Dairy for Paranoid

JANUARY 2002

BACK  FEBRUARY


02.1.31 Thu.  胃が痛い                             20:45
 夕べ、部屋決まってよかったね、と魚+熱燗でお祝いしてもらいました(笑)。事務所全体が修羅場中なので、1時間ほどさくっと。で、私はまだ修羅中ではないので、そそくさと終電で帰ったわけです。
 2時頃、さてそろそろ寝ようと思ったら、強烈な胃痛。「飲んだ」といってもお銚子に半分だし、食べたものはすべて火がとおっている。うわぁ〜どういうこったい、と思う前に、のたうってしまいました。強烈でした。3時過ぎて、薬飲んで転がってるうちに寝たらしく、朝、目が覚めたんですが。けろっと治ってるんですよ、けろっと。何だったんだ、もう。

 田中眞紀子外務大臣が更迭されたり、外国紙(外国にってところがな(苦笑))に小泉首相が叩かれたり、S議員に蹴り入れたくなったり、雪印ってどうよ、とかとか。何やら騒がしい1月最終週でした。明日から2月。2月は走るからなぁ、早いぞぉ。

02.1.30 Wed.  大安吉日                           18:13
 人知れず(ウソつけ)進行していた“東京移住作戦”。めでたく本日、部屋が決まりました。あぁもうドキドキしたことですよ。2月12日に今いるマンスリーマンションの契約が切れるのですが、仕事の方はあと2冊、ヘタ?すると3冊作らなきゃってことで、東京に足場が絶対必要になっていたのです。ここ2週間ほど、だんだん焦りがつのっていたのですが、ついに決めました。奇しくも大安だったらしいです。でも契約は2月1日先勝の午前中に(笑)。
 ということで、しばらく東京の住人になります。住まいは世田谷区。「終電がなくなっても歩いて帰れるね。よかったね」とは事務所の方々のお言葉ですが。……徒歩30分……んな事態になる前に帰宅したいものです。
 次は引っ越しってことで、忙しいなぁ。確定申告もしなきゃだし、新しい部屋にASDL引かなきゃだし、明石の住まいの水道・電気・電話を止めて、エージェンシーも大阪から東京に登録しなおし。関係各位に住所変更も出さねば。住民票どうしよう…(あくまで明石が本拠地のつもりなんですがね)。なんだか、まだまだ前途多難!? ふうう。出費もでかいし。
 考えてみたら、ロンドン・パリ滞在中含めて大小11回めの引っ越し(住空間移動)です。いいかげん、飽きましたな。

02.1.28 Mon.  まったり休日                          12:58
 土曜日は出かけましたが、総じてのんびりとした土・日連休でした。天気は、両日とも強風のうえに、日曜日はマンションの上空だけ暗雲が垂れ込め大雨、100m彼方は青空晴天という、まさに「局地的」悪天候(笑)。そんな雨の日に、部屋で寝転びながら本を読むというのは、至福です。
 お借りしている同人誌多数を読んでいたのですが、「同人誌今昔」と申しますか、しつらえや内容も随分変わったなぁと。かたや80年代の完全オリジナル、かたや2000年前後のコミックパロディ同人誌なので、内容など違って当然なのですが。違いが生まれたいちばん大きな要因は、PCの普及でしょうね。文字を自分で書いて、レイアウトも切り張りで、というのは手作りの味わいがあっていいものですが、書き手によってはとても読みにくいページになってしまったり。PC組み上げはきれいで読みやすいかわりに、洗練されすぎて味気ない感じがあったり。
 80年代の方は「えぇ!? この絵の方って…、この絵の人って…」という感じで、プロ漫画家として見たぞ読んだぞという方も描いていらして、びっくりの連続でした。パロディ同人誌の方は、元ネタの作品に興味があってお借りしたものなので、これまた面白い! どちらも読みごたえたっぷりで、1日半でまだ読み切れていません(笑)。でも読みたいものがあるというのは、幸せだと思います。読むの、大好き。で、感想を…といわれると、腰がひけるというか、頭がフリーズするのですが(苦笑)。

 土曜日の17時、TBSテレビで『モンスターズ・インク』の紹介番組をやっていました。チャンネル合わせたら、いきなり『プロジェクトM(モンスター)』のタイトル。NHK『プロジェクトX』と同じ中島みゆきのOPに、同じようなテロップが入るプロローグ。なんとゲストの登場から、「だった」というところに不思議なタメが入るナレーションまで同じ。「彼らは『怖がらせ屋』と呼ばれた。その仕事はハードだった」いや、いいんですけどね。私はイヤな感じに思ったのです。そもそも『モンスターズ・インク』を『プロジェクトX』風に紹介しなければならない、その必要性がわかりませんでした。なぜ、ここまで徹底してNHKの番組のパロディを作らなければならないのか。シャレっ気のあるシロウトさんが、HPで「田代◯さし覗きで逮捕」を『プロジェクトX』風に紹介していたのは、ブラックなギャグとして笑えましたが(いい趣味だとは思いません。傍目に著作権も侵害してるし)。『プロジェクトM』に関しては、民放が堂々とこういうコトをするなと、ひじょうに反感を感じました。やっていいパロディと、イタいパロディがあるんですよね。そんなことを思った30分でした。

 以前に行った草津の川原温泉の山木館。「ムササビの宿」として知られるこの宿をはじめ一帯が、5年後、ダムの底になるそうです。山木館は場所を変えて営業するそうですが、その前に、もう一度行っておきたいと思いました。なぜダムの必要があるのかまでは、その番組は言及していませんでしたが。ここ、露天風呂に入っていると、ムササビが飛ぶのが見えるのです。かわいいですよ〜。

 コミックの『ホームズ』久保田眞二/集英社刊にはまってます。ジェレミー・ブレッド風ホームズとワトソンに、明智小五郎の父・大五郎がからんで、ロンドン・パリの事件を解決するお話。ホームズの「助手」であった少年時代を、大五郎が小五郎に思い出話として語るというシチュエーションです。画面の時代考証もしっかりしていて、安心してノメりこめる作品。この時代に興味のある方にはお薦めです。

02.1.25 Fri.  仕事できる人!                         21:13
 今日、とあるアニメ作品のディレクターさんにお会いしました。作品の話からはじまって、今後の展開のこと、編集としてこちらができることなど、たった1時間でしたが実りあるお話ができました。自分たちがプロモートしてる作品なのに、「取り上げてほしくないんですね」とこちらが思ってしまうような、メンドクサソウな、あるいはタイソウそうな態度をとる方がいらっしゃいます。でも、このディレクターの方はひじょうに発展的で、作品に自信をもっていらして、楽し気で、「あぁ、仕事のできる人との会話はなんて楽しいんだろう!」と久々に感動してしまいました。実際、大変よくできた作品でしたし。この仕事をやっていて嬉しいのは、こういう方と出会えることなんですね。

 ここ2号ほど『新潮45』を買って読んでいます。3年前から『FORESIGHT(フォーサイト)』を定期講読しています。なんだか視野が新潮社よりになりそうで要注意なのですが、読みごたえのある「時事モノ」が他にないのですな。読者の不安を無理に煽りたてるようなもの、スキャンダル度を売りにするものばかりが目立ちます。真面目に取材して、真面目に書いている雑誌がほしいなと思います。『新潮45』はライターによってはヘボヘボな記事がありますけど、今のところ私の知りたいことに答えてくれるので愛読中です(笑)。

02.1.23 Wed.  霜柱                           13:46
 出勤途中、畑の道を歩いていると、みごとな霜柱が。畑の土をもちあげた氷の細かい柱は、まるでファイバーグラスのように透明で、朝日に白い輝きを放っています。触れたらカラカラと音をたてそうな風情なのに、音もなく溶けていく存在。やはり自然はとんでもないモノを作るなぁと感心します。

 世の中、思わぬことが起きるものです。14頭のマッコウクジラが鹿児島県大浦町小湊干拓地の沿岸に打ち上げられました。一昨日の嵐のせいらしく、今朝の段階で生きているのは2頭だけ。それも衰弱激しく、いつまでもつかという状態のようです。近所の人たち皆が助けたいと願っていましたが、300mの遠浅のうえに大荒れで、不可能。どんなに便利な世の中になっても、嵐で方向を見失ったクジラを救う手だてはないようです。1頭の解体にも1千万円かかるとか。マッコウクジラも災害になりうるんですね。
 『フリーウィリー2』という映画で、タンカーの座礁によって油にまみれ、浅瀬に乗り上げたオルカを救うというのを観たのを思いだしました。これは成功したのですが。マッコウクジラは……。
 ちなみに『フリーウィリー3』は日本の捕鯨船が大そうバッシングされています。なぜ3作目が日本では単館上映しかされなかったか、一見してわかります。内容やセリフに誤解も多いです。でも、アメリカ人が(というか、ハリウッドが)日本の捕鯨をどう受け止めているのか知りたい方は、これをご覧になればよろしいかと(笑)。私は『1』『2』は好きですが、『3』はどうしても「違う」感がいなめなくて、嫌いです。

02.1.22 Tue.  緒方貞子さん                          23:58
 昨日の大嵐とうってかわって、今日はぽかぽかとよい散歩日和でした(笑)。実際、下北沢の街をデザイナーさんのお宅までぽくぽく散歩しました。気持ちよかったです。たまにはじっくり日光を浴びるのもよいものです。今朝は6時に目が覚めたので、窓から朝日が上るのを見ながらTVに合わせてラジオ体操をしました。実に健康的にはじまり、日光の恩恵を感じた1日でしたが、会議が19時半に始まって、終わったのが23時半、帰宅は午前様決定の体たらくでした(笑)。

 早起きしたせいでのんびりした朝の時間、国連高等弁務官として名高く、この度「アフガニスタン復興支援国際会議」の議長を務める緒方貞子さんの半生をTVで観ました。大学で国際政治学を学ばれ、国連入りされたあと、結婚して子育てされ、老親の介護もされて、ついに自分の時間が取れるようになって難民問題に取り組まれることになった、と。子育てのために昇進を見送られたこともあったそうです。緒方高等弁務官の名前が聞かれるようになったときから、生半な官僚・政治屋よりよほど信頼感も存在感もある方で、気になっていました。「女性は結婚したら、男性とは違うサイクルで生きなければならないのだから、長いスパンで物事を考えた方がいい」という彼女の言葉に、同じ女性として感じ入りました。
 難民キャンプを視察して歩く彼女の姿は、決して「来てやった」といった偉そうなところがなく、祖母のような優しさで子どもを抱き上げ、母のような親しさで若い母親に声をかけておられます。今回のアフガニスタン復興支援国際会議についても、事前にアフガンの現状を視察しておられる緒方さんの姿がひじょうに印象的でした。
 できること以上のことはできません。日本国民も含めた世界が納得のいく形で、そしてアフガンの人たちの本当に必要なところに必要なものが行き渡るように。それは誠意のうえで合意されるものであるように……今日閉幕しているはずの会議に望むことです。

02.1.21 Mon.  大嵐(いや、ゲームでなく…)                      15:34
 すごい嵐です。この事務所はビルの屋上にプレハブで建てられたペントハウス風?の部屋なのですが、さっきから強風で揺れんばかりです(笑)。ガラス窓に稲光りがひらめいて、すぐに雷鳴がゴウゴウと轟きます。いやはやノアの洪水もかくやの凄まじさです。しかし、稲光りの紫電の輝きは、人間の手では作れない豪快さと妖艶さがあります。
 とか言ってる間に、トイレの換気扇から浸水中……換気扇をはずして窓を閉めようとしたら、ホコリだらけだったり。あうあうあう。雷の間はPCも落として様子見です。いやはや、スゴいスゴイ。
 PC再びつけました。まだ窓外は光っていますが、雷鳴との間隔があいてきたので、大分向こうへ行きましたか。しかし、夜はどうやって帰ればいいんですかね。豪雨を、畑の中の道を辿って帰るのはヤだなぁ。あ、外でゴミ缶がころがっていく音がしてる…。

 畑といえば、家の近所の畑は「東京都市計画 練馬区 生産緑地地区」なんですが。最近までブロッコリーが植わってました。今は緑のブツブツしたところが収穫されて、芯と葉っぱだけが残っています。あと、なんだかわからない葉ものが露地とビニールハウスの両方に植えられてます。種を蒔いているところから見ているのですが、双葉が出て葉が増え、かなり成長した今になっても、何なんだかわかりません。ビニールハウスの方が成長が早いのですが、それでも正体不明。いつかわかるのだろうかと眺めながら、毎日歩いています。…平和です。

 平和でないのが隣の部屋の住人。今朝5時くらいに、ドスンとエラい音がして、なんだか床が揺れた感じがしました。ご本人がロフトから落ちたんだったら、軽傷ではすまないでしょう。でも、そのあと、ぎしぎしロフトの梯子を下りる音がしたので一安心。何が落ちたんですかね。かなり重いモノとみましたが。おかげでこっちはバッチリ目が覚めましたとも。目覚まし代わりになってくれて、ありがとうって言えばいいのかな(苦笑)。

02.1.20 Sun.  聖ニコライ堂に                         1.21 12:10
 行ってきました。御茶ノ水にある有名な「正教会」の聖堂です。日曜日の10時から主日聖体礼儀があるとのことで、またまたお誘いを受けて参加しました。系統としてはロシア正教会なんですね。パンフレットに「サンタクロース(聖ニコライのオランダ読みシント・クラエスがなまってサンタクロースとなった)の履歴書」などが本籍地や学歴、職歴、賞罰つきで書いてあるユニークな聖堂です(笑)。「礼儀」を見ていると、正教会系の聖堂がなぜドーム型(イスラムのモスクに似た聖堂、あるいは丸く掘削された洞窟など)をしているのか理解できます。微妙に節のついた詠唱や朗読が多いのです。司祭たちや聖歌隊の声が朗々とドームに響き渡り、荘厳さ二割増し。ギリシア、トルコ、エルサレム周辺そしてロシアの「正教会」の感じがわかって実り多い2時間でした。でしたが、2時間以上の立ちっぱなしはキツイ。正教は、「礼儀」の間立ちっぱなしなんですよ。いや〜腰が痛かったことでございました。腰の弱い私にはちょっと辛いです。
 神保町の救世軍本部とかキリスト教関係の書店(でも日曜日は定休日)、四ッ谷のイグナチオ教会などを尋ねました。なんだかキリスト教な1日でした。でも、二度はイヤですね。私にとって宗教とは精神安定剤なので、「調べる」ものではないんですね。なんだか理由なく疲れたので、二度と教会や宗教関係施設のハシゴはやりません。なんか、違う気がする。……とわかったのが、収穫でした(笑)。

 通勤の行き帰り、ディック・フランシスの出たばっかりの文庫本『不屈』を読んでいます。「男の頭が、助けが必要なふりをしている場合にのみ、女を対等者として受け入れることが多いのは、なんともばかげている」という文に、思わずうんうんとうなずいてしまいました(苦笑)。昔から男性に対してひじょうに点の厳しい私ですが(笑)、そもそも男性はよほどのことがないかぎり、女性を「対等者」つまり「男と同じくらいには理性と頭脳と感情をもっている生き物」だとは思えないらしいってのは、これまでの経験で感じてきたことなので、まぁ相身互いでしょう。
 私のもっている24時間を「何」に振り分けるかというのは、かなり私にとって重要な問題です。今のところ、第1は仕事。これは生活に直結するし、楽しくてやってる部分もあるので。第2は読書とかTV見たりとか、頭脳を遊ばせられること。第3は気のおけない人と楽しく食べて飲んでおしゃべりすること。第4は睡眠。残念ながら、これに「特別な人」とやらの入る余地はないですね〜とか。いえ、東京にきてから「まだ、結婚されてないんですか」とよく聞かれるので、自分なりに言い訳を考えてみました。…ってことで、こういうことらしいです(爆笑)。

02.1.19 Sat.  寝正月ならぬ                           1.21. 11:56
 寝土曜日。ぐう〜。こんなに寝たら、脳みそクサるだろうというほど寝てました。疲れてたのか?ワシ(笑)。電話で起された以外は、くうくうくう。なにか油断してるような気がしますが、ま、寝られるうちに寝ておけという、天の思し召しと思いましょう。
 う〜ん。金曜日の夜に、なんだか久方ぶりに、ワイン飲みつつ、ハジけた会話をしたせいかも? いろいろ溜っていたモノを発散できたからでしょうか。いや、同席された方は「被害」だったかもですが。……いろんな意味で不安があるのは確かなのです。このまま東京にいるのか?とか、仕事と収入の折り合いをどうつけていくのか?とか。その辺りの話を聞いてもらえたことが、ちょっとさっぱりしたのかな。こればかりは、フリーランスの立場と、仕事の中身を知っている方でないと、話しても仕方がないので。うん、ありがたかったです。Tさんと奥様にはご同席いただいたうえに、すっかりご馳走になりました。ありがとうございました m-_-m。
 金曜日の夜の記憶はあるのですが、土曜日の記憶がない。本気で寝ただけか〜。こうして書いてる間に「なにか」思い出さないかな〜と思ったのですが、何もない。私の19日はミッシング・リンクです(笑)。

02.1.18 Fri.  下北沢駅の階段を                           17:00
 1段、踏み外しました。思いっきり足の甲が横にひねまがりました。しばらくはうわ〜んとした痛みで棒立ちだったのですが、歩けたので、そのまま事務所へ行きました。腫れてこないし、痛みもないしで「やれやれ」ほっとしてたんですが。なんだか力が入らない、というか微妙にしびれている。あにゃ? ま、いいか。

 昨日は15時に帰宅して19時半まで寝てました。帰ったときにクセでつけたTVそのままにして大爆睡。電気がもったいないったら。で、そのまま『京都迷宮案内』やら『バトルランナー』やら『プロジェクトX』やら『アクエリアンエイジ』やら『クロウ〜天国への階段』やらハシゴしました。再び寝たのは午前3時。次に目が覚めたのは午前7時半。なんかヤなサイクルです(苦笑)。
 ハシゴの中で、『プロジェクトX』は実話なので別にして、おもしろかったのは『クロウ』。映画版は、主役のブランドン・リーが撮影中に亡くなったことや、そのために途中から埋め込まれたCG映像の見事さでも有名ですが、TVドラマ版もなかなかイケてます。現代の犯罪+ゴシックホラーの趣は私好みだなぁ。元々はアメリカのコミックですね。
 そういえば、『バトルランナー』も、ストーリーの中で放送局がバトル映像を差し換えるシーンがありました。映像って、何がホントで何がウソなんだか、フレームにはずれた部分に何が映っているのか、考えなければな〜と思いました。いや、風呂入ったり、夕食の準備したりできちんと見てなかったので、こんなところが印象に残ってたり(笑)。
 『アクエリアンエイジ』はまだ2話目で先行きがわからないのですが。芸能界超能力対戦? 何より、戦闘シーンのオーラの透過光が妖怪「いったんもめん」に見える!しかも色付き…赤、緑、青(笑)。変なところにウケて大笑いです。早く響太君がマインドブレーカーとして魅力的になってくれないかな。日渡◯紀の『未来◯うてな』(今、事務所の私の机に積んであるのです。なぜだ(笑))の健君みたく変身してくれるの、希望。紹介記事を書いたので、気になるアニメです。
 それで思い出した。「PALETTA Vol.2」今日発売ですか。見てくださる方、いらっしゃるかな? 私の担当ページは「仕事リスト」にUPしておきますね。

02.1.17 Thu.  ちょっとヒマがあると                        11:03
 ロクなことをしない人間ってのが、この世の中にはいるもので。
 なんとな〜く、酒を飲む機会が増えている(つまりヒマがある)ような気がしたので、ついテープ起しを引き受けてしまいました。1時間の電話会話ということで、こりゃ楽勝と思いました。……不覚でした。本当にこれ1時間の出来ごとですかい!?というくらいに中身が濃い。3時間モノの間違いでは!?って思いましたが、カウンタは1時間強でした。ついでに専門用語がビシバシビシバシ。もひとつ、使い馴れないICレコーダでの録音で、下手にボタンを押すとすぐ最初に戻っちゃうぅぅ〜。いや〜ん。コンピュータに接続して、自動テープ起しができるようになる日まで、私はICレコーダは絶対使わないぞう。ってことで、「まだ」事務所にいます(笑)。もうすぐ帰ります。目がほとんど開いてないので、今日の私は使いものになりませんわ。
 メールのお返事もしたいけど、文字が三重に見えるぼややややや〜んなので、待ってやってくださいませ m-_-m。

02.1.15 Tue.  サイトからリアル世界へ                     18:40
 北原文野先生の『パソコン初心者ものがたり 4』に拙文が収録されております。このサイトの『夢の果て』に関する文章の再録なのですが、本の方は北原先生のイラストが入ってとっても読みやすくなっています。なぜご本に載ることになったのかの経緯もマンガで説明していただいて、内容に感動しました。こんなふうに、サイトからリアル世界に発展していくのって嬉しいです。
 ということがありましたので、別の方からのお誘いもお受けしてしまいました。さぁ、締切守って書けるんでしょうか? いったい何を書くのでしょうか? まったく見当がつかないままにOKしちゃった雑文書きの明日はどっちだ!?

 今レンタルしているカウンターが鯖の関係?で不調だそうです。なので、新しいカウンターを借りました。なんだか半日レンタルカウンター探しに明け暮れた感じです。ぜいぜい。「お、あった!」と思っても「現在、新規登録してません」とかが多くて。やっとこ借りましたので、TOPのカウンターで大きい方を正規のカウンターとします。今までの小さいのは参考ってことで(笑)。きり番は「大きいカウンター」の方でカウントします。それにしてもいつこんなに数字が回ったのだろう。やはり連休か、連休のせいか〜。

 『太陽と月に背いて』のページにちょっと追加しました。ヴェルレーヌの詩の原文です。やはりヴェルレーヌの詩は原文を読んで初めて、その見事な構成と韻がわかるんですよね。ということで、稚拙ながら読み方もつけてみました。ま、そんなことあんなことで、また今日一日が終わろうとしています。

02.1.14 Mon.  テれテれ                          1.15. 18:04
 東京ステーションホテルのレストランで、サンドイッチ食べてコーヒー飲んでワイン飲みながら3時間。東京に来たからには絶対にお会いしなければと思っていた方と、語らってしまいました(きゃっ)。えぇ、女性ですよ(そうです。私はステキな女性とお話するのが好きなんです…といったら「オヤジだ」と言われたことアリ←笑)。お声がけいただいて、季節外れにうららかなデート日和に浮かれつつ、いそいそと出かけました。
 黒のインヴァネスチックなロングコートに、黒のフェルト帽子、黒の手袋という私の冬の定番のいでたちに、「エドガーみたい」と言っていただいて、またまた「きゃっ」であります。あのエドガーですよね、ふふっ。いえ、別の方に「『ベルセルク』に出てくるモズグズ様みたい」と言われてちょっと(いや、かなり)ショックを受けたので(宣教師に見えるというのは否定しませんが。別の方にも言われたし(笑))、「エドガー、私はエドガー・」で決定な気分でした(ふふふ)。ほら、形容の美しさでイメージ全然変わるや〜ん。
 またしても私がしゃべりまくるパターンで(をいをい)、サイト管理人の苦労話なぞをつらつらと。……なんでサイトの話になったんだろう。
 ま、私のサイトは苦労なんてないも同然ですが。またーりといけてる方だと思うし、それが自慢だし(笑)。なにかと問題起こりそうな「チャット」ページは絶対つけないつもりだし。でも、「掲示板」や「公開メルアド」のレスとかまれに気をつかうんですね(えぇ、これでも)。ご〜くたまにムっとすることもあるし(管理人も人間だい。機嫌の悪いときもありますわよん)、ヤバくてイタタなときもあるし、初めて書いてくださる方とか、やっぱりそれなりにレス考えますよね〜とか。あと更新とか(これは笑うしかない)。
 でもやはり楽しくてやめられないですね、が結論。サイトやっていなかったら知り合えていなかったであろう方々を思うと、やはりネットはすごいし、サイトはおもしろいと思います。
 そんな話がほとんどで、もうちょっと別のお話もするべきだったな、と。次の逢瀬を熱烈待ちなのです。
 
 結局、ほとんど家にいなかったせいで、読書三昧はできなかった休日。いろいろお借りしてます皆さんには申し訳ないと思いつつ。もうちょっとお貸しくださいませ m-_-m。『ベルセルク』も、1ヵ月借りててまだ8巻までしか読めてません。おかげでモズグズ様がどうヘンな人なのか、片鱗しかわかっていません(でも、わかってるかぎりでもかなりヘンな人だ)。他にもアレもコレも。マンスリーマンションは本だらけであります(笑)。1月中には読んじゃうぞう。

02.1.13 Sun.  サ◯ラ大戦 活動写真                    1.15. 17:42
 チケットをいただきましたので、ニュー◯イプ時代の元・先輩と行ってきました『サクラ◯戦』。4本立ての前3本が腰が抜けるくらい「ヤマなしオチなしイミなし」的おもしろ展開だったので、いやがうえにもサ◯ラに期待が(笑)。いやもう、「おさげ」をさがして三千里だったり、「にょ」とか「でじ」とか「柏餅はでかけりゃいいってもんじゃないにょ」とか、「タコ的にいいのか、それで」と思わずリナに同感しちゃうような有様で…(かなり混乱しております。少々お待ちください)。
 そしてサ◯ラ。まず美術とCGにびっくり。私たちがアニメにかかわっていたのは8年前。セルアニメがデジタルデータになってるだけでも隔世の感があるのに、これまた見事なCGワークです。『メトロポリス』でも気持悪いくらいに動く画面に驚嘆しましたが、サク◯もすごかったです。特に列車が弾丸スタートを切って走っていくシーンはカッコいい!と思いました。。それから、設定にびっくり。少女歌劇団が帝都防衛団たぁ…ちょっと…いやだいぶ設定にムリあり? いきなり歌劇から始まって、歌劇で終わるものなぁ。コスチュームもすごいし。でも、それはそれとしてストーリーはわかりやすいし、絵もだいたいきれいだし、歌劇の歌に照れくさ感はいなめないものの、楽しめました。
 そのあと『ヴィドック』観ようとしたのですが、ほとんど満席、前の方しか空いてないということで諦めました。
 サンシャイン通りの雑踏を抜けて、大通りを渡ったところにある静かなお店で、ゆっくりじっくり話し込みました。コンピュータの話から、会わなかった間の話や、仕事のこと。赤ワインを2人で1本空ける頃には、パリで地図チェックを手伝ってもらったとき、夕暮れのサンマルタン運河のカフェでカルヴァドスを飲んだことなど思い出していました。う〜ん、気分的にパリづいています。ちょっとしみじみりぃな、連休中日でした。

02.1.12 Sat.  なんだか                             22:23
 ヘンなモノを書いてしまいました。どうもフランス文学がからむと論文調になってしまいますな。学生時代がココまで尾を引くかーって感じですが、なんとかUPしてみました。久しぶりにフランスの19世紀末の世界に浸りましたのことよ。ふううう。
 本当は昨日UPする予定だったのが今日になってしまったのは、昨日はすごく腰が痛かったからです。なぜ?と思うくらい、理由もなくすごい痛みでした。イスに座ってるのも辛い、歩くのも辛い、立ってるとマシだけどだるい。ぼーっと立ってるわけにもいかないので、根性で帰りましたが。事務所で座りすぎ? ちょっとは動けということでしょうか。でも今朝シップを貼って出社したところ、大分マシでした。薬は有効だなぁとまたまた認識した次第です(笑)。
 で、休日出社して何をしていたかというと、『太陽と月に背いて』のページを作っていたのだから何なんだか。1日オーバーでゆっくり考えられたのは腰痛の賜物ですかね(笑)。事務所でページ作るのは、自宅からコンピュータをもってくる以外に、サイト管理する術が他にないから仕方がないっスけどね。あまり集中して熟考できないのがネックです。

 さて、まったりと時間が流れています。残りの2日間は溜めていた文章モノと、映画の鑑賞に費やしたいと思います。

02.1.11 Fri.  水道管にはまったサトイモの取り方                 13:40
 昨日のこと。事務所の先輩編集Sさんが突然「昨日は大変だったんだ」と一言。この方、一昨日は久しぶりに私より早く、人並みの時間に帰られたはず。所長が「何が大変だったんだ?」と尋ねたら、「昨日帰ったら、おふくろがパニック起こしてて」と。聞けば、お母さまがサトイモを洗っていて、1コ排水口へころがされたとか。いつもはゴミ溜めネットが排水口にかかっているのに、その時はたまたまはずれていて、サトイモは排水パイプへ飲み込まれてしまったのだそう。水を流すとパイプから逆流してくる状態で、お母さまはすっかりパニック。帰っていきなり、シンク下を覗くはめになったSさん。鋼鉄製ではなく蛇腹パイプとはいえ、はずすこともできず途方にくれたそう。そこで一計を案じて、なんと掃除機をもちだして排水口に密着させ、ゴ─────と。しばらくは反応がなくて失敗かなと思った矢先に、ゴボッと固形の感触が。
 「いやー、僕って機転がきくよねぇ」はい、そのとおり。異議なしです(笑)。

 とか平和な一日が、明けて今日になると、下版で問題が起こったり。データが壊れていたり、文字がヌケていたり。データ入稿は確かに楽なのですが、紙版下や原稿自体を入稿していた頃には起こらなかったようなコトが起こるので油断なりません。

 昨日、宿題をひとつ上げました。今日もうひとつこなしたいところですが、どうかな? 宿題ひとつは、かなりの加筆訂正を経て『ツインシグナル』コンテンツに上がる予定ですが、さぁ、いつになりますかね。原稿の再録を快諾してくださったねむろ とお様、ありがとうございます。
 課題図書はロボットと人間の関係を描いたというより、アトムという第3者から人間世界を俯瞰したというのが、より作品テーマに沿っていると私も同感です。かなり哲学的なこと、そして人間世界の矛盾を、絵と物語で描写された手塚治虫という天才に、脱帽の4冊でした。こういう機会でもないとしっかり読まなかったかもと思いますので、紹介していただいてよかったです。

02.1.9 Wed.  校了                            14:27
 昨日、だいたい校了しました。まだ2P残ってましたが、さっき来たし、追加原稿も書いたし。今、隣で最終訂正中。終わりだ終わりだ。なんかハードな1ヵ月半でございました。『PALETTA』Vol.2(エンタ◯ブレイン刊)、1月18日発売予定です(笑)。
 さて、毛だまのごとくころがりこんだ先は、次の本の制作。詳細は未定ですが、3月発売予定らしいです。昨日、企画書の案(笑)は上げましたが、ここから打ち合わせ〜とか、打ち合わせ〜とか、打ち合わせ〜が始まるので、実質作業は1月末からでありましょう。忙しいような、ヒマになるような…明日のことは明日わかる状態ですね。しばらくは企画書書き書きマシーンと化します(爆笑)。
 とりあえずは校了万歳!なのであります。

 昨年末から密かにマイブームなのが「黒糖テーブルロール」。あのほのかな甘さと、しっとりした食感が愛おしい(笑)。東京での朝食はコレ2個と味噌汁という、普段の私なら気持悪いと思うメニューです。黒糖パンなら合うんですよ、不思議なことに。で、7日にまた買い込んだのですが、おみくじシールが袋についてました。家で早速べろりとはがしたら「大吉」! はらしょー! なんか今年は恐いくらいに「当たって」いる……でも、もしかしたら袋についてるおみくじ全部が「大吉」なのかもと、もうクジ運にかけては疑り深くなっている自分がちょっと情けない一幕でした。ともあれ、このマイブーム、もうしばらく続きそうです。

02.1.7 Mon.  あら?                             23:53
 あぁ、「I Will」が鳴っている〜。ケータイが鳴っている〜。寝ぼけまなこで電話に出ます。「はい、雑文堂です」「あ、◯◯です〜。今いい?」「ああと。ごめん、今仕事中」(寝ぼけているわりには、すごいウソつくよな! でも本人は大マジだったんです。夢で仕事してたらしい(苦笑))「あ、ほんとに〜。今から明石の神社に初詣でに行くから、ついでに寄ろうと思ったんだけど、仕事中じゃダメだね」「うん、ごめん。……(この辺から目が覚めてくる)いや、あの、私、今東京なんだけど」「え!?」「東京来てるんよ。11月から」「うそ〜」(東京ではマンスリーマンションなので、年賀状の住所、明石の自宅で出したからね〜。私が悪いのよ〜えぐえぐ)とかなんとか電話を終えて時計を見たら、14時45分。「うそ〜!」。ありがとう、Mさん。あなたからの電話がなかったら、私もっと寝てました。慌てて身支度して(しっかりご飯食べて、風呂にも入って)出社しました。いえ、今朝家帰ってきたの9時過ぎだったもので、勘弁してください(笑)。
 それでまた、終電ぎりぎりまで事務所にいたわけですよ。このままだと昼夜逆転の悪循環になりそうなので、明日はしっかり朝起きしましょう。
 ってことで、事務所ではえんえん企画書書いてました。明日に持ち越しです。さぁ、終電だ〜帰るぞ〜。

02.1.6 Sun.  富士山がきれい!                        23:58
 5日は夕方に遠来のお客様と待ち合わせ。不思議なご縁で知己となり、福井旅行、年末の徹夜明けにもお会いしたNさんと、福井旅行でご一緒したFさんです。大阪のコミックシティに参加されるために来阪、神戸のホテルにお泊まりでしたので、お会いする機会を作っていただいたのでした。
 集合は北野坂のケーキ屋さん。「北野坂でJR三ノ宮からすぐの店」と店名を言われてもわからなかった私ですが、「イスズベーカリーの隣」でわかるとはやはり神戸人だったのか!?(笑) その後、神戸でも今おいしい店と評判のホテル・ピエナのレストランで、フランス料理のコースに舌鼓をうったのでした。カニのスフレや英虞湾の生カキを追加したり、久方ぶりに贅沢な饗宴でございました。

 という楽しい余韻もそこそこに、6日は西明石駅9時8分発の新幹線で東京へ。前日に愛知県在住のNさんから、雪で遅れるのではとご心配いただいたのですが、関ヶ原で徐行して2分遅れ程度ですみました。よかった〜。いやもう、トンネル内で止まっちゃったらとか、イヤな妄想が初夢だったりしたもので。米原を過ぎたあたりから、雪の白に山や家々が黒々と浮かび、「日本の冬の風情」「水墨画」の趣でした。……爆睡していたわりにはよく見てるな。大井川鉄橋のあたりで「本日は富士山がよく見えております。左側の窓よりご覧ください」のアナウンス。目を開けてみれば、山上に絶妙の配分で雪をかぶった富士山が、いつもより間近に見えております〜(笑)。東京へはちょくちょく行ってましたが、こんなに「美しい!」と思える富士山を見たのは初めて。年始からなんだか「いいモノ」を見ました。

 7日が校了と聞いていたので、東京駅から事務所へ直行。色校読む読む見る見る。でもまだ出校してないページ(年末の8Pとか)があるので、終わりませんね、はぁぁ。とか言ってる間に、次の仕事としてこんどは丸まる1冊の編集作業をいただきました。早速始めねばな〜。
 で、6日が日曜だってことを忘れて、すっかり素材のチェックに夢中になり、終電のがして徹夜作業決定。何なんだかの仕事始めです。

02.1.3 Thu.  寝坊の日                          23:48
 昼の12時まで寝倒しました。おかげで初詣ではおろか、やろうと思ったことを果たせないまま夜です。あぁもう能率悪いったら。
 明日は運転免許の更新に行かねば。ちょうど帰省しているタイミングでよかったよかった。確かゴールドになるのではないかな? もうペーパードライバー化しつつあるんですけどね。乗るならマニュアル車でないと。
 免許更新の次は確定申告がくるんですよねぇ。もうメンドいことが次々と……。
 
 名古屋方面が豪雪です。新幹線のダイヤが乱れまくってるようです。そうでなくても関ヶ原のあたりは毎度「積雪のため徐行運転」区間なのに。1月6日に東京に戻る予定ですが、豪雪でないことを祈ります。泣く子と天気には勝てません。

 さて、そろそろ「宿題」を片付けねば。その前に手紙も書かなくちゃ。見たいビデオ、読みたい本もあるのですが、そこまで手が回らないまま再び上京ってことになりそうです。あぁ「休日」の過ぎ去ることのなんて早いこと。明日が仕事始めの方に比べれば、まだ余裕があるといえばあるのですが。「どこまで宿題を片付けられるか、乞う、ご期待」ちょっと投げやり(苦笑)。

02.1.2 Wed.  『ハリー・ポッターと賢者の石』               23:30
 外出しようと外に出たとたん、横殴りの雪にからめとられました。後に雪は止んだものの、終日寒風の吹き荒れる底冷えのする一日でした。
 神戸・三ノ宮へ出て、国際会館内の映画館で「13時上映回」のチケットをとろうと窓口へ。残り4席の表示に、まぁ何とかなるだろうと思っていたら、前に並んだ動作かったるく、学生証をもっておらず、どうみても女子大生にしか見えない「中学生」に同じような感じの連れが2人いることが判明。結局「16時上映回」で観ることに。
 封切りから1ヵ月以上経っているし、正月2日目はまだ家庭で祝っている人が多いだろうと判断したのですが、『ハリ・ポタ』人気恐るべし。そういえば、明日21時45分からN○Kで“ハリー・ポッターの舞台を訪ねる”番組の再放送もするんですね。
 チケットをとって、交通センタービルの「燦」でランチ。正月休み真只中のお店が多いなか開いてたうえに、「睦月の御膳」が2000円とリーズナブル。席につくと祝い箸が置かれ、なんと升酒のサービスが! シャンパンのグラスサービスもあり、一気にお祝いムード。いい気分で同行の方との会話もはずみまくります(←ほとんど私一人がしゃべってました…)。精算の際に「今年の福試しをどうぞ」と福引きの箱が出されたので、ピンポン玉をひとつ取り出してみたら、なんと「当り」! スヌー○ーグッズ(枕、ゴミ箱、ぬいぐるみ、カン貯金箱、陶製マグカップ、壁掛け時計)をもらいました。なにせクジ運は最悪なので、当ったことはうれしかったのですが、まさかこれで今年の運を使い果たしたわけではなるまいな、と怯えが入っています。
 カルヴァドスのムースにアールグレイでお茶したりして時間をつぶし、いよいよ『ハリ・ポタ』。

 ……ブリティッシュ・テイストあふれる作品でした。英国びいきの私などは、観てるだけでうれしくなっちゃいました。「魔法」にコーティングされていますが、早い話が欧米文学お得意の孤児モノですね。『ジェーン・エア』とか『ミス・ビアンカの冒険』(孤児の少女を助ける巻)が浮かびました。自分の引き取られた先でいじめられ、ほとんど外にも出してもらえず、教育も受けられず、自分は存在しているだけの「ただのハリー just Harry」だと思い込んでいた孤児ハリー。ところが彼は魔法界では知らぬ者とてない有名人だった。学校では、校長や副校長がまるで孫を可愛がるように目をかけ、ハグリッドも息子のようにかまい、友人たちが一目おく存在。観ていると、そのひいきぶりがだんだん鼻についてくるのですが、やはりハリーは一筋縄ではいきません。
 「僕自身より他人の方が僕を知っている」と溜息をつく彼は、さすが11年間もいじめられ、邪魔者扱いされてきただけあって、ひいきや賞賛にスポイルされないしぶとい子供であったわけです。魔法を何ひとつ知らないのに魔法界で歓迎されている自分に違和感を感じ、自分が正しいと思えば校則も危険もぶっちぎる強い自我をもっています。それがハリーの魅力なんでしょう。映画では、ハリーの勇気を称えるシーンが多かったですが、あれは「勇気」ではなく、「自我の強さ」だろうと思います。私は原作を読まずに鑑賞しましたが、ハリーの達観ぶりというか、妙に老成しているところ、おもしろいと感じました。
 学校や寮の生活が四季を通じて描かれ、「学園もの」としても楽しめました。ハロウィンを祝う?ところなど、やはり「魔術」はケルト系かい、とか思いましたし。
 惜しむらくは、最後の寮の優勝杯決定のシーンがちょっと嫌味っぽかったです。なぜハリーがあんなにスリザリン寮を嫌がったのかも理解できていないので、あの「逆転劇」にも感情移入ができませんでした。「スリザリンの連中、ぐれるぞ」と心配してしまいました(笑)。
 映画館情報では、今年11月30日に第2話が公開されるとのこと。いわば世界観の紹介が主であった第1話を土台に、今度はどんな冒険をみせてくれるのか、ひじょうに楽しみです。
 もうひとつ、春公開の『ロード・オブ・ザ・リング』も予告編やTVでの紹介を観ていて、だんだん期待が募ってきました。
 でも次に観たいのは『オーシャン11』だったりして。

 今日、同行していただいた方からすごくいいものをお借りしました(ふふふ)。新年2日目からなんだか幸せ。この幸せ感がつづいてくれますように。

02.1.1 Tue.  元旦                            23:57
 A HAPPY NEW YEAR 2002! 新しい年の始まりです。
 そして、今日完了するはずのサイトの引っ越しにまだかかっています。なんだか思っていたよりファイル数や素材数が多くて四苦八苦。もう二度と引っ越しはしたくないです。はぁぁぁ。
 今日は弟夫婦と甥が新年の挨拶に実家に来ました。1歳6ヵ月の甥っ子のやたら元気なのにたじたじです。明日は筋肉痛決定(苦笑)。

 さて、今年はどのような年になるのでしょう。明るいニュースが聞ける年でありますように。


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