Dairy for Paranoid

OCTOBER 2001

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01.10.30 Tue.  栗名月                          22:43
 昨日は再びの十五夜だったそうですが、どう見ても満月ではなかったです。今日の方が丸いですね。皓々と光放ち、夜空が明るいです。
 昨日の十五夜は栗名月あるいは豆名月というそうで、登場したのは岩国の豆菓子。両親の旅行土産の“生”菓子で、「今日が賞味期限なの」のひと言で有り難みが半減しましたが(笑)。ノルマを言われてもねぇ…。濃い〜煎茶と一緒にいただきました。でも、最近は舌に残るほどに甘いお菓子は見かけませんね。どれも上品な甘さで、するりといただけるのが嬉しいです。
 
 10月もあと1日になりました。明日は万聖節前夜(Halloween)、11月1日は万聖節(Hallowmas)。聖なる者が降りてくる前に、魔物がどんちゃん騒ぎ。よく出来てますね(笑)。
 古代ケルトの暦では、11月1日は冬の始まりで新年の第一日。10月31日はつまり大晦日。この夜、死者の魂は家に戻り、妖精・悪霊が地中から飛び出し、魔法使いはほうきに乗って、集い騒ぎ大宴会を開くと信じられました。魔から身を守るためには聖なる「かがり火」が有効で、その火をもって畑を駆け回り、野菜や穀物を魔の妖気から守りました。この悪霊除けの火が、お馴染みのかぼちゃ提灯に変わったそうです。(参考:『英語世界の俗信・迷信』大修館書店)

 さっきまで『プロジェクトX』観てました。鑑識の仕事、最近は随分クローズアップされていますが、昔は2次的扱いだったのですね。階層意識の激しい職場で、「犯罪現場にまず足を入れられるのは鑑識」というまでに存在価値を上げた鑑識の皆さんはすごいと思いました。指紋、一発で見分けてしまわれるし。こういうのを見ると、プロはやっぱり違うなぁと感心します。かっこいいですね〜。

01.10.29 Mon.  日曜日のお楽しみ                      7:20
 昨日は雨で、旅行から帰ってきた両親に「あんたが出かける時はいつも雨や(例:奈良)」などと笑われました。いいけどね。いつも愉快なネタで笑わせてもらってるから、たまには笑いを提供するのも子の役目(ふふん)。
 宝塚には、大劇場とファミリーランドの間に「宝塚変身写真館」があります。タカラヅカ歌劇の主人公の衣裳を着て写真を撮るというものなのですが。高校からの友人がヅカファンで、随分前から変身写真を撮りに行く約束をしてたんです。えぇ、面白いことにはメがないもので、行ってきました。さすがに友人お薦めのポンパドゥール夫人はどピンクの衣裳で、ピンクの似合わない私はご辞退申し上げましたが。代わりにマリー・アントワネットに大変身!……似合うよ、私…「ンまぁ!パンがないのならケーキを食べればよろしいじゃないの!」なセリフがばっちり合う!(爆笑) 背景にヴェルサイユ宮殿の鏡の間を選んだので「ヴェルサイユへいらっしゃい!」でもOK!(笑)  楽しかった〜。友人はエリザベートに変身して、なかなか美しかったざます。時間もかからないし、A5判5,000円(税別)なら納得できます。かつらと赤い口紅は借りられますが、メイクサービスはないので化粧直しですむ程度にメイクアップしてお出かけください。…病みつきになりますよん(ふふふ)。
 そのあと手塚治虫記念館へ行きました。貴重な資料揃いでマニアにはたまらないでしょう。シアターでは手塚眞・監督のアニメ映画「都会のブッチ」を上映してました。15分の小品でしたが、きれいに動いてました。ヨーロッパの初期のキネマっぽい動きも面白かったです。目的は今月末までの特別展「妖怪展」だったのですが、これは展示が今ひとつ。でも「錯覚の部屋」という、調度がすべて逆さまに天井に張り付いている部屋はなかなか。そのなかに座ると、だんだん船酔いに似た気分になりました。ホント気持ち悪かったです。

 ついにつ〜い〜に『千と千尋の神隠し』も観ました。前日眠れなかったので、映画館に入った時はすごく眠かったのですが、最後まで夢中になって観ました。しかし、終わった後の友人と私の感想は「これで終わり!?」。ここで終わるの?ホントに?なんか尻切れじゃない!? お好み焼きつつきながら「カオナシって結局なんだったの?」「千尋とハクとどこでどう会う可能性があるわけ?」「ハクはなんで○○を目指したの?」「あの印鑑は何よ!?」と喧々諤々。まぁこうして盛り上がれるのが、この映画のいいところなんですね。ともあれ、鑑賞中はホントわくわくしますから、お勧めです。何より千尋がいいキャラクターでした。個人的チェックは、アニメの『銀河鉄道の夜』(すごく好きでビデオを持っていたのに、空き巣に盗られた)にあった列車の窓からの風景描写によく似たシーン。あぁいう描写に惹かれるので、ほやや〜ん・ DVD出たら買いそうだな(笑)。

01.10.27 Sat.  正体不明の                        23:05
 電話が3件もケイタイに入ってる。それも風呂に入ってたわずかな時間に。どなたさんですか〜? 電話番号表示、出てないからわからない。最近、2分ごとに5回もかけてくる人とか、充分話して通話切ったとたん、また「さっきの話な」とかけてくる人とか、電話の要領の悪い人と仕事してたのですが。前述の方も運が悪いというか、3回もかけてくるなら、そのまま留守番電話に入れてくれればいいのに。3件が別人からなら、よけいに恐い。お風呂タイム以外、今日はケイタイから離れなかったのに〜。
 
 実家に泊まったついでに、トイレ掃除なぞをしてみました。祖母の脚が弱った時、和式便器の上に洋式便座を置きました。以来、結果的に2つの便器を掃除することになるので、本格的な掃除は覚悟決めて(笑)やらないと、なのです。ただ考えごとするにはいいんですね。ということで、トイレを磨きながらにやにや想像笑いするはめになるわけで、窓開けてる時は要注意です。外通る人にびびられてしまいます。右手にトイレブラシ、左手に雑巾、顔には惚けた笑み…(笑)。
 
 明日は宝塚にポンパドゥール夫人に仮装?しに行く予定です。トイレおばさんから華麗なる変身! ついでに手塚治虫記念館で「妖怪展」を観る予定。
 ちょっと腰が痛いので(苦笑)、とっとと寝ます。

01.10.26 Fri.  『コブラ』を                       22:18
 観ています。原作はポーラ・ゴズリングの『逃げるアヒル』(ハヤカワミステリ文庫)。シルベスター・スタローンがこの作品を気に入って脚本も自分で担当した、ということなんですが、あの原作のどこをどうしたらこうなる?という映画です。原作の方は、刑事がヒーローっぽくなくて普通の男ががんばる、って感じなんですけどね。ゴズリングの作品は、心に傷を負い弱っている男、が守る人を得て強くなるというところがポイントなんだけどなぁ。
 '86年の公開時に「ポーラ・ゴズの原作なら観なきゃ」と映画館にいそいそと出かけて、がっくりした映画。今観ると、原作と切り離せば、それなりに面白いじゃん。先入観から解き放たれれば、いろいろ見えてくるものがありますね。
 ポーラ・ゴズリングも好きな作家です。『ゼロの罠』では天文学者、『負け犬のブルース』ではピアニストの男の哀愁が読ませます。『モンキーパズル』『殺意のバックラッシュ』『ブラックウォーター湾の殺人』では、相棒にかわいがられてしまう(笑)ストライカー警部補が大活躍。本格ミステリではなく、ロマン・ハードボイルドというところ。頭の体操より、火曜サスペンス風味がお好きな方はチェックしてみてください。

 奈良からず〜っと頭フル回転状態で(笑)、今日は1日ずきずき頭痛…いや〜ん。難しいお題はしばらく考えないぞ! ちょっとは和むかなと夕食は薬膳鍋にしてみました。スーパーで鍋セットとして売られてるんですね。薬膳ってメジャーなんだ〜(びっくり)。鍋の後は薬膳卵雑炊にしました。おいしかった・幸せ・
  
 さて、いきなりアジア〜な世界に入ってます。バリ島〜懐かしいわぁ。ここにカエルの話が出てくるのだ。なんだか最近、両生類づいてます。

01.10.25 Thu.  BBS内の著作権について                   21:50
 著作権について、ちょっと管理人としての考え方を明らかにしておくべき事態になりました。
 著作権に関する法律は大変に複雑で、また私は法律の専門家ではありませんので、自己流の解釈かもしれないのですが。
 そもそも「著作権法」とは、「作った人」の権利を守る法律だと思います。だから、ある行為により作った人の権利が侵害された時、著作権保有者(遺族・関係者・企業含む)からの訴えがあって初めて「違法」が成立するものと解釈しています。第三者が「違法」を決められるものではないということです。その人から著作権保有者に連絡があり、著作権保有者が「やめれ」と判断した時に「違法」が成立する、そういう性格の法律です。
 当然、違法かどうかの問題以前に、作った人の権利は守られねばなりません。例えば、他人の作品を自分のものであるかのように発表する(複製)、他人の作品から大部分を自分の作品に写し発表する(転載)、サイトのコンテンツとして他人の作品を掲載する(転載/再配信)。前2つは明らかに作った人が得られるはずの正当な評価を侵害しています。ましてや販売するともなれば、金銭的な被害も作った人にかかるわけで、絶対にやってはいけないことです。
 ではサイトはどうか。サイトは基本アクセス無料で、金銭的被害が著作権者にかからないかもしれません。しかし作品がサイトで見られることで、著作権者の収入に影響を及ぼしかねません。またサイトの制作者=作った人と誤解されたら、本来の作り手の仕事にも差し支えるでしょう。
 ものすごく大雑把に書きましたが、つまり著作権者がモノを作るまでに費やした労苦とその成果に対して、正当な権利と利益を守るのが著作権法と考えます。

 今回の問題は、ではBBSはどうよ、ということなのですが。
 BBSは確かにサイトのコンテンツですが、BBSの書き込み内容に著作権物を引用した場合、それが著作者のもつ権利に抵触するかということです。もちろん自作と偽っての引用は論外です。何からの引用なのか明らかにしたうえでが条件です。
 やろうと思えばダウンロード、プリントアウトが出来てしまいます。
 しかし、BBSに書き込むのは著作権法などと縁のない一般の方が多いでしょうし、話のネタに持ち出した引用に法律を適用できるかというのが疑問です。引用のみを目的としたBBSは、それは問題でしょうが。
 BBS内での発言であり、出典がはっきりしている以上、私は目くじら立てるほどのことではないと思ってきました。場合によっては、広く流した方がいい情報もあるとも思ってきました。
 乱文になりましたが、以上が、これまでの「BBSにおける著作権」ついての私の考え方です。
 ただ今回、私の認識の甘さが発端になったかもしれない事態に際し、きちんと専門家にお聞きしようと思います。
 回答が出ましたら、お知らせいたしますね。

01.10.25 Thu.  創作に必要なもの                      0:45  
 封じていた、忘れていた恥ずかしい過去が脳内ビデオにて再生中。とめてよ〜、やめてよ〜。大学時代に漫画同好会にいたこととか、卒業後も同好会の同期メンバーで回覧同人誌作ってたとか、そこまでならいい。ところが、当時描いていた「物語」まで思い出しちゃって、のたうちまわってます(笑)。
 高校の頃は、家で漫画が禁止されてたので「読めないなら自分で描いちゃえ」って、かなりスゴい(苦笑)ストーリーをスケッチブックに鉛筆描きしたうえ、友人間に回覧してました。さすがに大学では、キリで穴あけて青鉛筆で枠罫とトンボ入れた上質紙(この辺に歴史を感じますね)にペン入れしましたけど。
 …な〜んだ、今サイトでやってることとあんまり変わらないやん。あの頃は漫画で、今は文章って違いくらい。「三つ子の魂百まで」ってヤツですか。
 いや、それよりこの記憶、どこから出てきたのだ? 完っ璧に忘れたんじゃなかったのか。脳のどの辺のヒダにいましたかね? 少ないメモリを、こんな記憶に占有させるんじゃない〜。

 漫画…今思い返すだにイタい内容で、画面もイタい(笑←永久封印したので、思い返すしかない)。まぁ、その頃は面白い上手いと思って描いたのだろうけど。でもスケッチブックに3冊、5冊と描いて、とりあえず完結はさせたんですよね。根性と意欲だけはありましたわ。この根性と意欲、今とっても欲しいです。本当に必要な時に枯渇してるって、どうよ…(涙)。

 ということで、何だか狼少年復活のきざし。ハロウィーンものがどうかな?という…。
 3日くらい寝なくても平気、思うままに描き散らし、強引に話を進め、こじつけでもエンドマークを付けていた、あの情熱と体力よ! カムバーック!!

01.10.24 Wed.  カウンター2000突破!                   0:55
 自分が一番びっくりしている気がします。誰かだましてない?みたいな。
掲示板にも書きましたけれど、皆さま、本当にご来訪ありがとうございます(平伏御礼)。
これからもどうぞよろしくおつき合いくださいますよう、お願い申し上げます。
 …誰か、カウンターに細工などなさったんじゃ…(←誰がそんな瑣末なことするかい!)。
ちょうど22日でオープン3ヵ月だったのですが、ニアリーなタイミングでした。
そしてまだ「仮オープン中」だったり(笑)。

01.10.23 Tue.  旅ゆけば                          23:10
 ノリノリで書きました「御詠歌」の話。キリ番ゲッターの満月うさぎ様から、サイトUPの許可をいただき登場です。ちょっと抹香くさくて恐縮ですが(参考に実家から持ち出した『御詠歌萬題』も線香くさかった)、何らかの形で書き留めておきたかった話なので、機会を得られてよかったと思います。御詠歌の詠唱は観音信仰に深く結びついていますが、拙文は宗教の勧めや信心の効用を説いたものではありません。むしろ、深く信仰されている方にはご不快かもしれませんので、ご注意くださいませ。だから、私は半分仏教徒で半分クリスチャンなんだってば。「般若心教」も「主の祈り」も暗記してるよ、自慢だけど(笑)。実家には神棚もばっちり装備だ。おかげで宗教を客観的に見られるので助かってますけどね。

 夕べ、奈良から帰ってきました。2日間、雨が降ったり止んだりで、奈良で天気に恵まれないのは宿命のようです。今回は、奈良の「よいもの」を見る旅になりました。ずっと行きたくて行けなかった薬師寺で平山郁夫画伯の「大唐西域壁画」はじめ特別展「玄奘三蔵と慈恩大師」、唐招提寺の秘仏特別公開、新薬師寺、またお馴染みの春日大社、東大寺、興福寺を巡ってきました。
 今回の奈良行きのテーマは何だったんだろうと考えた時、「あぁ“旅”かな」とふと思いました。「大唐西域壁画」はいわずもがな、唐招提寺は唐僧・鑑真の寺、春日大社の神様は鹿島から勧請され、東大寺の大仏さんは旅の僧・行基や帰化した技師の導きの下に造られ、新薬師寺の十二神将や興福寺の阿修羅はインドの神様。奈良は本当に旅してきたものが多いな、と思ったわけです。こじつけですけどね(笑)。シルクロードの帰着点という意識の作用もあるのでしょう。また、京都のものに比べると、まだまだ異国的な外観の仏像や建物のせいかもしれません。「遠方より来たりて、今ここにある」と、そんな印象をもったわけです。
 奈良にある像や建物の背後に広い世界が見える気がします。それはだだっぴろい土地の使い方や、間の取り方の広さ、巨大な造型など、神仏の広大無辺さを実際に表現してみせた、1300年前の人々の真摯さが見せるものかもしれないと思います。
 
 人にとっての「神聖」とは何でしょう。機会があったので考えたのですが。私にとっての神聖は「人の真摯さ」だなと思い至りました。中島みゆきの「地上の星」の歌詞、「地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる」は言いえて妙です。“地上にある星”、掴むものが遠くても、それを掴もうと目指す人の真心に私は惹かれるのだな、とまぁ今回の奈良は何だか自分と向き合うハメにもなったりして、やれやれです。ついでに「神聖」とは、人様に押しつけるものではないと反省。つまり自己の価値基準の根っこであるわけで、「人それぞれ」でなくてはならないものなんですね。こんなふうに、何だかんだと頭使ったおかげで、疲れちゃった(笑)。
 旅するとは、こういうことなのでしょう。

 今日、ステキなものが届きました。『夢の果て』紹介(感想)文への返しをいただいたのです。
私にとってサイトの文章は趣味ですから、力を抜いて書いてます。文章修行の意味もあります。<旅話>の小咄サイズで、構想・作文1日、HTML化・読みなおし1日、全工程8時間くらいです。<趣味話>は下調べが必要なので、思いついてからのべ3日というところ。最短記録は『走る!大空港』。怒りのパワー全開で(笑)、5時間でUPまで行っちゃってます。怒らせると早いらしいですよ(苦笑)。
 白状しましょう。『夢の果て』はなんと3週間かかっています(笑)。ホント、感想文苦手なんですって。それも一度書いた文章を総ボツにしてます。つまり、遊びなんだけど、かなりマジ入ってる文章なんです。「それで、あんなもん!?」って言われちゃおしまいですが。そんなわけで、あれに反応いただけると、何より嬉しかったりするわけです。ありがとうございます・

01.10.21 Sun.  リクエスト                         7:12 
 一昨日からキリ番500のリクエスト文「御詠歌と私」を書いてました。そしたら、すっかりハマってしまって止まらない。やはり私はウンチク披露が好きなんですな。前々からそうじゃないかとは思ってたのですが。昨夜中にお送りするつもりが、まだ手許にあるあたり、あわわ。これからHTML文書に書き換えると、奈良の集合に間に合わない〜私のばか〜! ということで、発送23日決定です。>満月うさぎさま
 
 昨日はボディマッサージに行ってきました。また肩に大きなグリが発生。けっこうイイ音がするんで、先生と一緒に笑っちゃいました。マッサージの効果か、体温低下も止まったようです。今朝は少しぬくいせいもあるかな? 私も着込んでるし(笑)。
 体温35度切るといいましても、34.9度か34.8度ってところなんですが。この0.1、0.2の差がきついんですね。いやもう動けないったら。ちょうど、いきなり寒くなると石の上で硬直しちゃうカエルのような。昔から変温動物扱いされてましたけど、そうか、オオサンショウウオに親近感があるのもソノせいか(←えぇと…突っ込めない)。でも外見は恒温動物だから、冬眠許してもらえないんだ、ちぇ。

 弟が深夜、突然帰ってきました。なぜ実家(明石)へ帰ってきたかというと、出張先(東京)から戻ってきたら、遅すぎて研修の宿泊地(六甲山上)への交通手段がなく、そのうえ自宅(大阪)の鍵を忘れたそうな。嫁さんは弟が夜いない時は自分の実家へ行ってるという。何だかイロイロに見捨てられたモンだな。
 東京土産の話になり「こ○ぱんクッキーを前に買ったことがある」と弟。「なんで東京まで行って、○げぱんなんよ?」「顔が息子に似てるから」「あぁ、なるほど」と即答してしまった私は、悪い伯母でしょうか。ごめん、甥っこ(1歳5ヵ月)。でも…似てるよ。

01.10.19 Fri.  SA-MU-I                          7:25
 寒いですね〜。昨日の朝もかなり寒かったですが、今朝はいちだんと冷え込んでいます。血の巡りの悪い人間は、手がかじかんでキーボードも満足に打てません。打ち間違えてばっかり。今年は冬が早いという噂が本当なのか。それともこれが平年の気温で、最近までが暑すぎたのか。何にせよ、寒い。納屋の屋根でネコが寝てますが、よくまぁそんな鉄板の上で眠れるものだと感心。冷えない?

 最近気づいたこと。なんだかクモが多い。あっちにもこっちにも、いつもなら巣なんか見ないところまで、網が張られてます。本体はひょろりと華奢で、薄い黄色と黒のしましまをよく見かけます。あと小さくてぴょこぴょこ跳ねる黒いヤツ。「毛虫大量発生の年」「セミ大量発生の年」「トンボ大量発生の年」などは大体4年周期で来ますが(オリンピックか!?)、「クモ大量発生」なんて知らなかったなぁ〜。これも何か環境の歪みなのか、私がきちんと掃除してないからなのか(ふふん)。

 バイオ・ハザード・テロだの、アフガン空爆だの、世の中殺伐としていても、きらめかんばかりの朝ですよ。今日は秋晴れのよい1日(予定)。地球というのは面白い星だね〜と宇宙人な気分です。だって今の体温、多分35度切ってるから…。体温低いと宇宙人な気分になるのは、私だけではあるまい。

01.10.18 Thu.  オオサンショウウオ                     6:46
 仕事やらサイト関係やらでオファーが続き、ちょっと「人気者〜」な気分で悦にいっています。滅多にないことだから、もうちょっと幸せでいさせて(笑)。どうせすぐ、現実が寄せてくるもん。例えば、どんなにお仕事受けたくても身体はひとつしかない、とか。どうして重なる時に重なるんだろう(泣)。「プリーズ“満遍なく”」

 昨夜、知り合いと電話で話していて、私はオオサンショウウオが(も)好きなんだと気づきました。オオウナギ(九州)VSオオサンショウウオ(岡山)の闘いだったのですが、オオウナギは見たくないけど、オオサンショウウオは何度見てもかあいい・ 目とか足とか尻尾とか。なんでこんなに好きなんだろうと考えていたら、どうやらルーツは和田慎二の『銀色の髪の亜里沙』。またコミックがらみですかい。一体何冊コミック読んでたんだ、昔? 好きなものが多いって、人生楽しいですよね〜(遠い目)。

 12時過ぎにいつものようにサイトを徘徊したあと、うっかり寝てしまって起きたの今。やっぱり雨とは相性極々悪いです。でも台風通過で、奈良は無事っぽいかな。

01.10.17 Wed.  ノートン先生                        1:54
 私にかかると宝の持ち腐れ〜なソフトがボロボロ出てくるわけですが、ノートン先生もその一つ。Norton SystemWorks、久しぶりに走らせました(をいをい)。Disk Doctorの診断では何やらいっぱい問題出来! いちいち読んでたら目が回ったので、「すべて修復」ボタン押しまくり〜。AntiVirus関係は問題なし。Nimdaもクリア。やっぱり林檎には影響なしですか。今回のメイン作業はSpeed Diskで「最適化」…これが時間かかるですよ。見ていると面白いですけどね。仕事と仕事の狭間にいる時でないとできない作業です。
 年末にお金が入ったら(笑)、メモリも買ってあげるよ、ソフィア。どうせ父希望のノートPC買いに日本橋へ行くしな。それまでは頑張って働いておくれ。

 よく降る雨ですね。昼からずうっと同じ調子で降っている。ついでに台風も来そう!? 21、22日に奈良へ行くのですが、また鬼門現象ですか〜。私が奈良へ出かけると嵐にブチ当る…そろそろ冗談ですまなくなってます。や〜め〜て〜よ〜(心からの叫び)。

 実家から中○川銘菓「栗きんとん」をもらいました。嬉しいです。ありがたいです。自分では甘味を買いませんから、たまにこうして食せるのは脳のためにもいい感じです。
ただ一つお聞きしたいのは、なぜいつもびみょ〜に賞味期限が過ぎてるんでしょう、お母さま?
答:お祖母ちゃんが「もうちょっと置いといて」と言ったから。
お祖母ちゃんは in 御仏壇でしょうが。仏壇に供えたまま忘れていたと正直に仰ってください、お母さま。何だか愉快だ、この血が私にも入ってるかと思うと…ふふふ。

01.10.16 Tue.  たまには…                          2:00
 公約を守らないと狼少年になってしまうと思い、更新がんばってみました(←当たり前だろう)。で、「やったあ!」と小躍りしながらUPしてみたら、16分ほど今日になっていました。ちょっと悔しいです。いえ、それだけ。

 メモリ増設より、デスクトップの整理整頓が先だろうとちょっと片付けてみました。動作がマシな気がします。やはりお片付けは大切。ついでにノートン先生もかけたいのですが、あれ、時間かかるからなぁ。でもやっておかないとヤバいよなぁ。む〜。
 PCのデスクトップが片付いたわりに、リアル世界のデスクの上が惨状を呈しています。なんかずーっと人生にお片付けが付きまとっているようでヤだ。散らかるえんとろぴと片付けるえんとろぴは、部屋の中で常に綱引き状態になってるのね、ふ〜ん。

01.10.15 Mon.  まぁ、いいのかな                       4:28
 昨日のニュースで、アフガンに落とされた米国の救援物資を、住民たちが拾っている姿が報道されました。草も生えていない赤茶色の泥地に、ドライフルーツの鮮やかな黄色い袋がいっぱい落ちていました。色彩が印象的な光景でした。女性も少年たちも兵士たちも拾ってロバやトラックに乗せて運びだしていました。うん、喜ばれて有意義に使われているなら、プロパガンダでも何でもいいやね。
 ようやくこんな映像も日本に入電するようになったわけで。今の時代は「情報」が入らなければ、何も判断できないのだなと思いました。いや、当り前なんですが。情報で心情を左右されるのが、弱いな〜自分と思ったわけです。仕方ないか、情報次第の商売しているからね(微苦笑)。
 
 部屋の窓の正面にオリオン座が輝いています。冬の星座が登場してきましたね。月が暗いせいか、星々が輝くというより煌めいています。空気もキンと冴えた冷たさで、季節の移ろいを感じます。10月も真中になりました。今年もあと2ヵ月半。早いですねぇ。

01.10.14 Sun.  日本にもついに…                       3:18
 NYの地下鉄の車内広告。車両のカベの広告枠すべてに、女性の写真がずらっと並べられた横長のものが貼ってありました。トップには「Do you know who these women are?」どの彼女も美人さんばかりです。セミロングの金髪に青い目の彼女はスチュワーデス? あの黒人のキリっとした目の女性はモデルさんっぽい? あの優し気なプエルトリコ系の彼女は新進の女優かな? 「誰?」というわりには見知った顔がないし…これは高級クラブかなんかの広告? 電話番号の色が蛍光ピンクだったり、全体の色使いもピンクや赤でハデハデしかったので、そう結論しました。つついと視線をボトムに走らせると「They're victims of DV.」(彼女たちはDomestic Violence(配偶者による家庭内暴力)の犠牲者です)。「あぁ…」思わず溜息が出てしまいました。
 日本でもようやくDVに対する法律ができました。親による子どもの虐待、配偶者(婚約者)による妻への暴力。近年、これまで「家の中の出来事」として見過ごされてきたことが、法律でしっかり取り締まられようになりました。ようやく家庭面で先進国の足先ひとつ分ほど仲間入りができましたね。それでも虐待される妻を保護する機関がないのが問題です。昔は「駆け込み寺」なるものがあり、そこに入れば誰の妻でもないNobodyになることができました。この法律がどう実質化されていくのか、見守りたいところです。

 昨日付けの朝日新聞に「アフガンで撃ち落とされたサンタクロース」の風刺絵が載っていました。サンタの周りにはプレゼントが散らばり、上空にはステルスが舞って爆弾を投下していました。最初の空爆の際、爆弾を落とすと同時に食糧を投下したと聞いて、どこまで米国はこれを「正義」と主張するつもりだと頭が痛くなりました。偽善にもほどがあるでしょうが。「食べられないもの」をそんな怪しい状況で落としても、プロパガンダ以外の何ものでもないやね(あ、プロパガンダが目的か)。
 日本は日本で、“終戦後”は「地雷を片づける作業を日本が引き受けることで、アフガン新政府への影響力を確保」(だったかな? 聞いた瞬間、青筋が立ったので定かではない)云々言ってる輩がいるし。「アフガンに入っちゃったら危ないから、海上支援に限定する」。1週間から話し合ってまだソコでもめてるわけね。
 どうも関わってる連中すべてが何か戦争ごっこでもしているような感じがします。本気なのはアフガンの難民だけ。タリバンも、ふざけるなパキスタンも、米国も英国も、ノーベル平和賞おめでとう国連もどこか何かシリアスではない気がします。テレビをもたず、写真入りの新聞もなく、情報不毛地帯といわれるアフガンの現状がわからないのも焦燥感を煽ります。この“戦争”は、湾岸戦争やコソボ紛争と違って、ものすごく気持ち悪いです。
 
 日本の狂牛病もついに自殺者を出したよ。「疑い」の段階で新聞・報道特大ヘッドライン! 精肉店や畜産業に携わる人の危機感を本当に理解していれば、決してできないことだがのう。WTCテロの直後に「喜ぶパレスチナ」を報道したバカ共と同じレベルだ、貴様ら。「風評被害で困る畜産農家」…どの口でそんな報道ができるんだ、マスコミ本局! 地元の産業と深く繋がってる地方局がめちゃめちゃ困ってるやん。
 …あ、いかん、どんどん怒りがエスカレート。この辺りにしておこう。

 昨日は風に吹かれながら、三ノ宮界隈をふらふらしてました。久方ぶりにPCタウンを覗いたり、古本屋をあさったり、目的もなくぶらぶらしました。で、疲れてさっきまで爆睡。起きたとたんに、なんだか怒りをぶちまけている自分がわからない…。どうしちゃったの?
 ちなみに私、ステルス機は大好きなのです。戦闘機としてよくできている。B1も好きだったけど、ステルスはできた時からファン。飛んでる空がアフガンでさえなかったら、試験飛行の姿だったらよかったのに。空飛ぶものは何でも好き、虫以外はね。『エリア88』も『ファントム無頼』もファンでしたさ(弟のものを我がものにする姉(笑))。『空の上のアレン』も好きよ。今欲しいのは例の週刊だか月刊だかのコレクターなシリーズの「スピットファイア」の模型付き雑誌だ。950円…迷うな〜。

01.10.11 Thu.  ハーボット GRAND OPEN!                  2:05
 ハーボット・システムが正式にスタートしました。ミラー坊もなんだか動作がキビキビと、妙なモノも部屋に現れるようになりました。カウンターがゾロメだと拍手してくれるのは知ってるのですが。他に気づかれましたこと、よければ掲示板などで教えてくださいませ。24時間見ているわけではないので、どんな挙動不審なことをしているのか、よく知らないのです。私にはけっこう素直ですが、皆さんにちゃんと愛想よくしていますか?

 さてたて続けの新作更新ですが、私的には改稿の「新人編集日記」です。キリ番100用に書いたリクエスト文章ですが、強力な後押しをいただきまして、この度サイトにお目見えとなりました。オリジナルとは随分変えましたけどね(でも、中身は一緒かぁ)。これは“フィクション”つまり絵空事ですから、くれぐれも「あ、これ○○編集部だ!」なんて間違った見当をつけたりしないように。よろしいですね。

 ココとも非常に因縁の深い某所で著作権問題が出てるそうです。ココと非常に因縁の深いサイト様から得た情報なのですが。フリーサーバー所有者がサーバー・コンテンツとして、アップロードされたサイトの著作権を行使する。どういう場合が考えられるかな? 例えば『EZ-WEBガイド』みたいな本を作る際に、あるいは雑誌などで、サイトを管理者に無断で紹介する。くらいかな、許容範囲は。
 本気でサーバー内のソフトや文書を再配信・転載・二次使用するなら、「サーバーにアップロードした時点で、著作権行使をフリーサーバー所有者に許諾したことを認める」っつっても、最初の著作権保持者に無断ではできないはずだがのう。
 まぁ、ウチで困るのは素材関係だね。頼むから再配信・転載・二次使用はやめとくれ。私の文章や写真は、私一人の不覚ですむけどさ。ま、他の権利が絡みそうなのは、そっちのサーバーにはUPしとらんから。
 どこまでの範囲で「著作権」を宣言しているのかが見えないので判断に困ります。他のサイトでも「してはダメなこと」の範囲が曖昧なところ多いです。せっかくガイドラインを設けるなら、誤解のないように書いてほしいもの。今回の場合も「ガイドライン」の日本語が曖昧です。これはわざとそうしているのだろうけど。
 さて、引っ越すのもしんどいから、しばらく成りゆきをみるかな。

 7:50 後で見てみたら、新しく「著作権に関してのQ&A」が設けられていました。読むかぎりでは問題なしです。紛糾しそうだったから慌てたな(笑)。とりあえずはよし、と。

01.10.10 Wed.  ごめんなさい。                       1:35
 自分の書いた文章は“拙文”とへりくだるのですが、礼儀を無視しても“拙い文”をUPしてしまいました。どうもね、やはりクリアできてませんね。それでも、私の「好きなんです」という思いが伝わればいいのですが。
 『夢の果て』、読みたいと思われましたら「復刊ドットコム」へご投票ください。票が100名分集まりましたら、「復刊ドットコム」のスタッフが復刊に向けて出版社などに働きかけてくれるというシステムです。
 もうこのことしか考えられないので、イロイロは知らなかったことにする。空爆でやっぱり一般市民に犠牲者が出たこととか、アメリカ・フロリダ州で炭疽菌が出た話とか。生物兵器テロ…やめてよ。
 今日はおやすみなさい。

01.10.8 Mon.  "On my order,                        23:15
 U.S. Military has begun strikes." ついに始まりました。「私の命令の下に」と宣っていますが、最終的には、アフガニスタン、パキスタン、インドと因縁の深い“米国のご実家”英国にすがってどうにか協力を取りつけた形となりました。国連も結局認めなかったし。
 攻撃の被害がどれくらい出ているのか、それによってテロリストへの効果はあったのか、が情報として入ってないので、今はまだ何も言えませんが。それにしてもパキスタンのタリバン派が「打倒!アメリカ。イスラム万歳!」を言うわりに、アフガニスタンの住民は「これで内戦が終わるなら、米国の攻撃も容認する」態度。何が本当に必要で大切なことなのか、しっかり見極めることが求められる“戦い”です。
 明日には、この度の攻撃が何をやったのか、見えてくるでしょうか。

 それにしても私は「感想」が苦手です。本やコミック、映画の感想はほん苦手。う〜ん、これでも昔は書評担当だったのですが。読書感想文で全国区のトロフィーをもらったこともあるのですが(っていつの時代の話や…笑)。文章より以前、頭の中で煮詰まってぐっつぐつぅ。…だから、今日の更新はムリとなりました。すみません(泣)。

01.10.7 Sun.  『反乱のボヤージュ』を                    23:53
 観ていました。昨日の前編は眠り病のおかげで観なかったのですが。後編だけではやはり理解しにくかったですね。というより、この作品が言いたかったことを、私は理解できてないぞって引っかかりがあります。まぁ、岡田准一君の演技を久方ぶりに堪能できたからよし、と。彼のタメの演技が独特だなぁと思います。目を引くくらいに“作って”るんだけど、くどくない。あれは妙技だなぁ。『D×D』の時からアクター・岡田のファンなんです、実は(笑)。
 演技にも文章にも大切なのは流れと間です。リズムといってもいいかも。文章でもこれが悪いと、固い文章になるか、理解不能の文章になるか、眠い文章になるか。とにかく読みにくくなります。拙文「Steal, Stole, Stolen」は、眠い文章の代表(笑)。改稿しましたがまだ眠い。もう一回くらい手直ししなきゃダメですね(溜息)。

 昨日は『耳をすませば』のLDを引っ張りだして観ました。「カントリー・ロード」のセッションで、天沢君が引くヴァイオリンの音が好きなんですよ。特にチューニングの第1音が、背筋にクるんですね。久しぶりに観たら、LDに傷が入っていてショックでした。まぁ観れないことはないのですが、あるシーンだけ止まってしまう(泣)。気をつけていたつもりだったんですが、やはり形あるものは壊れる運命ってことですか…(溜息)。

 美味しそうな忘年会のお誘いをいただきました。福井でカニ〜・フグ〜・ また楽しい出会いもありそうで、今年はやっぱり出会い運づいている!?

01.10.6 Sat.  またぞろ…                          4:00
 眠り病にかかっています。ヤバいなぁ。なんでこうも眠いのか。やることはイロイロイロイロあるんだぁぁぁ! この連休中になんとか、ヘンな時間に眠くなるクセを直さないと、社会生活に問題をきたすぞ。
 一昨日の天気予報で、昨日は雨が予想されていました。納屋猫も顔を洗っていましたし、あの蒸し暑さじゃ、絶対雨が降ると思われました。自然の水やりを期待して、一昨日、父は車で片道1時間の家庭菜園へ行き、レタスを苗床に植えてきました。しかし昨日は晴れ。すっかりアテがはずれた父は、気象庁にレタスの苗の損害賠償を請求するなどと口走っています(笑)。
 最近、天気予報が当りませんね。一時期はいい確率で当っていたのですが。やはり「女心と秋の空」ってヤツですか(笑)。ついでに、この妙な蒸し暑さも気持ち悪いです。どこか、何かのタガがきしんでいるような…。

01.10.5 Fri.  更新                             6:17
 きり番100のリクエスト文を書いたり、「たぬきばやし」ならぬ「たぬきばなし」を書いたり、眠い文章が気になっていた「Steal, Stole, Stolen」を改稿したり、なんだか勤勉にサイト関係やってます。「日記」も珍しく毎日書いておる(笑)。できる時にやっておかないと、なんですが。そのわりに「大物」が進まない。がくり。
 きり番100リクは、私がねむろ様にお願いして門外不出(笑)にしていただきました。このサイトにもUPしません。もしかしたら、ねむろ様にお勧めいただいたように、改稿してUPするかもですが。インサイド暴露話…どうしよう、うむむむ。
 「たぬきばなし」が好評で嬉しいのですが、それだけ更新お待たせしちゃったかなと、ちょっとえへへ。「大物」さえ上がれば、次は「ブレナム・パレス」、きり番500のリクエスト文、きり番777のリクエスト文、『スリーピー・ホロー』inハロウィン・ネタと書くことは決まってるんですけどね。…と宣言しておかないとヤラないからなぁ(苦笑)。さて、どこまでがウソで、どこまでがホントか、10月末日をお楽しみに。

 1500も越えてしまいましたねぇ。最近、ストレス解消に自分の文章を読みふけっていたので(意味不明…笑)、カウンタの回りが早かったのは私のせい。でも、それだけではないですね。どうもありがとうございます・m^_^m。

01.10.4 Thu.  いよいよ…                          7:26
 切迫した事態になってきました>アメ・アフ情勢。日本の立場ってそれでよろしいんでしょうか? 何のために血税を援助として注いできたのか。そういった立場から国際社会にモノ申すことができない無能な官吏は全員、自衛隊の代わりにアフガンに行ってくれませんかね。そしてこの事態にも、ビンラーディンについて冗談みたいな報道をしているマスコミ。ホンマに甘い国だな。またゾロ国外脱出したくなるじゃないか(←いや、それは逃げだろうよ)。
 狂牛病についても全く危機意識なかったんですね、日本の官吏。英国で2度目の狂牛病パニックが起こったとき、オックスフォードにいました。下宿の奥さんから「うちは牛肉いっさいお料理に使ってないから、安心して食べてね。あと、外で食べるときは絶対ビーフは食べちゃダメよ」と何度も言われました。朝食の席に顔を出すと「昨日も3人、酪農家が首を吊ったわ。ひどいことだわ」と教えてくれたり。それほどの大パニックだったわけです。
 EUが使わなくなった肉骨粉入り飼料を輸入しつづけてたって、そりゃ禁煙運動の盛んな米国から日本にどんどんタバコが輸入されてるのと同じですな。あぁ、どこぞの血液製剤もそうだっけ〜? 何をどう考えて、自国を危機に陥らせるのか。危機管理の甘さを訴えられたら、また税金で賠償するんですな。歴代官吏全員のこれまでの給料で払ってくれない?
 なんて、またまたやってるぞ、不用意発言。ちょっとTVを見過ぎちゃいましたね。別に危機感を煽るつもりはないですが、この国どうなっていくのか、ちょっくら心配な一市民でした、マル。

01.10.3 Wed.  お月見                            3:45
 母の話では、夕べの22時49分が“ホントの満月”なんだそうで。なんじゃそりゃ。夕べは十六夜じゃないんですか?
 真円の月にフレアのような後光が皓々と輝いています。昔の人はこの輝きに仏の後光を見たのでしょうか。月に踊るうさぎも、心なしかいつもより陽気に見えます。
 中秋の名月、昔は秋一番の収穫物・小芋(サトイモの子)を供えたそうで、「芋月」というのだとか。次の十五夜は栗を供えて「栗月」。なぜ、いきなりウンチク披露かと申しますと、母が「きぬかつぎ」という名月期間限定(笑)のお饅頭を買ってきたからです。いただくまでの説明が長いったら(笑)。「きぬかつぎ(衣被ぎ)」とは、平安時代、女性が外出する時などに頭の上から衣をかぶった姿、転じて小芋の料理の一種(皮付きのままゆでて食べる)。お饅頭はご丁寧に小芋の格好をしていました。凝っている。説明なくしては意味不明のお菓子です。上品な甘さで、美味しくいただきました。
 実家の門扉のそばの金木犀が満開。ご町内の金木犀も一斉に開いて、濃緑にオレンジの小花のポイントがかわいいですね。木のそばで香るのもよし。ほのかな香りが風にのって部屋に漂いくるのも、またよし。萩の白い花も見事に咲いています。秋、ですねぇ。

01.10.2 Mon.  なにわ流?なんぱ技                      1:53
 人生おもろいことがあるよなPart.2。Part.1の「不思議な出会い」とは全く次元が違うんですが。
 昨日、大阪の南森町を午前11時ごろにてってけ歩いてました。ある会社とエージェント契約をするためです。
 何やら背後から「あの〜」と声がします。呼ばれてるのは私か?道でも聞きたいのか?と振り向けば、30歳くらいのサラリーマン風男性が上目づかいで顔色うかがうような表情で寄ってきます。「あの〜会社、この近くなんですか?」「はぁっ!?」いきなり何だ、こいつ。あ、職場がこの辺りか確かめて、道を聞くつもりなのかな?とまだ道にこだわる私(笑)。「いえ、会社の面接に来たんです」何を正直に…いえ、いきなりでしたから、ちょっとウロたえたんです。「お時間ありましたら、どこかでお話しませんか?」「…?」う〜ん、完全に虚をつかれることなんて、滅多にないんスがね。お話?お話?何のお話〜?いや、問題はお話の内容じゃなく、これは噂に聞く“なんぱ”っちゅうヤツですかい!?
 けっこう聞いてはいました。「道歩いてたらさぁ、なんかサラリーマン風の男が声かけてきてん」なんてね。出入りしていた会社の、身長160cmくらいで、かわいくて、スタイルも性格も素敵なお嬢さんたちが、お昼休みにそんな話題でよく盛り上がってました。そりゃ、私でさえナンパしたくなるようなお嬢さんたちです。ちょいと声をかけたくなる気持ちはわかりますよ〜果敢な男性諸君(笑)。
 でもこれは何かの勧誘かもしれんぞ。それより時間がないわい。とこの間、10秒。傍目には速攻「あ、急いでますので」「ご用が終わられたあとでいいんです。お待ちしてますから」はぁぁぁ?「すみませんけど」+片手でお断りポーズ。訪問先の地図を片手に、歩く速度も高速ギアチェンジ、アクセル全開。私は歩くの速いです。日本で一番歩く速度が速い大阪人もぶっちぎるくらい速いです(笑)。
 おかげさまで、目的のビルに予定の8分も前に着いてしまいました。エントランスを入って、エレベーターボタンを押して振り向いたら、ヤツがエントランスを入ってくるところ。うん、予感はしてたけどね。1階に着いてドアを開くエレベーター。地図で階を調べるふりしてエレベーターに乗らずにいたら、寄ってくる寄ってくる。「あの、本当にこちらにご用なんですか?」いいセリフじゃねぇか。「はぁっ!?」と一喝、横目で睨んだら、「あ、すみません」と引き下がりました。そのままエレベーターに乗って目的地へ。
 1時間後、話をすませて、ビルを出て、まずは左右確認。姿は見えませんが、油断はできません。そう思わせるものがあったわけです。てってけ歩いて地下鉄駅への階段を降りますと、背後から横に並んでくる影。ほ〜ら来た来た。「先ほどはすみませんでした。あの、お茶でも。ちょっとの時間でいいんで…」う〜ん、根性があると見ればいいのか。それだけ必死なの?でも何に?「悪いですけど、やめてください!」
 まぁ、出会いなんてつくるものですよ。アクションを起こさなければ、何も始まりません。でもこれってどうでしょ?
 昔、「高校の同窓の○○ですけど、アルバム見ていて懐かしくなってお電話してみました。ちょっとお話しませんか?」と言われ、まぁ昔話に花を咲かすのも楽しいんでない?と会ったことがあります(女性ですよ)。で、延々、近況と称して保険の勧誘をされました。「夫が交通事故に遭いましてね」「え、大変じゃないですか」「もう、一時はICUに詰めて、夜もつきっきりで」「それは…(けっこう沈痛)。で、今はお具合いかがなんですか」「えぇ、やっと松葉杖から解放されて、会社にも行けるようになったんです。保険に入っていて助かったんですよ。○日で○○万円。おかげで生活にも困らずに何とか過ごせたんです。人生、何があるかわかりませんもの」あの時感じた釈然としないものを、彼からも感じたのでした。
 男性たるもの、ナンパはぜひスマートに。相手を疑って、行き先確認はナンセンス。どうぞ、思わずふらっとついていきたくなるようなテクでお誘いくださいませ・
 でもって、こんな文章書くのに1時間もかかってる私もどうよ、って感じですね(笑)。

01.10.1 Mon.  ご自愛ください                        3:43
 仕事しながらN○Kアーカイブス『ドキュメンタリー/がん宣告』(1981)を見ていました。
 身の回りに、同世代(30代半ばから40代前半)の方々の病気関係の話題をよく聞くようになりました。高校時代の同級生に膠原病の方がいます。元同僚に先天性の喘息の方、若年性アルツハイマーの方、精神耗弱の方がいます。あと風邪で入院して3日後に急死したカメラマン。それから取材仲間で飲み友だちが再生不良性貧血。最近では40歳の出産で亡くなられた方。もう若くないということなのか、他に原因があるのか。クライアントとの打ち合せも、先方の「今、高血圧で…」という話題から始まったり。
 番組を見ながら、そんなことを考えていました。人の命とはなんと危ういものだろうと思います。最近では手紙やメールに「ご自愛ください」としか書けなくなっている自分に気づきます。昔は「お仕事がんばって!」なんて書いていましたが、「がんばって」という言葉が使えなくなっています。病気ではなくても、皆さん、身体を駆使して命ぎりぎりまでがんばっておられるわけで。今さらなんですよね、「がんばって」なんて。
 阪神大震災の被害に遭われた方が「がんばれ、がんばれ言われるけど、もうギリギリまでがんばっとるんや。これ以上、どうがんばれ言うねん」とおっしゃっられるのを聞いて、「それもそうだな」と思ったことがあります。そこからの延長で、今がんばってない人なんておらんよな、と。うん、約1名別にしてね(笑)。
 暗いご時世がそう思わせるのか。とにかく人様に「がんばって」とは言えなくなった今日この頃。せめて自分で自分を大切にしてくださいませ、愛してくださいませ、と「ご自愛くださいませ」。こんなことしか言えないというのも何やら情けないですね。
 ということで、10月の日記はえらい暗く始まりましたな。どんどん明るくなると…いいねぇ。


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