タイトル

小咄
走る!大空港…空港には2時間前に


 「海外へ渡航の場合、空港には飛行機の出発時刻の2時間前には着くようにしましょう」。どこの旅行社の心得にも載ってます。航空券を買った時にも注意書きとして入ってます。当たり前のことです、当たり前の。
 その当たり前のことができない困ったちゃんがこの世にはいるわけで。こういう傍迷惑な輩の行状を書くことで、「やはり空港には2時間前には行かなきゃね」と皆様に納得していただければ幸いです。


新東京国際空港(成田)

 これは東京時代のお話。当時は特に気のおけない同僚6人グループで、年1回付近の温泉へ行くのが常でした。その中で同じ編集部の3人が、夏休みにバリ島旅行を計画したのです。
 ま、うち1人がですね、ちょっと問題ありで。先述の温泉旅行で、東北へ行った時のこと。上野駅発の列車の最後尾、一番後ろのドアが待ち合わせ場所でした。
 メンバーの中で一番遠いのが私。上野駅まで下手すれば乗り換え3回。「どひゃー!」発車ベルの鳴り響くホームを全力疾走。友人共がドアから顔を出して「こっち、こっち」と声援を送ってくれます。飛び乗ったとたんドアが閉まり、ぎりぎりセーフ。ゼイゼイと見回すと、6人のはずが1人足りません。
「○ちゃんは?」「来てない」「え、来れなくなったん?」「いや、そういう連絡なかったけど」
 当時は携帯電話なぞありません。新幹線ではないので公衆電話もなく、そもそもスキー客でごったがえす車内は身動きさえままならない状態です。
 「仙台で電話入れるしかないわ」「そだね」
 どうにもお手上げ状態で、列車に運ばれて行きました。
 仙台駅で電話。しかし!誰も出ません。
 「ダンナはどうした? マンガ家さんやろ。家におるんちゃうん」「つーか、そもそも家出たわけ?あの子は。病気とかじゃないわけ?」
 喧々諤々しても出ないものは出ません。
 「ちょっと経ってからまた電話しよう。ここで昼ご飯食べへん?」
 ということで約1時間後、再び電話。すると受話器が上がりました!
 「あ〜。遅くなったって出て行ったんですが」
 「それいつですか?」
 「さっきです。1時間ほど前かな? 僕も一緒に出て、タクシーつかまえて乗せました。追いかけて行くと思います」
 「………」(それでさっき誰も出なかったのか)
 「いや〜、なんか夕べ荷造りしてたんですが、今朝そろって寝坊しちゃって。さっきまで寝てたんですよ。目覚まし止めてたらしくて。すみませんね〜」
 「いいぇぇ」
 仙台からさらに列車とバスを乗り継ぐ、とっても辺鄙な温泉宿が目的地です。結局、民宿に頼んで19時ぎりぎりまで遅らせてもらった夕食を諦めて食べかけたころ、彼女は現れました。2泊3日の1日目をこれほど鮮やかにツブしながら、その完璧なスキースタイルに唖然としたことは申すまでもなく。
 精神的にくたびれ果てた一同は、部屋のコタツでリレハンメル冬期オリンピック(確か?)の開会式を肴に酒盛りタイムに突入。
 「飲むしかない。飲まなきゃやっとれん」
 皆の心中は同じだったとみえて、翌朝、部屋の隅に並んだ空の酒ビンやカンがちょっと恥ずかしかったです。酒霧にかすむ目こすって開会式見てたん私だけで、皆つぶれるしさ〜(笑)。


ポイント



 そういう前科をもつヤツが海外旅行のメンバー…私とKさんの心にはすでに暗雲がきざしていました。
 「成田、なんかイロイロ施設があって面白いみたいやで。ちょっと探検せえへん?」
 「あ、いいね。じゃ3時間前に行くってことで、成田エクスプレス予約するわ。東京駅からでいいよね」
 「新宿駅からだと本数少ないしね」
 にこやかになごやかに話す3人。しかし、うち2名の心中には陰謀が渦巻いていました。この前倒し時間は、遅れるであろう彼女のフォローにあてるための保険です。遅れなければ、計画通り空港内を探検すりゃいいわけですし。
 当日、東京駅のホームで顔を合わせた2名。
 「○ちゃんは?」「まだ」「でもまだ10分あるし」「……」
 成田エクスプレス発進。それでも私たちは2人のままでした。
 「世の中にはさぁ、当ってほしくない予感ほど当ることってあるよね〜」「そだね〜」
 テレカ片手に車内公衆電話へ。トルルルル、カチャ。
 「はい、○○です」
 「はい、じゃないっしょが。何でまだ家におるかな、アンタは」
 「今出ようと思って用意してたから」
 「さっさとおいで。なんで荻窪で遅れるかな」私は都心まで通勤片道1時間半の埼玉県内、Kさんは荻窪よりは都心から遠い高円寺に住んでいます。
 「ごめん。すぐ行くから」
 「じゃ、1時間遅れぐらいで着くね。待ってるから」
 まぁ読み通りです。3引く1は2。2時間前には揃います。
 「やってくれたよ。1時間待ちやね」「まだ、家?(苦笑)」「うん、本人出るしな〜。あれは寝てたね」「海外旅行っていう自覚ないね。○ちゃんらしいわ〜」
 などと軽口を叩きながら、我々は作戦勝ちにほくそえんでいました。

 空港に着いて、まず重いスーツケースを手放すためカウンターへ。しかし「お連れさまがいらっしゃってからお願いします。まだお時間は十分にございますし」とあえなく却下。スーツケースを引きずっての空港内探検はヤル気もおきず、彼女と行き違っても困るので、カウンターの見えるイスで待ちの態勢に。
 「△分がダメでも▽分の成田エクスプレスかな〜」
 しかし出発2時間前になっても、現れません。再びテレカ登場。
 「あ、もしもし。Zですが○○さんは?」
 「すみません。たった今タクシーに乗せました。僕、時間聞いてなかったものですから。寝坊したみたいで」
 「え? 先ほどお電話しましたけど」
 「また寝てたみたいで」
 「………そうですか」(ダメ、ダンナさんにあたったらダメ! でも拳が震える…)
 「申し訳ないです。スカイライナー乗るとかで品川へ送りましたから」
 「(し、品川?)わかりました。ありがとうございます」

 「京成スカイライナーで来るみたいよ。今、タクシーで品川向かってるって」「なんで品川? スカイライナーって日暮里駅発じゃ?」「わからん。ダンナさんが品川ってさ。スカイライナーっていつ着くん?(時刻表を出す)あ〜1時間前ムリかな〜」「どうする?」「カウンターで聞く」
 再びカウンターへ。
 「すみません。連れがギリギリになりそうなんですが」
 「便名とお名前をお願いします」
 「3人の個人旅行なんですけど。便は××で、名前はZとKと○○です」
 「あ、○○さまでしたら、×時×分ごろにお電話がありました。京成スカイライナーに乗られたそうです。もう少しお待ちいただいて、お3人様でいらしていただけますか」
 「わかりました」

 「カウンターに連絡あったってさ」「何て?」「×時×分に乗ったって電話。(再び時刻表)ホントぎりぎりだわ」
 あなどれん、○○。二度寝たぁ、さすがの我々も予測不可能。待つことすでに2時間近く。
 ところが。「来ない来ない来ない〜」出発時刻40分前で、まだ現れません。京成スカイライナーで、次に到着は出発15分前です。その時、カウンターのスタッフがこちらに合図しました。
 「何だろう? 行ってくるわ」

 「もうチェックインなさって下さい。お二方だけでもゲートの方へ。間もなくボーディングが始まります」
 「わかりました」

 チェックインを済ませて「連絡ありましたら、知らせて下さい」とお願いしてゲートへ。
 黙々とムービングウォークを辿る私とKさん。すでに疲労感と諦めが漂っています。
 ゲートではスタッフがボーディング前の作業を始めています。待ち合い室のイスに座り込み、15分前のスカイライナーに望みを託したその時。
 はるか彼方の背後から、ッッッッッッドドドドドとスゴい勢いで走ってくる音が。思わず立ち上がって振り向くと、○○です。
 「ごっめ〜ん!」
 「ごめんですむかい!!!!」
 「ごめん。スカイライナーがなかなか来なくて」
 「(スカイライナーのせいかいっ!)にしてもよう来れたなぁ。間に合ってもボーディング終わる頃やと思とったわ。品川から来たんやろ」
 「ううん。タクシーの運ちゃんに事情話したら、東京駅の方が早いって。東京から乗ったんだわ。道が混んでてさぁ。東京だったら荻窪から電車で行けたのに」
 「東京駅からスカイライナーに乗った?」
 「うん。予約してくれた切符見せたら、そのまま乗れたわ。空いてたから座れてよかった」
 「成田エクスプレスや」
 「え?」
 「東京駅から乗ったんやろ。それは成田エクスプレス。アンタ、京成スカイライナーと成田エクスプレス、ついでに京成電鉄と京急電鉄混同してない? 品川ってもしかして京急ウィングに乗るつもりやった?」
 「あれ? そんなにあるの? 成田エクスプレス?」
 「……路線が全然違うわ。大体、京急ウィングは神奈川へ行くんやけど。その調子で品川行ってたら、完全アウトや(タクシーの運転手さんに大感謝)。あ〜どおりでこの時間につくわけや」(○○、Kさんから説明を受ける)
 「え、会社が違うの〜。よかった、無駄な料金払うところだったわ」
 そういう問題か!? このラッキーに無敵な遅刻オンナに、もはや言葉をなくした我々でした。まぁこのツケは、バリ島最終日のディナーをおごらせて決着つけましたが(笑)。


ライン



ロサンジェルス空港

 これは「第1回ジャパニメーション・フェスティバル」の取材で米国サンノゼに行った時のこと。5日の滞在中4日間、会場となったサンノゼのレッドライオン・ホテルに缶詰めになりました。
 フェスに参加している企業のスタッフはともかく、私はじめ各アニメ誌の記者は、4日間ひたすらメインホールや各ワークショップを出入りし、ホテルのあちこちでアメリカのオタク連中(コスプレ付)に囲まれ、部屋では24時間!館内放送チャンネルで『らんま1/2』だの『マクロス』だの見せられました(いや、嫌いじゃないですが)。
 シリコン・バレーと呼ばれるこの地域。空港にほど近いホテルの周辺には、気軽に歩いて行ける繁華街や観光施設がないのです。4日間、記者仲間の誰かの部屋に集まっては飲むしか娯楽のなかった(笑)我々に、招待主のアニメ制作会社は5日目に観光日を設けてくれました。サンフランシスコ観光です。しかし前日の飲み会で、ある記者さんとその出版会社のロサンジェルス支社を訪ねる約束をしていた私は、彼と彼の友人と一緒に別行動を取ることに。
 バスでサンフランシスコに向かうメンバーを後目に、飛行機でL.A.に飛び立った3人。支社を訪ねると、スタッフが車で市街を案内してくれました。ロデオ・ドライブ、マウント・リー、ハリウッド通り、サンセット大通り、チャイナ・タウンなどなどを回って、さぁ空港へUターン。キノコのカサのようなSFチックな建物が見えてきました。ロサンジェルス空港です。見えてきました…が近付かない。広い空港内はぎっしりしっかり交通渋滞になってます。
 刻一刻と飛行機の出発時刻が迫ります。ターミナルビルが近付いたので、3人、車から飛び出し、車の列の間を走り抜けます。気分は『リーサル・ウェポン』のリッグスです(笑)。飛び込んだビルは、国内線なのですが、なのですが…広い。四方八方に伸びる通路。間違ったところにハマると、ニューヨークだかシカゴだか、とにかくサンノゼには戻れないこと必至です。
 インフォメーションで聞くと「あっちだ、急げ!」。出発まで10分。走る走る。まるで銭形のとっちゃんに追っかけられるルパン3世一味のように。荷物がないだけに、腕・脚大車輪の疾走です。5分前にチェックイン。3人同時にゲートをカっとばし、飛行機に乗ったとたん、背後で搭乗口が閉まりました。席に着く前にゴトゴト動き出す飛行機。
 3人組が飛行機に飛び乗ったとたん搭乗口が閉まるシーンは、何かで見たデ・ジャ・ヴュ。アニ・フェス行って、自分がアニメなマネをしてしまった一幕でした。


ライン



パリ シャルル・ド・ゴール空港

 まぁね、人のことは言えません。私には何と飛行機を遅らせた前科まであるのです。シャルル・ド・ゴール空港での15分前チェックイン!
 言い訳をしましょう。パリ事務所を一度閉じて、営業結果や取材資料をもってロンドンの本社に戻る日だったのです。
 4ヵ月のパリ出張。まぁ出だしから最悪でした。ユーロスターが英国側で3時間も止まって、パリに着いたら21時過ぎ。2週間分だけ会社から用意されたレジデンスホテルには22時過ぎに到着。話を通してあるという社長を訪ねたら、すでに事務所は真っ暗。さて、電話してホテルをとるか、旅行用では最大サイズのスーツケースごと24時間営業の映画館に納まるか、3月半ばの暖かさを信じて野宿するか。思案していたら、ホテルの隣のレストランからレバノン人の社長が出てきて、「スーツケースでわかった」と。鍵を出してくれた上、食事までご馳走になりましたが。
 この社長と、エジプト人のオーナーともイヤな因縁話がついたり。自分で、住まいから果ては事務所まで探すハメになったり。「小咄」に書きました洪水・感電に見舞われたり。何かとトラブルの絶えない私でも、呆然とするくらいのトラブル続きのパリ滞在。どれくらいスゴかったかというと、一時的ですが目が見えなくなり、声もでなくなったくらい(笑)。語る機会があれば語りましょう。


ポイント



 そんな出張期間の終わりです。無事にすまないとは思いました。朝、書籍をまとめた箱をシャンゼリゼの郵便局までもって行きました。休日だったので、本局しか開いてないからです。ところが、この重さでは郵便じゃなくて貨物だと。私が余裕で持てるくらいの重量なんですが。仕方がないので言われた事務所に行くと、別の場所だという…。そこへ行くと休日で閉まっていました。この時点でタイムリミットです。
 事務所に戻り、書籍の箱を解いて布袋に詰め込んで肩に背負います。例のスーツケースをもち、書類カバンとノートパソコンの入ったショルダーを下げると、なかなか夜逃げなスタイルで気分的にぴったりです(笑)。
 荷物の多さに負けてコンコルド広場でタクシーに乗ったのが、まず敗因。一方通行の多いパリの道で渋滞するなという方がムリだったかもです。次に運転手が私を国際列車の乗客と信じて、北駅のユーロスター専用ホームの近くに止めてくれたのが敗因その2。空港行きのRERの乗り場ったら、ユーロスターのホームから一番遠いところにあるのです。
 シャルル・ド・ゴール空港駅に着き、外へ。さてこの空港、RERの駅から各ターミナルに行くのに、バスに乗らねばなりません。そのバスったら来ないわ、来ても速度が遅いわの三重苦。バスの中で走り出したい衝動にかられます。
 ターミナルに駆け込み、カウンター・スタッフに「Sorry! Check-in, please!!」と叫べば、チケットをにこやかに受け取った彼女の顔色が変わり一言、「Oh, It's really "Sorry".(あら、本当に「ごめんなさい」だわ)」。
 飛行機に連絡を入れてもらい、通常15分はかかる距離を夜逃げスタイルで猛ダッシュ! あの長いエスカレーターを走り上り、誰もいない通路にごうごうとスーツケースのゴマの音を響かせます。ゲートではトランシーバーをもったスタッフが手招きし、首をくいっと振って搭乗口を指してくれました。
 あぁ着いたと飛び込んだ飛行機の搭乗口で、ブリティッシュ航空のスチュワーデス曰く「Excuse me, Madame. This Plane doesn't go to Tokyo.(この飛行機は東京へ行きませんよ)」
 はぁ!? 東京〜? なんで東京が出てくる? 息切れ状態で「No, ぜーTokyo!はーMy destinationぜーisふーLondon-Heathrow!!」と叫びますが、彼女は「ディース、プレイン、ダズント、ゴー、トゥ、トーキョー! Do you understand?」と、まるで子供に言うみたいに、それも何度も繰り返します。他のスチュワーデスが「彼女、ヒースローって言ってるよ」と言ってくれてるのに。ホントこの時はマジギレしそうでした。
 搭乗券を見せ、英国の滞在許可証まで見せて説得。やっと席に案内してもらいました。
「悪かったわ、お詫びにこれは私が下ろすわ」私のスーツケースを持った件のスチュワーデスが、入口の床ごと飛行機の下に沈んでいくのを見た時は、目が点になりました。そうか、そういう構造になってたのか〜。
 ロンドン ヒースロー空港でこの機の到着を待っていた方、Arrivalsボードにdelay(延着)のサインが出ませんでしたでしょうか。もし出ましたなら、それはエンジントラブルでも乱気流でもなく、私のせいです(泣)。あ、あのスチュワーデスさんもね(巻き込んでおこう)。どうみても、あれで定刻発進はできてないと思います。


ライン



時間厳守

 えぇ、時間をそこそこ守って行きましてもね、またイロイロあるわけで。
 例えばイタリアへ行った時は、ルフトハンザの出発前倒しにヤラれました。明石から関西国際空港へは、神戸港からK-CATを使って海上を行くのが早いです。難といえば便の本数が少ないこと。その時も出港した直後に港に着いてしまい、20分待ち。「着くの1時間20分前になっちゃうなぁ」と思いながら、発着モニターを見たのです。
 K-CATの港には、待ち合い室に発着便ボードのモニターが設置されています。何気なくDeparturesボードを見上げたら、フランクフルト行きルフトハンザ“都合により30分前出発”。
 「はい〜!?」何度見直しても30分“前”出発。出発が遅れることはままあります。しかし早まることなんて初めてです。都合?都合ってどんな都合〜!?
 結局出発45分前のチェックインとなりました。関空はシャトルモノレールでゲートへ移動します。結構慌てました。
 航空券を買ったとき、いつも発着時間問い合せデスクの電話番号が入ってる理由がよっくわかりました。皆様もぜひ、お出かけの前に便の発着時刻をご確認くださいませ。

 トランジットで飛行機が遅れて着くのもかないません。スカンジナビア航空を利用した時のこと。そうでなくてもトランジット時間が短いのに、遅れて着いたのです。どわあ、20分しかない!
 この時は、ロンドンで下宿していた家の娘さんの結婚式に出席するための旅でした。なので荷物は最小限で機内持ち込みにしていたのです。礼服の入った衣装袋と、機内持ち込みのトランクをもって、またしても全力疾走です。
 なにせ、今到着したゲートと次に私が乗る便の出発ゲートは、広いコペンハーゲンの空港の端と端なんですから。窓には夜になっても地平線にある太陽。あちらこちらの売店ではくつろいだり、土産物をみるボーディング待ちの旅行者。あ、変わったお土産がある、見たいよ〜と泣きつつ、通路の方々を蹴散らし、トランクのゴマのガラガラ音で注目を浴びながら、走り抜きました〜。
 シカゴ空港では、シャトルモノレールに乗ったはいいわ、どこで降りたらいいかわからなかったり(をい)。トランジットの1時間をひたすらあせって過ごし、ようよう乗り込んだら、コンピュータトラブルで飛行機は1時間20分飛ばなかったのでした(「ニューヨーク便」の「ここが変だよ、ニューヨーク」参照)。
 ニューヨーク ニューアーク空港では、徹夜して早朝便に1番にチェックインしたら、カウンターのコンピュータトラブルで復旧にこれまた1時間ほどかかり、立ちっぱなしで目眩した、とか。
 旅行するたび、私にとって空港は鬼門なのかと思います。


ポイント



 飛行機のトラブルなどは仕方がないとして、やはり出発2時間前には空港へ行っておきましょう。これが教訓です。ま、ドキドキハラハラのスリルとサスペンス、全力疾走と悪めだちを味わいたい方は…止めはしませんけどね(笑)。


ライン


TRANSIT POINT TOP


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Wrote 18 August 2001
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