 実際、親切なホテルでしたから「私もこれからは、ミラノへ来たらここに泊まるつもりだ」と言うと、嬉しそうでした。
 彼自身は、ギリシア系アメリカ人でロサンジェルスに店をもつ家具商。ミラノの家具見本市に来たついでに、買い付けや製作依頼をして帰るところなんだとか。
「ロサンジェルスに来たら連絡しろよ」と言って去って行ったけど、もう忘れてるでしょうね。
サン・バビラ教会
サン・バビラ教会
 まさにあっという間の1週間。
 仕事をもって行ったので、編集部にFAXしたいのに郵便局から送れず困ったとか。
「大きすぎて送れない」というので、B4サイズを無理矢理半分に切って渡したら、「やっぱり送れない」。のたのたと4回やりなおして、ついには「こんなものは送れない」と言う。「もう結構」と受け取って、ホテルのフロントに頼んだら、あっさり1回で送れました。何だったんだ!郵便局!
 フロントでいきなり鍵が四次元ポケットにはまっちゃったとか。
私もフロントも鍵を持っていないのに、鍵がなくなったんです、一瞬のうちに。二人でカウンターを挟んで探した探した。なんか書類の下から出てきたんですが、帰館を告げて部屋の鍵を受け取る、その間に書類に紛れるなんてこと、あるんでしょうか。ということで不思議のひとつです。
 数え上げたらキリがないほど細々したトラブルはありましたけど、大変楽しい旅でした。
 ミラノを離れる前に、件のサン・バビラ教会を訪ねました。
アニメはどうやら名前だけ借りたようで、似ても似つかない形の教会でした。でも、こじんまりとした、いかにも町の教会という趣がなんとも嬉しかったり(ばか)。運河も見に行きました。
 『ロミオの青い空』もとい『黒い兄弟』のおかげで、少し違った視点でミラノを、そして北イタリアを観ることができて印象倍増。とてもいい旅でした。
 何かテーマを設定して旅すれば、観光にも意義ができて楽しいと思います。お勧めします、テーマ旅。
運河
運河



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