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ニューヨーク カウントダウンツアー
〜ここが変だよ、ニューヨーク〜

エンパイア・ステイト
クリスマス・カラーに光る
エンパイア・ステイト・ビル
 今回の旅行で一番驚いたことを一席…。
 それは電話。
ニューヨークのホテルから市内は3分1ドル25セント。ニューヨークの公衆電話から市内は3分25セント。
ちなみに1ドル=約120円計算。1ドルは100セントです。そう。日本円が最近弱いのも一因ですが、そうでなくても電話が高いのです。
公衆電話から携帯電話へは最低50セント入れないとかかりません(ちなみに携帯電話は送信はもちろん着信にもお金がかかります。それって二重取りじゃぁ)。
金額がなくなりそうになると、やかましく「コインを入れろ」のアナウンスが流れ、話していられないとか。

 そこで思いつくのはテレホンカードでしょう。
驚くなかれ、私の知る限りアメリカ・ニューヨーク地方には、日本で一般的な電話に挿入して使うテレホンカードがないんです(トランジットでテキサス州ダラス空港に降りましたが、そこには長距離用のテレカがありました)。
ロンドンでもパリでも、テレホンカードは日本と同じく電話挿入式なのに。クレジットカードも挿入して使えるのに…。
 ではどうするか。ドラッグストアとかで、10ドル、20ドルのコーリングカードを買うのです。カードに書いてあるナンバーにまず電話し、アナウンスの後、そのカードの番号と相手の番号をプッシュします。
そんなの、電話に差し込んで使うようにすりゃいいじゃんよ、と頭を抱えてしまったのでした。
IT先端といわれるアメリカのニューヨークで、ベル博士やエジソンを生んだこの国で、この公衆電話の不便さは何だ……思わず脱力。

 お次は市外電話。ボストン(マサチューセッツ州)とニューヨーク(ニューヨーク州)は隣の州。ボストンの公衆電話からニューヨークにかけるには、まず長距離を示す1を押し、市外局番を含めた相手の番号を押す。すると交換手(!)が出て「ハロー!1通話5ドル50セントです」と言う。思わず「はぁっ!?」1通話、多分3分。660円。1ドルコインなんて5枚ももってないし(1ドルは紙幣の方がまだ一般。公衆電話はコインしか受け付けない)、クレジットカードの番号を言うのも不安があったので、「結構です」と切ってしまいました。

 実をいえば、家庭電話がすンごく安いのです。回数に一律電話料金がかかるので、1回何時間しゃべっても同じ金額(長距離はどうなるのか知りませんが)。だから、インターネットやメールは365日繋ぎっぱなしにするそうです。何時間使っても1回分の料金ですから。切って繋いですると、その度料金かかっちゃいますからね。さすが、アメリカのIT化にはこのような電話料金事情があったのでした。
それを聞いて、やっぱり頭抱えてしまったのでした。ホントわからんわ、この国…。

 カードといえば、地下鉄のメトロカード。使い捨てじゃないんですよ。1度購入すれば、金額がなくなる度に同じカードを機械に入れて、希望の金額分を払えば、書き換えられるのです。変なところで、大変に合理的なのでした。これは日本も見習うべきでは? 特殊ゴミの軽量化になりますよ。
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 とにかく巨大な国土に比例して大雑把な国民性みたいですから。
 映画『34丁目の奇跡』に登場した“世界一のデパート”とかいう「Macy's メイシーズ」。ここのニューイヤーバーゲンで50%OFFに喜んで買い漁り、5カ所のキャッシャーで払ったとしましょう。
さてタックス・リファウンドは?と思ってレシートを見たら、4カ所のキャッシャーは州税(消費税8.25%)を取っておらず、1カ所のキャッシャーは取っている。どちらが正しいのか、今もナゾ。
 ちなみにボストンは州税(消費税)がかかりません。ショッピングにイイ街ですよ。ダラスは7.25%。州毎に違うのでご注意を。
 ついでに、ニューヨークは宿泊に13.25%の宿泊税(州税+市税)と1泊2ドルの滞在税がかかります。1泊200ドルの部屋も支払いは228.50ドルになるので要注意。これも州毎に違います。ふうう。

メイシーズ
メイシーズのクリスマス・イルミネーション
N.B. ニューヨーク郊外在住のゆきかさまから、ニューヨーク市のTAXについての情報をいただきました! ありがとうございます♥
 ニューヨーク市では、現在110ドル以下の買い物には、税金がかからなくなったそうです(いいなぁ)。
110ドル1セントから課税されるそうです。
 1999年までは、食品雑貨(grocery)以外の買い物(靴・服・鞄など)には8.25%のTAXがかかっていました。
なので、毛皮とか高価な買い物をする時は、皆さん、TAXのかからないニュージャージー州へ行く人が多かったとか(そりゃそうだ)。
 それを食い止めるために、2年ほどの試験期間の後、正式に110ドル以下は非課税となりました。でも高価な買い物に関しては変わってないところがミソというか…。
洋服(靴や下着やベルトなど身につけるものも含む)や化粧品など、細かいものをまとめて買う場合には、合計が110ドル以上にならないよう、こまめにレジに並ぶのがポイントですね。
ただし、バッグなどは110ドル以下でも税金がかかるそうです。
 あと、他州に住んでいる、あるいは滞在している方が、マンハッタンで500ドルのコートを買った場合、お持ち帰りならTAXは41ドル25セント。
もし州外の自宅(滞在先)に送ってもらうようにすれば、非課税になります。コート1着の送料はせいぜい10ドルですから、そうした方が断然お得! ただし、送料がTAXより安いことを確認してください。
自分の住んでいる州外で買い物をするとTAX FREEになるとは、おもしろい制度ですね。
だから、アメリカは通信販売が隆盛なのかも…なるほど、なるほど。


 さてさて、ニューイヤーバーゲンで、50%OFFのシャツをレジに持っていきました。黒人の恰幅のよろしすぎるおじさんが「45ドル」というので、あれ?と思い「あの50%OFFのコーナーから持ってきたんだけど」とクレーム。彼は変な顔をして私を見た後、そのコーナーの傍を通りかかった同僚に一言「そのバーゲン、まだやってるのか?」。本日は1月1日。売り場のあちこちに、「ハッピー21世紀! ニューイヤーバーゲン開催中」の赤いボード。今日でなくていつのバーゲンや、アンタの頭はどうなっとるねん、と心の中でツッコむツッコむ。こういう事態には、オオサカの血が騒ぐこと(笑)。
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図書館
『Banana Fish』ファンには聖地!? ニューヨーク公立図書館
 マクド○ルドで、Mサイズ(多分、日本のLサイズ)の紅茶を注文しました。ティーバッグは2つ(これはよし)、砂糖6袋にミルク(日本の物より1.5倍大きい)6コをつけてくれます。全部入れたらどういう飲み物になるのか、本質は冒険野郎ではないので、私は試しませんでした。多分“紅茶”ではなくなると思われます。

 まぁ一事が万事この調子なので、このノリについていけないと、ちょっと苦しいかもですね。私は住みたいとは思いません。観光にはまた訪れたいですが。
 ついでにこれも災厄に加えようかな(ニヤリ)。行きのシカゴでのトランジット。飛行機がコンピュータトラブルで飛ばなくて、最悪機体を変えるとか機長アナウンスがあったのです。
 20分ほどして「皆さん、Good Newsです。ブラックボックスを含むコンピュータを全部入れ替えた結果、10分後に飛べます」…それってグッド・ニュースなのか!? 私としては機体を変えてもらった方が安心だぞ、と。1時間20分遅れで無事離陸しましたが。
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 何だかマイナスイメージの話ばかりになってしまいましたので、ステキなエピソードを最後に。
ニューヨークの地下鉄のホームでのこと。突然楽し気な歌が始まりました。線路を隔てたホームで4人の黒人のグループがアカペラで歌っているのです。付近で電車を待っていた黒人の女性二人が、さりげに身体で拍子をとっています。2曲目は女性からのリクエストらしく、彼女らがハミングしながら柔らかく踊りだし、歌い手たちの声も4本のホームがある駅構内に朗々と響きわたります。電車を待つすべての人が注目し、先の婦人たちと一緒に踊り出す人も(踊るのは黒人に限られてましたが)。人種を問わず皆、自然にリズムにのって、足がステップを踏んでいます。私も含めて!
イマジン
セントラルパーク内の"IMAGINE"の碑
黒人の子供が飛び入りで混じって手拍子を担当。3曲目は「Bom-ba, Bom-ba, Bom Bom」という出だしから、 いきなり高音でシャウト!技量も並々ならぬ4人のハーモニーに陶然としてしまいました。ホームが同じかせめてもっと近かったら、お金を出したでしょう。
 日曜日の教会でゴスペルを聞きたかったのですが都合がつかず、諦めていただけに神様のプレゼントのようでした。地下鉄が来るまで、たっぷり3曲を堪能。
 クリスマスには教会で15〜17世紀の中世音楽吟唱コンサートを聞き感動しましたが、それとはまた違う浮き立つような感動が。次の機会には、絶対ゴスペルを聞くぞと決意しました。



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Added a Postscript 19 October 2001

   

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